ダイヤ改正で2年ぶりに定期列車として復活した「北斗」
特急列車 - 2020年03月23日 (月)
3月14日ダイヤ改正から、札幌~函館間の定期特急列車は、従来の「スーパー北斗」から「北斗」に名称が変わりました。車種統一によって「スーパー」と区別する必要がなくなったからです。
臨時列車として「北斗」は繁忙期や3連休で運行されてきましたが、定期列車としては、2018年3月ダイヤ改正を前に姿を消しており、2年ぶりの復活となりました。




臨時列車としても使用していたため、最新且つ「北斗」の主要形式であるキハ261系1000番台にもヘッドマークが用意されています。幕式、LED式ともに臨時列車で確認されているので、もう見慣れている方も多いと思います。
車両は函館運輸所(函ハコ)の車両を使用します。同所にはヘッドマークがLEDではない5次車も一部在籍しているので、「おおぞら」や「とかち」と同様、2種類のヘッドマークを確認することができます。
3往復の定期運用で始まったキハ261系も気づけばキハ183系やキハ281系の一部を置き換えて、今や9往復も設定されるようになりました。すっかり札幌~函館間の主要形式になりましたね。

12往復中3往復はキハ281系が引き続き活躍しています。充当列車は函館方面は特急「北斗2号」、特急「北斗14号」、特急「北斗16号」です。札幌方面は特急「北斗5号」、特急「北斗7号」、特急「北斗21号」です。
1994年の営業運転開始から「スーパー北斗」として使用されてきた札幌~函館間の大御所の車両です。一時期、運用変更等で「北斗」に充当された時期もありましたが、今年のダイヤ改正まで「スーパー北斗」として26年にわたって使用されてきました。
札幌~函館間の最速達列車こそキハ281系ですが、数年後に引退が予定されており、「北斗」で活躍する期間はほんの数年になりそうです。



停車駅で最後尾から尾灯とともに撮影していると、本当に「スーパー北斗」がなくなったんだぁ~っていう寂しさを感じます。道外の鉄道ファンからも人気が高く、特に道内のちびっ子鉄には、「スーパー北斗」というのは憧れの存在だと思います。管理者もその触発されたうちの1人で、いつかは「スーパー北斗」に乗りたいことを夢見ていました。
その憧れの列車がなくなってしまうことは、やはり残念でなりません。
スーパー北斗。
名前からしてカッコよかったですよね。決して同じ車両でも、「北斗」と聞くと、管理者はそれに乗って函館に行きたい欲が薄れてしまいます。管理者にとっても残念でならないダイヤ改正でした。


2年ぶりに復活したわけですが、2年前はキハ183系によって運行されていました。現在は車両は「オホーツク」・「大雪」に転用されて活躍を続けています。
名称は2年前と同じになりましたが、車両はグレードアップしており、快適性は向上したと思います。ハイデッカーグリーン車にこだわる方もいらっしゃいますが、そうした特殊な設備を除けば、2年前と比べて格段に良くなっていると思います。
あとは所要時間がもっと短縮されれば、もっと良い列車になるんですけどね。
1週間かけて撮影した写真を紹介しましたが、本日から新型コロナウィルスに伴う利用減少によって減車措置が実施されます。ということは、写真で紹介してきたこれらの編成が、本日の一部の列車から見られなくなります。
札幌~函館間については、まず4月5日(日)まで自由席車両が1両減車され、4月6日(月)から指定席車両も1両減少し、加えて2往復で計画運休を実施します。インバウンド需要を重きを置く北海道にとって、新型コロナウィルスの影響が大きく出ています。
今のところ、ゴールデンウィーク輸送期間前までの計画ですが、影響次第では計画が長引くことも予想されます。また、ゴールデンウィーク輸送期間中の増結や臨時列車の運行の取り止めの可能性もあるでしょう。
たとえ事態が終息したとしても、利用を取り戻すまでは相当の時間を要すると思います。「北斗」の所定の編成もしばらく見られなくなりそうです。
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臨時列車として「北斗」は繁忙期や3連休で運行されてきましたが、定期列車としては、2018年3月ダイヤ改正を前に姿を消しており、2年ぶりの復活となりました。




臨時列車としても使用していたため、最新且つ「北斗」の主要形式であるキハ261系1000番台にもヘッドマークが用意されています。幕式、LED式ともに臨時列車で確認されているので、もう見慣れている方も多いと思います。
車両は函館運輸所(函ハコ)の車両を使用します。同所にはヘッドマークがLEDではない5次車も一部在籍しているので、「おおぞら」や「とかち」と同様、2種類のヘッドマークを確認することができます。
3往復の定期運用で始まったキハ261系も気づけばキハ183系やキハ281系の一部を置き換えて、今や9往復も設定されるようになりました。すっかり札幌~函館間の主要形式になりましたね。

12往復中3往復はキハ281系が引き続き活躍しています。充当列車は函館方面は特急「北斗2号」、特急「北斗14号」、特急「北斗16号」です。札幌方面は特急「北斗5号」、特急「北斗7号」、特急「北斗21号」です。
1994年の営業運転開始から「スーパー北斗」として使用されてきた札幌~函館間の大御所の車両です。一時期、運用変更等で「北斗」に充当された時期もありましたが、今年のダイヤ改正まで「スーパー北斗」として26年にわたって使用されてきました。
札幌~函館間の最速達列車こそキハ281系ですが、数年後に引退が予定されており、「北斗」で活躍する期間はほんの数年になりそうです。



停車駅で最後尾から尾灯とともに撮影していると、本当に「スーパー北斗」がなくなったんだぁ~っていう寂しさを感じます。道外の鉄道ファンからも人気が高く、特に道内のちびっ子鉄には、「スーパー北斗」というのは憧れの存在だと思います。管理者もその触発されたうちの1人で、いつかは「スーパー北斗」に乗りたいことを夢見ていました。
その憧れの列車がなくなってしまうことは、やはり残念でなりません。
スーパー北斗。
名前からしてカッコよかったですよね。決して同じ車両でも、「北斗」と聞くと、管理者はそれに乗って函館に行きたい欲が薄れてしまいます。管理者にとっても残念でならないダイヤ改正でした。


2年ぶりに復活したわけですが、2年前はキハ183系によって運行されていました。現在は車両は「オホーツク」・「大雪」に転用されて活躍を続けています。
名称は2年前と同じになりましたが、車両はグレードアップしており、快適性は向上したと思います。ハイデッカーグリーン車にこだわる方もいらっしゃいますが、そうした特殊な設備を除けば、2年前と比べて格段に良くなっていると思います。
あとは所要時間がもっと短縮されれば、もっと良い列車になるんですけどね。
1週間かけて撮影した写真を紹介しましたが、本日から新型コロナウィルスに伴う利用減少によって減車措置が実施されます。ということは、写真で紹介してきたこれらの編成が、本日の一部の列車から見られなくなります。
札幌~函館間については、まず4月5日(日)まで自由席車両が1両減車され、4月6日(月)から指定席車両も1両減少し、加えて2往復で計画運休を実施します。インバウンド需要を重きを置く北海道にとって、新型コロナウィルスの影響が大きく出ています。
今のところ、ゴールデンウィーク輸送期間前までの計画ですが、影響次第では計画が長引くことも予想されます。また、ゴールデンウィーク輸送期間中の増結や臨時列車の運行の取り止めの可能性もあるでしょう。
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