ヨンマル入場券のキャンペーンの締切迫る!!
きっぷ - 2020年03月30日 (月)
JR北海道では、主要駅を中心に「北の40(ヨンマル)記念入場券」が発売されています。

いわゆる、以前発売されていた「わがまちご当地入場券」の後継のようなきっぷです。実はキャンペーンを実施しており、そのキャンペーン第1弾の「北の復刻 40(ヨンマル)リクエスト」の期限が3月31日に迫りました。
その内容とは・・・

キハ40形気動車1両の外装を塗り替えて運行するというものです。過去に全てのデザインがキハ40形気動車で採用されていたわけではありませんが、北海道で活躍した気動車の外装ふうにアレンジしたデザインが6種類用意されました。
(1)がキハ82気動車ふうです。かつて「おおぞら」や「北斗」、「おおとり」、「オホーツク」など、キハ183系と同様に道内各地で活躍した車両です。過去にコメントをいただきましたが、やはり同車も過酷な条件下で使用していたこともあり、老朽・劣化の進行が激しかったようですね。
(2)がキハ56気動車ふうです。こちらも北海道のローカル線で大活躍しました。中には、キハ53形500番台に改造された車両も存在し、まもなく廃止になる札沼線末端区間や深名線を中心に活躍しました。本州ではキハ58をメインに改造したのに対し、北海道ではキハ56が選ばれました。理由は急勾配路線を走行することや、積雪時の排雪抵抗を減らすため、出力が大きい車両を選ばざるを得なかったようです。
(3)がキハ22一般型気動車ふうです。北海道では橙色一色で活躍していたイメージがあります。旧広尾線の幸福駅にも静態保存されていますよね。どちらかというと、この塗装はあまり北海道では縁がないのかな、と思います。昔の資料を引っ張り出してきてもあまり出てこないんですよね。
(4)がキハ183系特急気動車ふうです。新特急色と呼ばれ、国鉄末期からJR化後にかけてキハ183系が似たような塗装で運行されていました。後にとかち色やHET色に塗装変更され、消滅してしまいます。キハ40形気動車など、ローカル気動車での採用例がないので、発想は面白いと思いますが、6種類の中から1種類を選ぶとしたら、復刻塗装でも何でもないので、順位は低くなると思います。
(5)が快速「ミッドナイト」ふうです。この塗装はくつろぎの名称があるようです。北海道のジョイフルトレインで検索すると、同車も出てきますよ。管理者も主に、札幌~函館間の夜行快速「ミッドナイト」のイメージが強い塗装です。キハ40形気動車で採用された塗装ではありませんが、北海道らしさが表現されている塗装の1つです。
(6)がキハ400宗谷線急行気動車ふうです。復刻という意味では、この塗装が一番近いという印象です。キハ400は元々キハ40からの改造車です。宗谷本線の優等列車が特急化されると、キハ400はキハ40へ再改造されて学園都市線用に転用されました。キハ40形気動車の1両を復刻塗装するという意味では、歴史的な背景としても納得のいく塗装だと思います。
管理者としては(5)か(6)に決まるのではないかと思っていますが、果たしてどうなるかわかりません。復刻塗装は今年の秋以降に登場する予定です。
記事容量の関係で今回はここまでにしますが、近々コラム記事で「北の40(ヨンマル)記念入場券」を取り上げたいと思います。取り上げる理由としては、前回の「わがまちご当地入場券」での反省点が「北の40(ヨンマル)記念入場券」に反映されていると思います。あくまで沿線自治体のご機嫌取りのような商品でしたから、「北の40(ヨンマル)記念入場券」のような形で最初から発売してくれた方が良かったと思います。
復刻塗装が実施される車両は1両で、しかもどの車両で実施されるのかもわからない状態です。1両しかないので、配置場所によって活躍するエリアも絞られてきます。函館、苗穂、苫小牧、旭川、釧路に1両ずつ復刻塗装車を配置しても良かった気がします。今回のキャンペーンは第1弾なので、第2弾・・・とあるはずです。次回以降のキャンペーン内容がどうなるか、それも楽しみですね。
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いわゆる、以前発売されていた「わがまちご当地入場券」の後継のようなきっぷです。実はキャンペーンを実施しており、そのキャンペーン第1弾の「北の復刻 40(ヨンマル)リクエスト」の期限が3月31日に迫りました。
その内容とは・・・

キハ40形気動車1両の外装を塗り替えて運行するというものです。過去に全てのデザインがキハ40形気動車で採用されていたわけではありませんが、北海道で活躍した気動車の外装ふうにアレンジしたデザインが6種類用意されました。
(1)がキハ82気動車ふうです。かつて「おおぞら」や「北斗」、「おおとり」、「オホーツク」など、キハ183系と同様に道内各地で活躍した車両です。過去にコメントをいただきましたが、やはり同車も過酷な条件下で使用していたこともあり、老朽・劣化の進行が激しかったようですね。
(2)がキハ56気動車ふうです。こちらも北海道のローカル線で大活躍しました。中には、キハ53形500番台に改造された車両も存在し、まもなく廃止になる札沼線末端区間や深名線を中心に活躍しました。本州ではキハ58をメインに改造したのに対し、北海道ではキハ56が選ばれました。理由は急勾配路線を走行することや、積雪時の排雪抵抗を減らすため、出力が大きい車両を選ばざるを得なかったようです。
(3)がキハ22一般型気動車ふうです。北海道では橙色一色で活躍していたイメージがあります。旧広尾線の幸福駅にも静態保存されていますよね。どちらかというと、この塗装はあまり北海道では縁がないのかな、と思います。昔の資料を引っ張り出してきてもあまり出てこないんですよね。
(4)がキハ183系特急気動車ふうです。新特急色と呼ばれ、国鉄末期からJR化後にかけてキハ183系が似たような塗装で運行されていました。後にとかち色やHET色に塗装変更され、消滅してしまいます。キハ40形気動車など、ローカル気動車での採用例がないので、発想は面白いと思いますが、6種類の中から1種類を選ぶとしたら、復刻塗装でも何でもないので、順位は低くなると思います。
(5)が快速「ミッドナイト」ふうです。この塗装はくつろぎの名称があるようです。北海道のジョイフルトレインで検索すると、同車も出てきますよ。管理者も主に、札幌~函館間の夜行快速「ミッドナイト」のイメージが強い塗装です。キハ40形気動車で採用された塗装ではありませんが、北海道らしさが表現されている塗装の1つです。
(6)がキハ400宗谷線急行気動車ふうです。復刻という意味では、この塗装が一番近いという印象です。キハ400は元々キハ40からの改造車です。宗谷本線の優等列車が特急化されると、キハ400はキハ40へ再改造されて学園都市線用に転用されました。キハ40形気動車の1両を復刻塗装するという意味では、歴史的な背景としても納得のいく塗装だと思います。
管理者としては(5)か(6)に決まるのではないかと思っていますが、果たしてどうなるかわかりません。復刻塗装は今年の秋以降に登場する予定です。
記事容量の関係で今回はここまでにしますが、近々コラム記事で「北の40(ヨンマル)記念入場券」を取り上げたいと思います。取り上げる理由としては、前回の「わがまちご当地入場券」での反省点が「北の40(ヨンマル)記念入場券」に反映されていると思います。あくまで沿線自治体のご機嫌取りのような商品でしたから、「北の40(ヨンマル)記念入場券」のような形で最初から発売してくれた方が良かったと思います。
復刻塗装が実施される車両は1両で、しかもどの車両で実施されるのかもわからない状態です。1両しかないので、配置場所によって活躍するエリアも絞られてきます。函館、苗穂、苫小牧、旭川、釧路に1両ずつ復刻塗装車を配置しても良かった気がします。今回のキャンペーンは第1弾なので、第2弾・・・とあるはずです。次回以降のキャンペーン内容がどうなるか、それも楽しみですね。
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