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道の駅「あびらD51ステーション」のキハ183系スラントノーズ車が冬囲いを終える

先日、道の駅「あびらD51ステーション」に行ってきました。



週末はとても混んでいます。併設する追分機関区も4月から一般公開を再開しているので、そうした理由もあるかもしれません。新型コロナウィルスの影響で自粛ムードが漂う中、元気に営業していました。







キハ183系スラントノーズ車についてですが、ブルーシートの冬囲いが終わり、今シーズンの展示が始まりました。この日は運転台の一般公開はやっていませんでした。新型コロナウィルスの影響で実施することができない状況かもしれませんね。





冬季の様子はこのような感じです。併設する追分機関区の中に入ることもできないので、道の駅の中でも一年の利用の変動が激しいと思います。冬季は見どころは特になく、施設内でパンや地元の特産品が売られているぐらいです。

先日、岩見沢に展示している711系について紹介しました。こちらについては、冬季もブルーシートで覆うことなく、屋根も設置されないまま展示されています。その結果、車体がひどく傷み、赤電車とは程遠い姿になってしまっています。ブルーシートで覆うキハ183系とは対応がえらい違いですよね。

711系がブルーシートで覆わない理由について、上幌の田園の四季の風景の中で、現役時代の姿を見られるようにあえて屋根を設置せず、加えて冬季でもブルーシートで車両を冬囲いすることなく置かれていると思います。補修に大変な手間と時間を要することは理解できますが、一年中ほぼ補修状態の様子では、果たして保存する価値があるかどうか?そして、クラウドファンディングで支援した方々がその姿を望んでいたのか?このあたりが焦点となってきます。

車両の状態をみると、補修に時間を要することや、作業に手が回っていない状況は明らかなので、現役時代の姿を四季を通じて我々に見られるようにする方法そのものを変えるべきです。つまりは、キハ183系スラントノーズ車のように車体の劣化が激しくなる冬季は、車両をブルーシートで冬囲いすべきだと管理者は考えます。

先日の711系について、SNSを含めてコメントをいただいていますが、別に補修にこだわる必要はないのです。補修する手間を省けるように日頃から車体を劣化させない方法を検討すべきです。クラウドファンディングで支援していただいたお金の一部は補修費用にも充てられていました。現状のままで保存を続けると、いずれ費用が枯渇し、補修することができなくなる可能性もあります。

そうならないためにも、保存の仕方を変える必要があります。補修にこだわるのではなく、補修する機会をなるべく減らせるように、北海道の厳しい気候から車体を守る対策を実施した方がよっぽど合理的です。

そういった意味では、キハ183系スラントノーズ車の保存は、現時点で北海道で車両を保存するうえでの最良の方法だと思います。

車体が綺麗だったので、冬囲い終了後に一度細かい補修や洗車を実施したのかもしれません。まだ展示を始めてから1年が経過していませんが、これが4年、5年と経過したら711系のように無残な姿になってしまうのか、その対応が気になります。

安平町に輸送されてきてまだまもない時期から確認していませんでしたが、凄く綺麗な状態でまた再開できて良かったです。運転台の見学してみたいところですが、昨今の状況では今年は無理かもしれませんね。

併設する追分機関区も見学が可能なので、ぜひ行ってみてくださいね。











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