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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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札沼線・北海道医療大学~新十津川間の営業運転が終了

北海道が新型コロナウィルスに関する「緊急事態宣言」の対象地域に指定されたことを受け、昨日急遽、本日の新十津川発の5426Dを最終営業列車とする措置がとられ、北海道医療大学~新十津川間の鉄道営業が終了しました。

新型コロナウィルスの影響による致し方ない措置ですが、このような措置をとらなければ、感染拡大のリスクは大きかったことでしょう。今回は迅速な対応でした。

迅速な対応ができた背景として、札沼線の末端区間廃止に伴う代替バスが4月から営業運転を開始しており、代替輸送が可能な状況であったことから、今回の思い切った判断が可能だったと思われます。代替バスの運行開始が前倒しされたことに賛否両論ありましたが、こうした迅速な判断ができたことを考えれば、バスの運行開始時期は適していたと言えるでしょう。

一昨日発表された運転計画では、4月24日(金)で定期運行を最後にするとともに、沿線町民向けのさよなら運転を27日(月)に実施する予定でした。加えて、今後の状況次第では、最終運行を繰り上げる旨も記載されていました。

一昨日の時点で今回のような不測の事態を想定したマニュアルも別に用意されていたのでしょう。そうでなければ、北海道で緊急事態宣言が発令された後、数時間で翌日の新十津川駅発の列車を最終列車とする対応がすぐにできるとは思いません。

驚くのはその発表されたタイミングです。昨日20時頃唐突に発表されました。これよりも数時間前に発表されれば、飛行機の予約に間に合い、本州方面からの来道もギリギリ可能ですが、20時頃発表となれば、基本的には本州方面からは来道することが難しくなります。航空機の最終便に間に合わない時間帯に発表するという、綿密な計画のもとで本日の最終営業が実施されたと思います。

その甲斐あってか、最終列車の利用は2両編成で1両あたり平均75名と、大混雑状態にはなりませんでした。自粛を呼びかけても結局は人が集まってしまいます。以降はコロナウィルスにかかろうが、かからまいが、それはあくまで自己責任です。

営業運転は終了してしまいましたが、正式な鉄道営業の廃止は5月6日です。翌7日以降から施設の撤去等が始まると思われ、それまでの期間は一部で立ち入り禁止になる箇所もあるかもしれませんが、駅舎などは集団感染のリスクが低い中で最後に見られる機会が得られるかもしれません。







写真を何枚か掲載しておきますね。

最後に、道もJR北海道も今回の新型コロナウィルス関係の対応について、迅速さが際立ちました。特に北海道独自で緊急事態宣言を最初に発令したことや、特急列車の減便・減車措置も北海道がほぼ先駆けて実施していたと思います。今回のような緊急事態の際も迅速な対応ができた両者には、一道民として感謝しかありません。

道民で本当に良かったと昨今はつくづく感じます。











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コメント
9288: by 匿名希望 on 2020/04/18 at 06:11:15

私もこの判断は良かったと思います。あのまま本来の最終日まで迎えてたら、コロナもそうですがマナーを守らない鉄道ファンが寄っていたでしょう。中には駅の備品を勝手に持っていって転売する人もいたかもしれません。

話は変わりますが、国内でラストランが前倒しになったことは今までありました?私が知らないだけなのかもしれないですが、聞いたことない気がします。

9298: by 管理人 on 2020/04/19 at 22:43:30

>>「匿名希望」さん、コメントありがとうございます。

昨今の状況では、先日の急な判断は仕方なかったと思います。それ以降、北海道でも20人以上が連日感染者を出していますから、今となっては妥当な判断でした。

ラストランが前倒しになった例は管理者でも思いつきません。なかなかないと思いますよ。

9302:札沼線よさらば by シニアパートナー on 2020/04/20 at 16:23:23 (コメント編集)

HTBが報道機関として最終運行の様子をyoutubeにアップしていますね。この動画をしみじみ見ながら、小生もお別れしました。

いつも昔話になり恐縮ですが
1972年3月に父に連れられて札沼線全線の通し乗りをしました。新十津川から先が間もなく廃止になるからでした。当時の時刻表を紐解くと、札幌10:42(625D)石狩沼田14:13とあります。可笑しかったのは札幌発車時4両編成でしたが、2両のキハ22が石狩当別で切り離し、浦臼でキハ21が切り離されていき、通しの車両はキハ12という年代モノの単行で田舎?になるほど古い車両が使われることでした。キハ12は車内が狭いうえクッションが薄くて疲れた記憶が残っています。札幌への帰途、石狩沼田から深川までのキハ22が急行列車のように思えました。

札沼線という名称も、そのうち忘れ去られていくのでしょうね。

9307: by 管理人 on 2020/04/24 at 01:06:35

>>「シニアパートナー」さん、コメントありがとうございます。

札沼線は歴史を辿らないと名称がまずわかりませんよね。沼田まで通っていたことも、やはり小学生の頃にネットで調べてわかりました。

沼田まで通っていた頃はもちろん管理者はこの世にいません。Twitterなんかを見ていると、つい先日まで札沼線ブームが到来し、過去の写真も流れていました。現在とはまるで異なり、新十津川駅も2線あったり、札幌市内の区間も非電化で閑散としていた現在とはまるで違う雰囲気に驚いた次第です。詳しく調べていませんが、石狩月形以北は晩年は1列車しか入線できませんでしたが、主要な駅では交換設備を有し、沿線も末端区間は今よりも賑やかだったと思います。

末端区間は国道275号線と並行しており、もはや鉄道の機能としてはほぼ終了していました。にも関わらず、バスを廃止して鉄道を無理やり残して現在まで残ったわけですが、不採算路線として残す理由はなくなり、最終的には鉄路を廃止せざるを得なくなりました。

4月から代替バスの運行も始まり、これが定期運行を早めることができた理由の1つだと思います。いずれにしても、今回の対応は最善だったと思います。関係者様に感謝しかないです。

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