来週から苗穂工場でヨンマルの解体が始まるか
気動車 - 2020年04月26日 (日)
まず最初に、たくさんコメントをいただいていますが、実はfc2の方でセキュリティが強化された関係で、本人確認がとれず、前回の記事更新以降、ブログの管理画面を開けない状況にありました。
2日かけてようやく解決できましたので、再び更新を再開させていきます。本日の20時以降、順次コメントを返していきますのでよろしくお願いします。
さて、先週はキハ183系の解体が実施されていましたが、この週末になると、苗穂工場の解体線付近には、新たにキハ40形気動車の姿がありました。


2両が確認され、そのうち1両が「キハ40-827」と確認できます。旭川運転所(旭アサ)所属のタイフォンカバーレス仕様の車両です。情報を探していると、4月20日に「キハ40-826」とともに苗穂工場に入場したようで、もう1両が同車ではないでしょうか?
車番は800番となっていますが、700番台に部類される車両です。北海道のヨンマルでは、一番ベーシックな番台区分だと思います。
従来の100番台にワンマン運転対応工事を施行したのが700番台です。ほかにも、車両によって小変更が実施されていますが、当記事では割愛させていただきます。
旭川運転所(旭アサ)所属車や釧路運輸車両所(釧クシ)所属車を中心に、写真のようにタイフォンカバーを撤去した車両もあります。
タイフォンカバーを撤去している理由は、どうやらタイフォンの開閉部分から雨水や雪などが侵入し、車体が腐食・劣化するのを防止することが目的のようです。
また、運転所の近隣住民への配慮等の理由もあります。キハ261系0番台は、旭川運転所に出入りするようになる2017年3月ダイヤ改正を前に、こうした理由から電子ホーンが設置されるようになりました。キハ40形気動車についても、車体腐食の理由のほか、こうした理由があると考えられます。
700番台をベースに、長期使用を想定して延命化を図ったのが1700番台です。機関換装や変速機の換装、床材の張り替え等が実施されており、その内容は大がかりなものです。700番台については、延命化を実施しておらず、機関も登場時の従来のもののままで使用されている車両も多いため、冬季を中心に積雪による出力不足が問題視されていたことから、苗穂運転所(札ナホ)に新たにH100形が配置されたことで、従来車を転配し、老朽・劣化の激しいキハ40形気動車が置き換えられているようです。
今回解体線で確認したのは旭川運転所(旭アサ)配置だった車両です。ダイヤ改正を機に、札幌から旭川方面の始発列車である923Dに苗穂運転所(札ナホ)に所属していたキハ150形0番台がほぼ連日のように連結されていたことから、旭川運転所(旭アサ)へ転用され、それに伴ってキハ40形気動車の一部が置き換えられているのではないかと予想しています。
これに伴い、旭川~北見間の特別快速「きたみ」もキハ150形気動車で運行されているようで、管理者も早く見てみたいです。
延命化を実施していない700番台でも、タイフォンカバーレス仕様については、タイフォンカバーを設置している車両よりも長く活躍すると思われていましたが、残念ながら、そうした車両よりも早く廃車・解体の運命を辿る車両もありそうです。
よくよく考えてみると、旭川や釧路に所属する車両は特に北海道の中でも過酷な条件下で使用されるため、そうした車両から置き換えられるとすれば納得がいきます。延命化を実施している1700番台を除いた車両については、H100形投入とともに、既存車両の転配も含め、この先そう長い活躍は見込めないかもしれませんね。
クレーン車が停まっていることと、その付近にキハ40形気動車が留置されているので、週明けから解体作業が始まると予想します。特急気動車のみならず、一般型気動車についても、北海道は大きく変わっていきそうです。
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2日かけてようやく解決できましたので、再び更新を再開させていきます。本日の20時以降、順次コメントを返していきますのでよろしくお願いします。
さて、先週はキハ183系の解体が実施されていましたが、この週末になると、苗穂工場の解体線付近には、新たにキハ40形気動車の姿がありました。


2両が確認され、そのうち1両が「キハ40-827」と確認できます。旭川運転所(旭アサ)所属のタイフォンカバーレス仕様の車両です。情報を探していると、4月20日に「キハ40-826」とともに苗穂工場に入場したようで、もう1両が同車ではないでしょうか?
車番は800番となっていますが、700番台に部類される車両です。北海道のヨンマルでは、一番ベーシックな番台区分だと思います。
従来の100番台にワンマン運転対応工事を施行したのが700番台です。ほかにも、車両によって小変更が実施されていますが、当記事では割愛させていただきます。
旭川運転所(旭アサ)所属車や釧路運輸車両所(釧クシ)所属車を中心に、写真のようにタイフォンカバーを撤去した車両もあります。
タイフォンカバーを撤去している理由は、どうやらタイフォンの開閉部分から雨水や雪などが侵入し、車体が腐食・劣化するのを防止することが目的のようです。
また、運転所の近隣住民への配慮等の理由もあります。キハ261系0番台は、旭川運転所に出入りするようになる2017年3月ダイヤ改正を前に、こうした理由から電子ホーンが設置されるようになりました。キハ40形気動車についても、車体腐食の理由のほか、こうした理由があると考えられます。
700番台をベースに、長期使用を想定して延命化を図ったのが1700番台です。機関換装や変速機の換装、床材の張り替え等が実施されており、その内容は大がかりなものです。700番台については、延命化を実施しておらず、機関も登場時の従来のもののままで使用されている車両も多いため、冬季を中心に積雪による出力不足が問題視されていたことから、苗穂運転所(札ナホ)に新たにH100形が配置されたことで、従来車を転配し、老朽・劣化の激しいキハ40形気動車が置き換えられているようです。
今回解体線で確認したのは旭川運転所(旭アサ)配置だった車両です。ダイヤ改正を機に、札幌から旭川方面の始発列車である923Dに苗穂運転所(札ナホ)に所属していたキハ150形0番台がほぼ連日のように連結されていたことから、旭川運転所(旭アサ)へ転用され、それに伴ってキハ40形気動車の一部が置き換えられているのではないかと予想しています。
これに伴い、旭川~北見間の特別快速「きたみ」もキハ150形気動車で運行されているようで、管理者も早く見てみたいです。
延命化を実施していない700番台でも、タイフォンカバーレス仕様については、タイフォンカバーを設置している車両よりも長く活躍すると思われていましたが、残念ながら、そうした車両よりも早く廃車・解体の運命を辿る車両もありそうです。
よくよく考えてみると、旭川や釧路に所属する車両は特に北海道の中でも過酷な条件下で使用されるため、そうした車両から置き換えられるとすれば納得がいきます。延命化を実施している1700番台を除いた車両については、H100形投入とともに、既存車両の転配も含め、この先そう長い活躍は見込めないかもしれませんね。
クレーン車が停まっていることと、その付近にキハ40形気動車が留置されているので、週明けから解体作業が始まると予想します。特急気動車のみならず、一般型気動車についても、北海道は大きく変わっていきそうです。
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