夕張支線廃止から1年が経過した今
その他あれこれ - 2020年04月29日 (水)
昨年3月31日をもって石勝線の夕張支線が廃止されました。
廃止から1年が経過したわけですが、先日廃止から1年を経過した様子を確認してきました。

まずは旧沼ノ沢駅。
現役時代からレストランが併設されています。レストランは今でも健在で、駅舎の右側半分が使用できない状態は変わりませんでした。
レストランが営業を続けている以上、建物そのものも解体するのが難しいはずです。旧沼ノ沢駅については、しばらく残りそうですね。

夕張高校前にある高校前通り踏切から新夕張方を撮影しました。踏切自体は既に撤去されていますが、レールはまだ残っていました。
反対側は南清水沢駅までレールが撤去されて更地になり・・・




旧沼ノ沢~旧南清水沢間には夕張市拠点複合施設りすたが設けられました。道路も新たに設けられ、その前後については、レールが既に撤去され、更地になっていました。場所でいうと、ホーマックニコット夕張店のあたりです。

旧南清水沢駅も駅舎は残っています。4月1日より、そば天国村としてそば屋として駅舎を再活用しているようです。
店主や夕張の南部地区で25年ほど前から「松乃家 そば天国 夕張店」と民宿を営んでいたようですが、食道がんを患ったのを機に、2年前に店を閉めてしまったようです。
そして体調が回復したのと同時に、夕張市拠点複合施設りすたが近くに設けられることで将来性があると判断し、JR北海道から駅舎を安価で借りてオープンしました。

旧南清水沢駅から沼ノ沢方についても、レールが撤去されて更地に。


旧南清水沢駅ホームもそのまま残されていますが、残ったレールは錆びが進行していました。


次に、旧清水沢駅付近にあった西川通り踏切だった場所で撮影しました。こちらもレールは残されたままです。



旧清水沢駅も駅舎やホームは解体されずに残され、レールもまだ撤去されていませんでした。


続いて旧鹿ノ谷駅へ。
こちらも駅舎はそのまま残されており、レールもまだ残されたままでした。

そして、管理者も撮影することが多かった鹿ノ谷~夕張間にあったファッション踏切跡地。踏切は撤去されていますが、こちらもレールが残ったままでした。



最後は旧夕張駅舎とホーム、その周辺の様子です。こちらも現役時代のまま残っていました。
廃線になった割には、使用されていない駅舎は解体されず、レールの撤去も一部区間のみに留まっています。撤去作業を実施しない理由は不明ですが、よくイタズラされずに残っていたなと思いました。廃線前のように、人で溢れかえっている様子はなく、車もまばらで、人も歩いていない本来の寂しい夕張になっていました。昨今は特に新型コロナウィルスによる影響もあると思います。マウントレースイも休業中で、旧夕張駅も併設する喫茶店しか入れないようになっていました。
そこまで乗車する回数は多くありませんでしたが、小学生の頃にマウントレースイにスキーをしに行き、並行する道路から車に乗りながら、列車とすれ違うのを楽しみにしていたり、ゲレンデの途中から夕張駅へ入線する列車の様子をみたり、入線とともに警笛を鳴らす瞬間が今でも記憶に残っています。その頃はまだ本数も多かったので、スキーを楽しんでいる最中に3本、4本程度は確認できたと思います。
特に道路を走りながら、初めて鹿ノ谷駅の様子を眺めた際の記憶は今でも思い出されます。小高い場所にある不思議で暗そうな駅で、札幌圏ではそうした駅はありませんから、その独特な雰囲気に衝撃を受け、いつかは行ってみたいと思い、それが昨年ようやく実現したわけです。鹿ノ谷駅の上からも撮影することができ、駅舎も確認することができたので、管理者としては最後に様子を見に行けて満足しています。
なので、夕張支線については、管理者としては少なからず思い出のある路線です。札沼線はコロナの影響や特段思い出のある路線ではなかったので、有名スポットからの撮影だけで終わりましたが、夕張支線については、ちょうどドライブコースとしても丁度良く、日高方面や岩見沢方面、追分方面などの各方面へ抜け出ることができるので、今後もドライブ等の際に夕張を訪れることがある際は、夕張支線の様子についてチェックしてみたいと思います。
そういえば、夕張支線のラストの様子をまだ紹介しきれていなかったので、今回再度取り上げたのを機に後日紹介したいと思います。
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廃止から1年が経過したわけですが、先日廃止から1年を経過した様子を確認してきました。

まずは旧沼ノ沢駅。
現役時代からレストランが併設されています。レストランは今でも健在で、駅舎の右側半分が使用できない状態は変わりませんでした。
レストランが営業を続けている以上、建物そのものも解体するのが難しいはずです。旧沼ノ沢駅については、しばらく残りそうですね。

夕張高校前にある高校前通り踏切から新夕張方を撮影しました。踏切自体は既に撤去されていますが、レールはまだ残っていました。
反対側は南清水沢駅までレールが撤去されて更地になり・・・




旧沼ノ沢~旧南清水沢間には夕張市拠点複合施設りすたが設けられました。道路も新たに設けられ、その前後については、レールが既に撤去され、更地になっていました。場所でいうと、ホーマックニコット夕張店のあたりです。

旧南清水沢駅も駅舎は残っています。4月1日より、そば天国村としてそば屋として駅舎を再活用しているようです。
店主や夕張の南部地区で25年ほど前から「松乃家 そば天国 夕張店」と民宿を営んでいたようですが、食道がんを患ったのを機に、2年前に店を閉めてしまったようです。
そして体調が回復したのと同時に、夕張市拠点複合施設りすたが近くに設けられることで将来性があると判断し、JR北海道から駅舎を安価で借りてオープンしました。

旧南清水沢駅から沼ノ沢方についても、レールが撤去されて更地に。


旧南清水沢駅ホームもそのまま残されていますが、残ったレールは錆びが進行していました。


次に、旧清水沢駅付近にあった西川通り踏切だった場所で撮影しました。こちらもレールは残されたままです。



旧清水沢駅も駅舎やホームは解体されずに残され、レールもまだ撤去されていませんでした。


続いて旧鹿ノ谷駅へ。
こちらも駅舎はそのまま残されており、レールもまだ残されたままでした。

そして、管理者も撮影することが多かった鹿ノ谷~夕張間にあったファッション踏切跡地。踏切は撤去されていますが、こちらもレールが残ったままでした。



最後は旧夕張駅舎とホーム、その周辺の様子です。こちらも現役時代のまま残っていました。
廃線になった割には、使用されていない駅舎は解体されず、レールの撤去も一部区間のみに留まっています。撤去作業を実施しない理由は不明ですが、よくイタズラされずに残っていたなと思いました。廃線前のように、人で溢れかえっている様子はなく、車もまばらで、人も歩いていない本来の寂しい夕張になっていました。昨今は特に新型コロナウィルスによる影響もあると思います。マウントレースイも休業中で、旧夕張駅も併設する喫茶店しか入れないようになっていました。
そこまで乗車する回数は多くありませんでしたが、小学生の頃にマウントレースイにスキーをしに行き、並行する道路から車に乗りながら、列車とすれ違うのを楽しみにしていたり、ゲレンデの途中から夕張駅へ入線する列車の様子をみたり、入線とともに警笛を鳴らす瞬間が今でも記憶に残っています。その頃はまだ本数も多かったので、スキーを楽しんでいる最中に3本、4本程度は確認できたと思います。
特に道路を走りながら、初めて鹿ノ谷駅の様子を眺めた際の記憶は今でも思い出されます。小高い場所にある不思議で暗そうな駅で、札幌圏ではそうした駅はありませんから、その独特な雰囲気に衝撃を受け、いつかは行ってみたいと思い、それが昨年ようやく実現したわけです。鹿ノ谷駅の上からも撮影することができ、駅舎も確認することができたので、管理者としては最後に様子を見に行けて満足しています。
なので、夕張支線については、管理者としては少なからず思い出のある路線です。札沼線はコロナの影響や特段思い出のある路線ではなかったので、有名スポットからの撮影だけで終わりましたが、夕張支線については、ちょうどドライブコースとしても丁度良く、日高方面や岩見沢方面、追分方面などの各方面へ抜け出ることができるので、今後もドライブ等の際に夕張を訪れることがある際は、夕張支線の様子についてチェックしてみたいと思います。
そういえば、夕張支線のラストの様子をまだ紹介しきれていなかったので、今回再度取り上げたのを機に後日紹介したいと思います。
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