新型コロナの影響で夏季の「フラノラベンダーエクスプレス」1往復、「ふらの・びえい号」、「ライラック旭山動物園号」の運転が取り止めへ
臨時列車 - 2020年05月24日 (日)
一昨日、夏季の臨時列車や今後の定期列車や、快速列車、普通列車の運行についてアナウンスされましたが、その中で、夏季に設定されていた臨時列車の一部の運転が取り止めになっています。
以下の順に記載していきます。
・「フラノラベンダーエクスプレス3号」・「フラノラベンダーエクスプレス2号」の1往復


夏季になると、富良野方面には多くの臨時列車が設定されますが、近年は2往復設定されていた「フラノラベンダーエクスプレス」のうち、1往復の運転が取り止めになりました。
実は、今年も2往復設定されるという点について疑問があり、写真のクリスタルエクスプレスが昨年で引退してしまったことで、使用できるリゾート気動車はノースレインボーエクスプレスのみとなっていました。今年度は新型コロナウィルスの影響で、運行されたとしても1往復の運転になるため、ノースレインボーエクスプレスのみで対応することができそうです。
果たして、通常どおり運行されることになっていた場合、もう1往復の充当車両が一体何だったのか逆に気になってしまいます。
しかし、残りの1往復も7月から9月いっぱいにかけて指定席の発売を見合わせていることから、場合によっては今シーズンは運行されない可能性もあります。日に日に感染者が減り、終息に向かいつつありますが、人との接触が多くなる夏のイベントは相次いで中止となっており、現時点で指定席の発売が見合わせとなっている列車も、後々多くの列車で運休が発生しそうです。
・「ふらの・びえい号」


旭川~富良野間で「富良野・美瑛ノロッコ号」の一部列車の救済臨として設定されていたのが「ふらの・びえい号」でした。2018年度夏季から運行され、昨年度も設定されましたが、新型コロナウィルスの影響で、今年度の運転は取り止めとなってしまいました。
車両はキハ183系による3両編成でした。普段は入線しない富良野線や富良野駅にキハ183系が入線することで注目度の高い列車でした。また、特急車両ながら、一昨年は快速列車、昨年は普通列車の扱いで設定されたため、乗車券のみで乗車できるおトクな列車でした。
ノロッコ号の20分後あたりに設定され、繁忙期で混雑するノロッコ号に乗車できない方のために設定されました。しかし今年は、新型コロナウィルスの影響で利用が落ち込むことが予想されるため、こうした救済臨の必要性もなくなるため、運行取り止めとなりました。
次第に引退時期が迫っているキハ183系だけに、こうした運行取り止めは非常に残念ですね。
・特急「ライラック旭山動物園号」


特急「ライラック5号」と特急「ライラック38号」のダイヤを用い、夏季や冬季の週末を中心に特急「ライラック旭山動物園号」として運行していますが、残念ながら、今年の夏は運転取り止めが決まりました。
とはいえ、ほかの2つの臨時列車とは異なり、同時刻に特急「ライラック5号」が設定されます。特急「ライラック38号」については、当面の間運休としていることから、定期列車も設定されない状況が続きます。
定期列車との違いは、グリーン車が設定されず、その代わりにグリーン車が記念撮影スペースとして動物の着ぐるみを着たスタッフとの記念撮影ができます。
こちらは、789系0番台が現役な限りは運行を続ける列車だと思われ、今年の夏季の運転取り止めは残念ですが、冬季以降の運転に期待しましょう。
ということで、今回は夏季の臨時列車のうち、運行取り止めとなる列車を紹介しました。
しかし、そのほかの列車についても、現時点で正式に運行が決まっているわけではありません。あくまで指定席の発売を見合わせているだけであり、今後運休や運転取り止めとなる列車が増えることが予想されます。
北海道内では、夏季の大型イベントの多くが相次いで中止されており、JRの臨時列車や定期列車についてもしばらく運休や運転取り止めが続きそうです。
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以下の順に記載していきます。
・「フラノラベンダーエクスプレス3号」・「フラノラベンダーエクスプレス2号」の1往復


夏季になると、富良野方面には多くの臨時列車が設定されますが、近年は2往復設定されていた「フラノラベンダーエクスプレス」のうち、1往復の運転が取り止めになりました。
実は、今年も2往復設定されるという点について疑問があり、写真のクリスタルエクスプレスが昨年で引退してしまったことで、使用できるリゾート気動車はノースレインボーエクスプレスのみとなっていました。今年度は新型コロナウィルスの影響で、運行されたとしても1往復の運転になるため、ノースレインボーエクスプレスのみで対応することができそうです。
果たして、通常どおり運行されることになっていた場合、もう1往復の充当車両が一体何だったのか逆に気になってしまいます。
しかし、残りの1往復も7月から9月いっぱいにかけて指定席の発売を見合わせていることから、場合によっては今シーズンは運行されない可能性もあります。日に日に感染者が減り、終息に向かいつつありますが、人との接触が多くなる夏のイベントは相次いで中止となっており、現時点で指定席の発売が見合わせとなっている列車も、後々多くの列車で運休が発生しそうです。
・「ふらの・びえい号」


旭川~富良野間で「富良野・美瑛ノロッコ号」の一部列車の救済臨として設定されていたのが「ふらの・びえい号」でした。2018年度夏季から運行され、昨年度も設定されましたが、新型コロナウィルスの影響で、今年度の運転は取り止めとなってしまいました。
車両はキハ183系による3両編成でした。普段は入線しない富良野線や富良野駅にキハ183系が入線することで注目度の高い列車でした。また、特急車両ながら、一昨年は快速列車、昨年は普通列車の扱いで設定されたため、乗車券のみで乗車できるおトクな列車でした。
ノロッコ号の20分後あたりに設定され、繁忙期で混雑するノロッコ号に乗車できない方のために設定されました。しかし今年は、新型コロナウィルスの影響で利用が落ち込むことが予想されるため、こうした救済臨の必要性もなくなるため、運行取り止めとなりました。
次第に引退時期が迫っているキハ183系だけに、こうした運行取り止めは非常に残念ですね。
・特急「ライラック旭山動物園号」


特急「ライラック5号」と特急「ライラック38号」のダイヤを用い、夏季や冬季の週末を中心に特急「ライラック旭山動物園号」として運行していますが、残念ながら、今年の夏は運転取り止めが決まりました。
とはいえ、ほかの2つの臨時列車とは異なり、同時刻に特急「ライラック5号」が設定されます。特急「ライラック38号」については、当面の間運休としていることから、定期列車も設定されない状況が続きます。
定期列車との違いは、グリーン車が設定されず、その代わりにグリーン車が記念撮影スペースとして動物の着ぐるみを着たスタッフとの記念撮影ができます。
こちらは、789系0番台が現役な限りは運行を続ける列車だと思われ、今年の夏季の運転取り止めは残念ですが、冬季以降の運転に期待しましょう。
ということで、今回は夏季の臨時列車のうち、運行取り止めとなる列車を紹介しました。
しかし、そのほかの列車についても、現時点で正式に運行が決まっているわけではありません。あくまで指定席の発売を見合わせているだけであり、今後運休や運転取り止めとなる列車が増えることが予想されます。
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