「北の復刻 40(ヨンマル)リクエスト」の結果、『キハ400 宗谷線急行気動車風』塗装に決定!!今秋から営業列車に投入!!
気動車 - 2020年06月16日 (火)
JR北海道では、主要駅を中心に「北の40(ヨンマル)記念入場券」が発売されています。

いわゆる、以前発売されていた「わがまちご当地入場券」の後継のようなきっぷです。実はキャンペーンを実施しており、そのキャンペーン第1弾の「北の復刻 40(ヨンマル)リクエスト」の期限が3月31日で終了しました。

そのキャンペーン内容は、キハ40形気動車1両の外装を塗り替えて運行するというものです。過去に全てのデザインがキハ40形気動車で採用されていたわけではありませんが、北海道で活躍した気動車の外装ふうにアレンジしたデザインが6種類用意されました。
そしてついに復刻する塗装が決まり・・・

『キハ400 宗谷線急行気動車風』に決定しました!
2枚目の写真をみても、どれに決まるかについて、だいたい予想はできたと思います。復刻塗装とはいえ、完全なオリジナルのカラーリングもありましたが、やはり以前運行されていた伝統のある塗装が人気を博します。
管理者も過去の記事で(5)か(6)と予想していましたが、やはりそのうちの1つに決まりました。他のカラーリングについては、(1)~(3)については、北海道以外のエリアでも確認できそうな塗装だし、(4)は発想は面白いですが、完全なオリジナルで復刻塗装ではないし・・・ということで、(5)か(6)ぐらいしか候補というか、北海道らしいヨンマルはなかったと思います。
車両は旭川運転所(旭アサ)所属の車両から1両が復刻塗装され、2020年秋頃から営業運転を開始します。旭川運転所(旭アサ)のキハ40形気動車の運用範囲は広く、「キハ40-1720」(道北 流氷の恵み)と同じであれば、宗谷本線の旭川~音威子府間、石北本線の旭川~網走間、函館本線の旭川~滝川間、根室本線の滝川~富良野~東鹿越間、富良野線の旭川~富良野間、釧網本線の網走~緑間になります。車両の検査を釧路運輸車両所(釧クシ)で実施するため、釧網本線の緑~釧路間でも見られるはずです。
但し、先日旭川運転所(旭アサ)に向けてH100形が12両甲種輸送されました。今後試運転を経て営業運転を開始すると思われますが、上記の既存の運用エリアからキハ40形気動車が撤退する場合も想定されます。
話を聞いていると、宗谷本線や函館本線の(旭川~滝川)、富良野線などが候補として上げられており、どのエリアについても、投入される可能性について可もなく、不可もなくといったところです。後日お伝えしていきますが、函館本線山線の例をみていると、ワンマン運転の方法そのものも変えているので、中途半端に既存車と共存していく可能性というのは現時点で低いと言わざるを得ません。
H100形の投入場所によって、復刻塗装車が数回しか走らない路線も出てくるでしょう。営業運転開始から来年3月ダイヤ改正あたりまでは、こまめに記録しておいた方が良いかもしれません。もしかしたら、宗谷本線用の塗装だったにも関わらず、宗谷本線でH100形が投入されてしまい、宗谷本線に入線する機会がなくなってしまう場合もあるのです。いずれにしても、今後のH100形の投入線区を含め、気になる点がたくさん出てきますね。
車両はもちろん、1700番台がベースとなるでしょう。長期使用を想定し、延命化を図っている番台区分です。既に改造されている北海道の恵みシリーズや山紫水明号も同番台から改造されました。これらの車両が内装にまで大幅に手を加えられているのに対し、復刻塗装車については、内装には手を加えられず、外観だけ塗装を塗りなおすだけになります。キハ400形気動車と比べて、外観上の細部までは再現できませんが、それでも、当時の様子を可能な限り外見上で再現される予定です。
昔の宗谷本線の急行仕様ということで、おそらく運転が来年に延期されるであろう急行「花たび そうや号」の運転にもぜひ使用してほしいところです。急行幕を出して運行すれば、前面だけはほぼ20年以上前にタイムスリップすることになりそうですね。
いずれにしても楽しみです。
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いわゆる、以前発売されていた「わがまちご当地入場券」の後継のようなきっぷです。実はキャンペーンを実施しており、そのキャンペーン第1弾の「北の復刻 40(ヨンマル)リクエスト」の期限が3月31日で終了しました。

そのキャンペーン内容は、キハ40形気動車1両の外装を塗り替えて運行するというものです。過去に全てのデザインがキハ40形気動車で採用されていたわけではありませんが、北海道で活躍した気動車の外装ふうにアレンジしたデザインが6種類用意されました。
そしてついに復刻する塗装が決まり・・・

『キハ400 宗谷線急行気動車風』に決定しました!
2枚目の写真をみても、どれに決まるかについて、だいたい予想はできたと思います。復刻塗装とはいえ、完全なオリジナルのカラーリングもありましたが、やはり以前運行されていた伝統のある塗装が人気を博します。
管理者も過去の記事で(5)か(6)と予想していましたが、やはりそのうちの1つに決まりました。他のカラーリングについては、(1)~(3)については、北海道以外のエリアでも確認できそうな塗装だし、(4)は発想は面白いですが、完全なオリジナルで復刻塗装ではないし・・・ということで、(5)か(6)ぐらいしか候補というか、北海道らしいヨンマルはなかったと思います。
車両は旭川運転所(旭アサ)所属の車両から1両が復刻塗装され、2020年秋頃から営業運転を開始します。旭川運転所(旭アサ)のキハ40形気動車の運用範囲は広く、「キハ40-1720」(道北 流氷の恵み)と同じであれば、宗谷本線の旭川~音威子府間、石北本線の旭川~網走間、函館本線の旭川~滝川間、根室本線の滝川~富良野~東鹿越間、富良野線の旭川~富良野間、釧網本線の網走~緑間になります。車両の検査を釧路運輸車両所(釧クシ)で実施するため、釧網本線の緑~釧路間でも見られるはずです。
但し、先日旭川運転所(旭アサ)に向けてH100形が12両甲種輸送されました。今後試運転を経て営業運転を開始すると思われますが、上記の既存の運用エリアからキハ40形気動車が撤退する場合も想定されます。
話を聞いていると、宗谷本線や函館本線の(旭川~滝川)、富良野線などが候補として上げられており、どのエリアについても、投入される可能性について可もなく、不可もなくといったところです。後日お伝えしていきますが、函館本線山線の例をみていると、ワンマン運転の方法そのものも変えているので、中途半端に既存車と共存していく可能性というのは現時点で低いと言わざるを得ません。
H100形の投入場所によって、復刻塗装車が数回しか走らない路線も出てくるでしょう。営業運転開始から来年3月ダイヤ改正あたりまでは、こまめに記録しておいた方が良いかもしれません。もしかしたら、宗谷本線用の塗装だったにも関わらず、宗谷本線でH100形が投入されてしまい、宗谷本線に入線する機会がなくなってしまう場合もあるのです。いずれにしても、今後のH100形の投入線区を含め、気になる点がたくさん出てきますね。
車両はもちろん、1700番台がベースとなるでしょう。長期使用を想定し、延命化を図っている番台区分です。既に改造されている北海道の恵みシリーズや山紫水明号も同番台から改造されました。これらの車両が内装にまで大幅に手を加えられているのに対し、復刻塗装車については、内装には手を加えられず、外観だけ塗装を塗りなおすだけになります。キハ400形気動車と比べて、外観上の細部までは再現できませんが、それでも、当時の様子を可能な限り外見上で再現される予定です。
昔の宗谷本線の急行仕様ということで、おそらく運転が来年に延期されるであろう急行「花たび そうや号」の運転にもぜひ使用してほしいところです。急行幕を出して運行すれば、前面だけはほぼ20年以上前にタイムスリップすることになりそうですね。
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