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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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札幌駅北側の工事も進む

札幌駅北側の工事が進んでいます。





工事の進ちょく状況によって変更することがありますが、6月下旬まで札幌駅北口周辺では、歩道の切り下げ工事や、通路部鉄板敷設工事、噴水やモニュメントの改修工事等が実施される計画です。デパートなどの施設が南側に集中しており、札幌駅の北側の様子を見ることも市民の方でもある人、ない人がいると思いますが、札幌駅北口は将来的に大きく生まれ変わるようです。

そして、札幌駅11番線の撤去もさらに進んでいました。









レールは既に撤去され、バラストの回収作業が進んでいました。写真は1週間前の様子なので、もう作業が完了しているのかもしれませんね。

11番線の撤去は、2030年度末に予定されている北海道新幹線の札幌延伸に伴う、札幌駅の構内拡張計画によるものです。新幹線の札幌駅乗り入れに際して、南側に0番線を増設します。現在の1番線と合わせて新幹線の発着番線とする計画で、これによって在来線の発着番線が不足してしまいます。

そこで北側の副本線である11番線にホームを設けることで発着番線の減少させることなく対応することが可能になるというものです。

以前関連記事を掲載し、コメントをいただきましたが、設けるにあたり、札幌駅の構内配線の見直しも合わせて実施する必要性も少なからずありそうです。

要は自由度の向上です。

現在のJR札幌駅は、1番線から10番線までありますが、方面別に乗り入れることのできるホームが限られてきます。苗穂方からは1番線~8番線までであり、桑園方からは1番線~10番線まで、学園都市線は4番線~10番線になります。以前、函館本線の江別方面や千歳線の千歳方面から学園都市線へ直通する列車が設けられていましたが、その際はさらに発着番線が制約され、4番線~8番線に発着する必要がありました。

ほかにも出せばきりがありませんが、このように、一見発着番線が豊富にありそうな札幌駅ですが、実は構内配線によって発着番線に制約が生まれています。なので、遅延時に空いているホームを使おうとしても、反対方向の列車がやってきたり、構内配線の都合の関係で発着できなかったりするのです。

おそらく、札幌駅が高架化された際は現在の配線でもそこまで問題にならなかったと思いますが、札幌圏で列車の本数が増え、過密ダイヤになっていくと、その構内配線が欠点として徐々に露呈していくことになります。旭川~札幌~新千歳空港と結んだ「スーパーカムイ/エアポート」が札幌を境に系統分離された理由の1つに、この事情があるんですね。

函館本線の苗穂方からの列車が1番線などの外側のホームに発着するのは問題ありませんが、5番線のように内側のホームにまで食い込んできてしまうと、千歳線の苗穂方からの進入が難しくなります。また、もっと端の8番線などへ入線するようになると、千歳線から入線は一時的に不可になると同時に、苗穂方面へ出発する列車は、札幌駅がどんなに広くても9番線と10番線しか使用することができなくなります。

そうした配線の関係で昨今まで制約を生んでいるのが現在の札幌駅です。やはり時代に対応できなくなってきているというのは事実なので、札幌駅を大きく変えるというのであれば、在来線ホームやその配線についても大きく変えてほしいというのが正直なところです。

現在よりも発着ができるホーム数を増やす、選択肢を増やした方が緊急時においても対応しやすいのではないかと思います。

但し、一番端の11番線ホームとなると、たとえ配線を変えて苗穂方面からの列車をダイレクトに入線できるようにしたとしても、一時的に苗穂方面へ向かう列車の発車をできなくさせることになりますから、日中の時間帯では、よほど時間に余裕がなければ11番線への入線が難しい状況にあると思います。現在の9番線や10番線も学園都市線の列車を除いてほぼ江別・千歳方面の列車の発着に使われていますから、それを考えると、11番線も江別・千歳方面の列車の発着や学園都市線の列車の発着に主に使用されると思われます。

札幌駅の列車の発着については、数年前から大きく改善されていますが、それでも冬季の遅延時は対応ができない場合もあります。利便性を考えれば止む無しですが、新千歳空港へ向かう快速「エアポート」の5番線・6番線発着で固定する運用は、運用上ではあまり好ましくはありません。それによって他の列車へも制約を受けてしまいますから、それを考えると、快速「エアポート」の20年前のように、7番線~10番線も使用できるような体制にした方が他の列車についても発着番線の自由度は大きく向上すると思います。

JR北海道では、利便性のために実施してきたさまざまな策が、反って昨今では運用上の制約を生んでいるケースも見受けられます。利便性も大事ですが、やはり通年で遅延が発生しない安定した運行体制の方が大事です。北海道新幹線関連工事が始まり、札幌駅が大きく変わろうとしている今、時代に合わせて札幌駅の構内配線や発着番線の固定制度の撤廃も合わせて実施し、さらなる安定した運行体制が実現してほしいと管理者は願っています。











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コメント
9513: by HET261 on 2020/06/17 at 23:51:38

新幹線ホームができるのは駅の東側ではないでしょうか?桑園方〜駅東側にかけて今の1番線と南側の商業施設との間に新幹線の線路をし、現在の1.2番線は在来線片面のみのホームになり、そうなると1本不足しますので11番ホームを新設するという流れだったと思います。
個人的には11番線の新設を行わなくても9線あれば足りると思いますね。そのためにはダイヤの改良が必要ですが、そういったダイヤを組める人材がjr北海道にはいないと聞いたことがあります。

9514:JRは工事目的の再認識を by シニアパートナー on 2020/06/18 at 15:35:57 (コメント編集)

構内配線の付け替えは、今後のフレキシブルな運用のためにも実行してほしいと思います。

小生が以前、付け替えのコメントをした背景には、個人的にもうひとつ、新幹線札幌駅の位置問題で2年余りすったもんだした無駄な時間への不満があるからです。

少々辛口の意見になりますが
当初の設置計画では、在来線1・2番線を新幹線ホームに転用するものでした。JR北海道は2つの番線を新幹線に転用すると、在来線の発着番線が減り運行に支障が出るという主張でした。この主張に対し専門家からも反論があり、札幌駅よりもはるかに発着本数の多い新宿駅・上野駅・東京駅でも限られた番線のなかで列車をさばいており、配線と信号の再構築を行えば全く支障にならないとの見解が雑誌やネットに掲載されました。この点は素人が考えても?と思えるものです。

批判にさらされたJR北海道は、1年以上経過して真意を出し始めます。1・2番線を新幹線に転用すると、その下にある商業施設(ステラプレイスの駅寄りの部分)を、新幹線コンコースに提供しなくてはならず、工事期間も含めて売上・収益が大幅に減るというのが真の理由でした。結局新幹線駅を東側にずらすことにより、既存の商業施設に影響は出ず、新たな駅ビルの建設により、新たな収益がもたらされることになる・・というのが新幹線札幌駅位置決定の顛末です。

少なくても1年は時間の無駄であり、なぜ最初から駅施設の重要性を説明しなかったのか不思議でなりません。今回のホーム増設も鉄道建設・運輸機構が新幹線建設費の中から捻出した工事です。この工事をやるのなら、今後飛躍的に列車本数が増えてもさばくことができるよう、配線も含めて確り対応してほしいと思います。

9516:地下歩道でも by 苗穂住民 on 2020/06/18 at 22:55:01

 こんばんは。先日駅北口の地下歩道を見てきましたが、11番ホームの下になる辺りが囲われていて、直接東西の行き来ができないようになっていました。支障物の移設工事のようです。地上の噴水も囲われていて北側が鉄板敷きになっていました。また、駅北側の東西連絡通路にある4店のうち3店に6/30をもって閉店の掲示がありました。残り1店(QBハウス)も次工事範囲に入っていることから同時に閉店と思われます。飲食店2店は新型コロナの影響で4/18に休店してから再開することなく閉店となります。
 直近の札幌市都市計画審議会(第107回)では連絡通路が無くなることと、北口に沿った広場が狭まることへの懸念が示されていました。今後どのようなものになるのか分かりませんが、新幹線駅にふさわしいものになってほしいですね。

9518: by 管理人 on 2020/06/19 at 07:07:30

>>「HET261」さん、コメントありがとうございます。

正式には南東側です。0番線を新設し、1番線とともに新幹線ホームになります。その代わりに11番線を設けて在来線の発着枠を維持する形です。

9線あっても足りる状況ですが、それを行うにはダイヤの見直しが必須です。また、配線を見直して発着番線の枠を増やす等の策も必要になってくると思います。記事中のとおり、エアポートの発着番線の固定をなくせば、より自由度が利くようになり、それだけでも改善すると思いますよ。

9519: by 管理人 on 2020/06/19 at 07:22:51

>>「シニアパートナー」さん、コメントありがとうございます。

札幌駅の新幹線乗り入れに際しては、本当にさまざまな案が出されていましたよね。ホームを地下に設ける等、場所の問題もありましたが、管理者としても記事にするのが嫌になるぐらい本当にさまざまな案が出たと思います。

1番線と2番線を潰しても配線を見直せば今後も上手くやりくりできると思います。しかしそれを実施するのであれば、全体的なダイヤの見直しが必要です。例えば、エアポートや普通列車の札幌駅発着列車については、停車時間の関係から見直し対象になるだろうし、特急列車についても現状のような発着方法では無理があると思います。要は、スムーズな流れをつくらないと1番線と2番線を新幹線ホームにする案は無理だと思います。

全国どこにでも共通することだと思いますが、札幌も都市圏の割には留置線や引き上げ線の数が少ないので、一旦札幌運転所あたりまで行って折り返し、そこから新千歳空港なり、江別方面なり、旭川方面なり、函館方面なり向かう列車については、流れに乗って札幌駅に発着、停車時間を最小限にして対応するしかないと思います。但しそれを実施すると乗務員の数が不足すると思いますから、たかが1番線と2番線を在来線用でなくするとはいえ、その見直しは大規模になることは言うまでもありません。

ホームの数よりも限られた中で、上手く新幹線にしても在来線にしても発着可能な体制が望ましいですね。

9522: by 管理人 on 2020/06/19 at 23:28:29

>>「苗穂住民」さん、コメントありがとうございます。

北口は直接新幹線に関わる工事ではありませんが、11番線ホームが再度設けられるということで、駅前広場も含めて今後大きく変わります。南口に比べて北口は質素な雰囲気で、人通りも南口よりも少ないのが印象的でした。

大通やすすきのが南口側にあるので仕方ありませんが、北口には北口なりに南口にはない魅力を打ち出し、周辺環境と調和した新しい駅前に生まれ変わることを期待しています。

地下の様子までは確認していませんでした。教えていただき、ありがとうございます。

10257:3〜8番線の東側が一部立入禁止に by 龍 on 2021/03/04 at 08:37:22 (コメント編集)

2021年3月13日から、札幌駅の改良工事に伴い3〜8番線のホーム東側(苗穂駅側)の先端(他のホームと比べて長くなっている部分)が閉鎖され、立入禁止となります。なお、3〜6番線のホームは西側(桑園駅側)も他のホームと比べて長くなっていますが、こちらは従来通り立入可能です。

10263: by 管理人 on 2021/03/04 at 23:49:00

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

苗穂方一部が立ち入り禁止になるみたいですね。昔は札幌駅でよく撮影していましたが、今はほとんど撮影しなくなったのでその情報を耳にした際もあまり衝撃は走りませんでした。

まだまだ先は長いですが、着実に札幌延伸に向けて進んでいるようで何よりです。

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