函館本線山線で営業運転を開始したH100形(DECMO・デクモ)
気動車 - 2020年06月22日 (月)
今年3月ダイヤ改正からH100形(DECMO・デクモ)が営業運転を開始しました。
さまざまな走行試験を経て、苗穂運転所(札ナホ)に配置され、量産先行車を含めて、量産車第一陣は函館本線山線(小樽~長万部間)に投入されました。
運用の関係で札幌~小樽間も片道運行されていますが、小樽方面への一番列車ということもあり、一般の方々が札幌圏で目にする機会はなかなかないと思います。
先日といっても数週間前ですが、2日間にわたって函館本線山線でその様子を確認してきました。

函館本線山線では、長年にわたってキハ40形気動車やキハ150形気動車が運行されてきましたが、ダイヤ改正を機に撤退し、H100形が投入されました。
ワンマン運転を実施する全ての列車がH100形に置き換えられ、キハ201系で運行されていた列車については、引き続きキハ201系が継続使用されています。



管理者もすっかりH100形が好きになってしまいまして、見かける度にどんどん好きになってしまいます。

行先表示器はLEDが採用されています!

車内の様子。新車なのでまだまだ清潔感溢れる車内でした。物凄く快適でした!
実際に乗車してみると、ダイヤはほとんど据え置きなので、極端に速いなどとは感じませんでしたが、後ろからゆっくり力強くギューッと押されるような加速感です。小樽から塩谷へ向かう際、勾配が連続しますが、余裕で上っていきますよ。
座席の位置によってディーゼルエンジン?発電機?の音がうるさいので、そこだけ避ければ、多少賑やかな電車という印象です。どちらかというと、電車に近いような印象を持ちました。


倶知安方面でも撮影してきました。
数週間前に撮影したので、「初夏の山線」といったところでしょうか。羊蹄山にもまだ雪が残っていました。北海道の場合、いくら気温が上昇しても、山に雪が残っていればまだまだ風は冷たいですよ。

サンモリッツ大橋からの眺めも夏季の夕刻は一部が木の影になってしまうようです。

小樽方面からやってきた普通列車が倶知安駅に入線する際の様子です。
左側は北海道新幹線の関連工事です。後日紹介しますが、倶知安駅の西側は更地になってしまいましたよ。

倶知安駅前の跨線橋から。管理者が訪問した週末は量産先行車も営業運転に多く入っていました。
今回は写真メインになりましたが、函館本線山線の今を少しお伝えしました。山線は特に北海道でも四季の変化が楽しめる路線だと思います。管理者は残念ながら虫嫌いなので、スズメバチが多発する秋頃には行きませんが、羊蹄山と絡めた列車の走行シーンは素晴らしいです。羊蹄山もよほど天気が良くなければ全景を確認することができないので、そうした条件の難しさも加味され、記録できた際の達成感というか、それはもう堪りませんよね。
H100形を撮影できるのは函館本線山線だけですが、これが次第に全道にまで徐々に拡大していきます。先日旭川へ回送され、試運転も徐々に始まってきているようです。新たな投入先は宗谷本線と聞きますが、果たしてどのようになるでしょうか?
山線に投入された際に、車両のほかに従来と変化したことを考慮すれば、一気に10両以上を投入しなければならない背景もある程度見えてくるのではないでしょうか?
このあたりも後日お伝えしますね。
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さまざまな走行試験を経て、苗穂運転所(札ナホ)に配置され、量産先行車を含めて、量産車第一陣は函館本線山線(小樽~長万部間)に投入されました。
運用の関係で札幌~小樽間も片道運行されていますが、小樽方面への一番列車ということもあり、一般の方々が札幌圏で目にする機会はなかなかないと思います。
先日といっても数週間前ですが、2日間にわたって函館本線山線でその様子を確認してきました。

函館本線山線では、長年にわたってキハ40形気動車やキハ150形気動車が運行されてきましたが、ダイヤ改正を機に撤退し、H100形が投入されました。
ワンマン運転を実施する全ての列車がH100形に置き換えられ、キハ201系で運行されていた列車については、引き続きキハ201系が継続使用されています。



管理者もすっかりH100形が好きになってしまいまして、見かける度にどんどん好きになってしまいます。

行先表示器はLEDが採用されています!

車内の様子。新車なのでまだまだ清潔感溢れる車内でした。物凄く快適でした!
実際に乗車してみると、ダイヤはほとんど据え置きなので、極端に速いなどとは感じませんでしたが、後ろからゆっくり力強くギューッと押されるような加速感です。小樽から塩谷へ向かう際、勾配が連続しますが、余裕で上っていきますよ。
座席の位置によってディーゼルエンジン?発電機?の音がうるさいので、そこだけ避ければ、多少賑やかな電車という印象です。どちらかというと、電車に近いような印象を持ちました。


倶知安方面でも撮影してきました。
数週間前に撮影したので、「初夏の山線」といったところでしょうか。羊蹄山にもまだ雪が残っていました。北海道の場合、いくら気温が上昇しても、山に雪が残っていればまだまだ風は冷たいですよ。

サンモリッツ大橋からの眺めも夏季の夕刻は一部が木の影になってしまうようです。

小樽方面からやってきた普通列車が倶知安駅に入線する際の様子です。
左側は北海道新幹線の関連工事です。後日紹介しますが、倶知安駅の西側は更地になってしまいましたよ。

倶知安駅前の跨線橋から。管理者が訪問した週末は量産先行車も営業運転に多く入っていました。
今回は写真メインになりましたが、函館本線山線の今を少しお伝えしました。山線は特に北海道でも四季の変化が楽しめる路線だと思います。管理者は残念ながら虫嫌いなので、スズメバチが多発する秋頃には行きませんが、羊蹄山と絡めた列車の走行シーンは素晴らしいです。羊蹄山もよほど天気が良くなければ全景を確認することができないので、そうした条件の難しさも加味され、記録できた際の達成感というか、それはもう堪りませんよね。
H100形を撮影できるのは函館本線山線だけですが、これが次第に全道にまで徐々に拡大していきます。先日旭川へ回送され、試運転も徐々に始まってきているようです。新たな投入先は宗谷本線と聞きますが、果たしてどのようになるでしょうか?
山線に投入された際に、車両のほかに従来と変化したことを考慮すれば、一気に10両以上を投入しなければならない背景もある程度見えてくるのではないでしょうか?
このあたりも後日お伝えしますね。
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