深夜の倶知安行きにも充当されるキハ201系
気動車 - 2020年06月26日 (金)
深夜にキハ201系の運用があるのはご存じですか?
実は、小樽~倶知安間で深夜にキハ201系の運用が1本だけあります。

小樽駅19時前の様子から。キハ201系が同駅構内に留置されています。毎日見られる光景ですよ。
当該キハ201系は、倶知安へ向かう快速「ニセコライナー」の後方の3両だった車両です。倶知安へ向かう夕方の快速「ニセコライナー」は、6両編成で札幌を出発しますが、途中の小樽駅で後方の3両を切り離し、前側の3両だけで倶知安へ向かいます。前側3両が倶知安方面へ出発した後、後方3両についてもすぐに引き上げられます。

21時過ぎまで待機し・・・


小樽駅21時35分発の倶知安行きに充当されます。
いつからキハ201系の運用になったのか不明ですが、当該列車が倶知安行きへ変更されたのが2010年12月ダイヤ改正からです。もし詳細について知っている方がいれば、コメントにて教えていただけると幸いです。
そして後方の3両を務めた車両も倶知安へ向かい、翌朝どちらの編成も別々に札幌へやってくる形となります。
キハ201系は函館本線山線から札幌直通を考慮して開発された車両ですが、一方でワンマン運転非対応となっており、本数を多く設定することができません。H100形に置き換えられる心配はないにしても、引き続き現状の本数を維持するような形で細々と活躍することでしょう。
小樽駅でH100形を見ていると、まだ運行し始めなのか、列車を乗る際に利用客は少々困惑している様子が見受けられました。ダイヤ改正を機に、列車の乗降扉の開閉方法が変更になっており、始発の小樽駅でも全てのドアが開かず、最初から「開」のボタンを利用客が押して乗車する方式に変わっているようです。なので、乗降扉の前でひたすら待っていても乗車することができず、利用客は開閉ボタンが点灯するまで一時待機し、ボタン点灯後に自らがボタンを押して乗車するという方法に変わっています。
これはキハ201系でも同様で、21時35分発の列車についても、同様の措置がとられていました。
実は以前から記録してみたい列車の1つでした。理由は、なぜこの時間帯だけキハ201系が充当されるのか?ということです。残念ながら日曜日の夜で、緊急事態宣言が解除されてまもない頃の記録だったので、日頃の様子とはかけ離れていると思いますが、キハ201系が充当されているからといって、特別利用が多い列車というわけではなさそうです。
夕方の倶知安行きでは、6両編成でそのまま運用することは非効率であること、たとえ小樽から3両編成に減車したとしても、翌朝の運用ために編成を倶知安へ送り込まなければならないため、利用が少しでも見込める時間帯に倶知安行きとして設定せざるを得ない状況の下で運行されているという印象でした。
当日は3両編成で10名強の利用しかありませんでした。H100形の1両でも十分足りる輸送規模であり、効率化を考えると、ワンマン運転非対応のキハ201系では、札幌直通運転以外では良い点はあまりなさそうです。
ネット上でもあまり取り上げられず、管理者としても気になっていた列車なので取り上げてみました。深夜に倶知安方面へ向かう列車ということで、閲覧する方々も利用する機会があまりないと思いますが、数少ないキハ201系の運用なので、気になる方は見たり&乗ったりしてみてくださいね。
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実は、小樽~倶知安間で深夜にキハ201系の運用が1本だけあります。

小樽駅19時前の様子から。キハ201系が同駅構内に留置されています。毎日見られる光景ですよ。
当該キハ201系は、倶知安へ向かう快速「ニセコライナー」の後方の3両だった車両です。倶知安へ向かう夕方の快速「ニセコライナー」は、6両編成で札幌を出発しますが、途中の小樽駅で後方の3両を切り離し、前側の3両だけで倶知安へ向かいます。前側3両が倶知安方面へ出発した後、後方3両についてもすぐに引き上げられます。

21時過ぎまで待機し・・・


小樽駅21時35分発の倶知安行きに充当されます。
いつからキハ201系の運用になったのか不明ですが、当該列車が倶知安行きへ変更されたのが2010年12月ダイヤ改正からです。もし詳細について知っている方がいれば、コメントにて教えていただけると幸いです。
そして後方の3両を務めた車両も倶知安へ向かい、翌朝どちらの編成も別々に札幌へやってくる形となります。
キハ201系は函館本線山線から札幌直通を考慮して開発された車両ですが、一方でワンマン運転非対応となっており、本数を多く設定することができません。H100形に置き換えられる心配はないにしても、引き続き現状の本数を維持するような形で細々と活躍することでしょう。
小樽駅でH100形を見ていると、まだ運行し始めなのか、列車を乗る際に利用客は少々困惑している様子が見受けられました。ダイヤ改正を機に、列車の乗降扉の開閉方法が変更になっており、始発の小樽駅でも全てのドアが開かず、最初から「開」のボタンを利用客が押して乗車する方式に変わっているようです。なので、乗降扉の前でひたすら待っていても乗車することができず、利用客は開閉ボタンが点灯するまで一時待機し、ボタン点灯後に自らがボタンを押して乗車するという方法に変わっています。
これはキハ201系でも同様で、21時35分発の列車についても、同様の措置がとられていました。
実は以前から記録してみたい列車の1つでした。理由は、なぜこの時間帯だけキハ201系が充当されるのか?ということです。残念ながら日曜日の夜で、緊急事態宣言が解除されてまもない頃の記録だったので、日頃の様子とはかけ離れていると思いますが、キハ201系が充当されているからといって、特別利用が多い列車というわけではなさそうです。
夕方の倶知安行きでは、6両編成でそのまま運用することは非効率であること、たとえ小樽から3両編成に減車したとしても、翌朝の運用ために編成を倶知安へ送り込まなければならないため、利用が少しでも見込める時間帯に倶知安行きとして設定せざるを得ない状況の下で運行されているという印象でした。
当日は3両編成で10名強の利用しかありませんでした。H100形の1両でも十分足りる輸送規模であり、効率化を考えると、ワンマン運転非対応のキハ201系では、札幌直通運転以外では良い点はあまりなさそうです。
ネット上でもあまり取り上げられず、管理者としても気になっていた列車なので取り上げてみました。深夜に倶知安方面へ向かう列車ということで、閲覧する方々も利用する機会があまりないと思いますが、数少ないキハ201系の運用なので、気になる方は見たり&乗ったりしてみてくださいね。
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