【コラム】H100形の道北方面の最初の投入先はどこか?
コラム - 2020年06月26日 (金)
函館本線の山線(小樽~長万部間)で主に運行しているH100形・デクモ。





それにしても、カッコいいですよね。一方で、ヨンマルが好きという方もいると思います。各々でそこは分かれますが、管理者はもうデクモ派です。本当にカッコいいですよね。
走行性能も事前に発表されていた数値の割には、力強く加速します。このあたりは新たに搭載されているモーターの威力といったところでしょうか。

先日、旭川方面へH100形が12両甲種輸送されました。気になるのはその投入先ですよね。
函館本線の旭川寄りで試運転を実施していたり、過去には宗谷本線でも試運転列車を目にしたという情報もあります。乗務員訓練がスタートしているようで、来年3月のダイヤ改正から営業運転を開始するのではないでしょうか?
旭川方面(道北方面)は、北海道の中でも最も厳しい条件下で運行されることになります。夏季は30℃以上、冬季は-20℃の中を走行することもあるでしょう。車体への負荷が大きくかかり、そのような中で最新機器を搭載したデクモの活躍が期待されます。
旭川運転所(旭アサ)配置となれば、運用エリアはものすごく広いです。以下のとおりです。
・宗谷本線の旭川~稚内間
・石北本線の旭川~網走間
・函館本線の旭川~滝川間
・根室本線の滝川~富良野~東鹿越間
・富良野線の旭川~富良野間
・釧網本線の網走~緑間
上記の区間のうちのいずれかの区間で運行されることになりそうです。上記はあくまでキハ40形気動車の運用エリアですが、いずれはこれら区間のほぼ全てに運用に入るのではないでしょうか?
管理者は宗谷本線、石北本線、富良野線あたりは投入される可能性が高いとみています。
宗谷本線は近年催し物やポスター、専用サボ等で特別感を出しており、何かと変化が多い路線です。石北本線はキハ40形気動車が苦手としてきた北見峠や常紋峠があります。
富良野線は、函館本線山線と同様、夏季の観光シーズンとなればインバウンド需要の高い路線となります。また、美馬牛~美瑛間にある28.6‰の急こう配「すり鉢」があります。12両程度だと富良野線用のキハ150形気動車を全て置き換えることができるので、山線に投入された経緯から判断すると、富良野線が現時点で最有力とみています。
しかし、試運転などの情報が入っておらず、現時点ではまだわからない状況です。
ですが、H100形を投入した函館本線の山線では、列車に乗車する際のルールが変更されています。

これも投入先を判断する十分な資料になり得ると思います。
車内温度を保持するために乗降扉の開閉は利用客自身で行う方式に切り替わっています。H100形のほか、同じ設備を有するキハ201系についても、小樽~蘭越間で同様の方式に変更されています。
なので、前回の記事に記載したとおり、まだ運行し始めの影響からか、列車を乗る際に利用客は少々困惑している様子が見受けられました。
ですが、これがH100形を投入する利点でもあり、ワンマン運転を行う際は乗務員への負担も減らすことができるでしょう。但し、サービスを統一する必要があります。キハ201系もおそらくこれが理由で開閉ボタンの更新が実施されたと思われ、半自動ドア機能を有するキハ150形気動車とともに使用していくのであれば、同車の半自動ドアボタンの更新は今後必須になります。
もしボタンを更新しないというのであれば、H100形はキハ150形気動車などの既存の気動車との共演はない可能性もあります。そのために一気に10両以上を投入し、一つの路線や区間で使用されている車両を丸ごと置き換える必要があるのかもしれません。
いずれにしても、営業運転開始が来年3月のダイヤ改正になると思われ、今後の試運転の状況次第で、投入する線区が見えてくるでしょう。道北方面は利用者が限りなくゼロに近いローカル駅の大量整理も待ち受けているので、来年は道北方面は大きく変わりそうですね。
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それにしても、カッコいいですよね。一方で、ヨンマルが好きという方もいると思います。各々でそこは分かれますが、管理者はもうデクモ派です。本当にカッコいいですよね。
走行性能も事前に発表されていた数値の割には、力強く加速します。このあたりは新たに搭載されているモーターの威力といったところでしょうか。

先日、旭川方面へH100形が12両甲種輸送されました。気になるのはその投入先ですよね。
函館本線の旭川寄りで試運転を実施していたり、過去には宗谷本線でも試運転列車を目にしたという情報もあります。乗務員訓練がスタートしているようで、来年3月のダイヤ改正から営業運転を開始するのではないでしょうか?
旭川方面(道北方面)は、北海道の中でも最も厳しい条件下で運行されることになります。夏季は30℃以上、冬季は-20℃の中を走行することもあるでしょう。車体への負荷が大きくかかり、そのような中で最新機器を搭載したデクモの活躍が期待されます。
旭川運転所(旭アサ)配置となれば、運用エリアはものすごく広いです。以下のとおりです。
・宗谷本線の旭川~稚内間
・石北本線の旭川~網走間
・函館本線の旭川~滝川間
・根室本線の滝川~富良野~東鹿越間
・富良野線の旭川~富良野間
・釧網本線の網走~緑間
上記の区間のうちのいずれかの区間で運行されることになりそうです。上記はあくまでキハ40形気動車の運用エリアですが、いずれはこれら区間のほぼ全てに運用に入るのではないでしょうか?
管理者は宗谷本線、石北本線、富良野線あたりは投入される可能性が高いとみています。
宗谷本線は近年催し物やポスター、専用サボ等で特別感を出しており、何かと変化が多い路線です。石北本線はキハ40形気動車が苦手としてきた北見峠や常紋峠があります。
富良野線は、函館本線山線と同様、夏季の観光シーズンとなればインバウンド需要の高い路線となります。また、美馬牛~美瑛間にある28.6‰の急こう配「すり鉢」があります。12両程度だと富良野線用のキハ150形気動車を全て置き換えることができるので、山線に投入された経緯から判断すると、富良野線が現時点で最有力とみています。
しかし、試運転などの情報が入っておらず、現時点ではまだわからない状況です。
ですが、H100形を投入した函館本線の山線では、列車に乗車する際のルールが変更されています。

これも投入先を判断する十分な資料になり得ると思います。
車内温度を保持するために乗降扉の開閉は利用客自身で行う方式に切り替わっています。H100形のほか、同じ設備を有するキハ201系についても、小樽~蘭越間で同様の方式に変更されています。
なので、前回の記事に記載したとおり、まだ運行し始めの影響からか、列車を乗る際に利用客は少々困惑している様子が見受けられました。
ですが、これがH100形を投入する利点でもあり、ワンマン運転を行う際は乗務員への負担も減らすことができるでしょう。但し、サービスを統一する必要があります。キハ201系もおそらくこれが理由で開閉ボタンの更新が実施されたと思われ、半自動ドア機能を有するキハ150形気動車とともに使用していくのであれば、同車の半自動ドアボタンの更新は今後必須になります。
もしボタンを更新しないというのであれば、H100形はキハ150形気動車などの既存の気動車との共演はない可能性もあります。そのために一気に10両以上を投入し、一つの路線や区間で使用されている車両を丸ごと置き換える必要があるのかもしれません。
いずれにしても、営業運転開始が来年3月のダイヤ改正になると思われ、今後の試運転の状況次第で、投入する線区が見えてくるでしょう。道北方面は利用者が限りなくゼロに近いローカル駅の大量整理も待ち受けているので、来年は道北方面は大きく変わりそうですね。
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