キハ261系5000番台はまなす編成が札幌に到着
キハ261系 - 2020年07月12日 (日)
昨日、キハ261系5000番台のはまなす編成5両が本州から甲種輸送で札幌にやってきました。

本来の予定より1日遅れての到着だったようです。北広島市内の中央陸橋の上から撮影しました。
半月ぶりにこの場所に行きましたが、ハチが飛び交うようになりました。管理者は大の虫嫌いなので、しばらくこの場所での撮影は控えましょう。



今回新たに投入された5000番台は、多目的車両と称し、定期列車の代走や多客臨、修学旅行用の臨時列車など、さまざまな列車として活用する汎用性の高い車両になります。
基本的な構造は従来の1000番台と変わりませんがWi-Fiが設置されたり、室内の配色も1000番台とは異なり、むしろ789系1000番台のような落着きのあるインテリアとなります。窓配置はほとんど変わりませんが、従来1号車として使用している車両をグリーン車ではなく、フリースペースとし、且つ地域の特産品などを販売できるカウンターが設けられます。クリスタルエクスプレスなどで設けられていたボックスシートとしての機能取り入れ、テーブルも設置されます。
5000番台は5両編成×2本の計10両を投入する計画です。今回甲種輸送された「はまなす」編成のほか、「ラベンダー」編成も用意されます。
前者については、今年の10月頃から使用を開始する予定です。多客臨の設定もない時期なので、冬季に向けて代走が多くなる「宗谷」・「サロベツ」で活躍する姿が見られそうです。後者のラベンダー編成についても来年の4月から使用を開始する予定です。
これらの車両は・・・

昨年まで活躍したクリスタルエクスプレスと、今も現役で活躍するノースレインボーエクスプレスの後継車両となります。特に機能性については、キハ261系5000番台はノースレインボーエクスプレス似ており、代走から多客臨まであらゆる運用をこなすという点では共通しています。
しかし、臨時列車での使用が減ったため、稼働率が低下していたのは事実です。そうした遊休状態が続いていたことは課題として上げられ、車両を有効活用するためには、臨時用であってもある程度使用していかなければなりません。JR北海道が増備を続けているキハ261系1000番台と同等の車両を用意することで、今後通常車両を組み込んで6両編成以上で集約臨等に活用する等、今まで以上に車両の活用幅が増えるはずです。
臨時用の車両とはいえ、我々一般人が本線上で活躍する姿を見られる機会は多くなりそうです。

一方、気になる点としては、今も現役で稼働するノースレインボーエクスプレスの引退時期です。2編成が揃えば引退することは間違いありませんが、クリスタルエクスプレスと同様、早ければ今秋頃の引退の可能性もあります。冬季は宗谷線特急の代走でしかほぼ使用されない同車は、代わりに5000番台を1編成投入するだけで運行体系上は問題なく成り立ってしまいます。なので、車籍の抹消手続き等も踏まえると、今年度末までの活躍になると予想しています。
いずれ、一般車を含めてキハ183系が苗穂運転所(札ナホ)からいなくなれば、同所に札幌運転所(札サウ)からキハ261系が転属してくるでしょう。運転所ごとに気動車と電車で集約が図られるほか、5000番台と共用できるという点において、ますます5000番台の活用幅が広がると予想しています。そうなれば、1000番台との混用も徐々に見られると予想しています。5両編成が揃った美しい姿を撮影するには、1000番台が転属してこない最初のうちの方がいいのかもしれませんね。
それにしても、はまなす編成にしてもラベンダー編成にしても、ラブホ感が堪らない車両です。カップル向けの旅行商品を発売し、5000番台で運行する企画があっても面白いかもしれません。
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本来の予定より1日遅れての到着だったようです。北広島市内の中央陸橋の上から撮影しました。
半月ぶりにこの場所に行きましたが、ハチが飛び交うようになりました。管理者は大の虫嫌いなので、しばらくこの場所での撮影は控えましょう。



今回新たに投入された5000番台は、多目的車両と称し、定期列車の代走や多客臨、修学旅行用の臨時列車など、さまざまな列車として活用する汎用性の高い車両になります。
基本的な構造は従来の1000番台と変わりませんがWi-Fiが設置されたり、室内の配色も1000番台とは異なり、むしろ789系1000番台のような落着きのあるインテリアとなります。窓配置はほとんど変わりませんが、従来1号車として使用している車両をグリーン車ではなく、フリースペースとし、且つ地域の特産品などを販売できるカウンターが設けられます。クリスタルエクスプレスなどで設けられていたボックスシートとしての機能取り入れ、テーブルも設置されます。
5000番台は5両編成×2本の計10両を投入する計画です。今回甲種輸送された「はまなす」編成のほか、「ラベンダー」編成も用意されます。
前者については、今年の10月頃から使用を開始する予定です。多客臨の設定もない時期なので、冬季に向けて代走が多くなる「宗谷」・「サロベツ」で活躍する姿が見られそうです。後者のラベンダー編成についても来年の4月から使用を開始する予定です。
これらの車両は・・・

昨年まで活躍したクリスタルエクスプレスと、今も現役で活躍するノースレインボーエクスプレスの後継車両となります。特に機能性については、キハ261系5000番台はノースレインボーエクスプレス似ており、代走から多客臨まであらゆる運用をこなすという点では共通しています。
しかし、臨時列車での使用が減ったため、稼働率が低下していたのは事実です。そうした遊休状態が続いていたことは課題として上げられ、車両を有効活用するためには、臨時用であってもある程度使用していかなければなりません。JR北海道が増備を続けているキハ261系1000番台と同等の車両を用意することで、今後通常車両を組み込んで6両編成以上で集約臨等に活用する等、今まで以上に車両の活用幅が増えるはずです。
臨時用の車両とはいえ、我々一般人が本線上で活躍する姿を見られる機会は多くなりそうです。

一方、気になる点としては、今も現役で稼働するノースレインボーエクスプレスの引退時期です。2編成が揃えば引退することは間違いありませんが、クリスタルエクスプレスと同様、早ければ今秋頃の引退の可能性もあります。冬季は宗谷線特急の代走でしかほぼ使用されない同車は、代わりに5000番台を1編成投入するだけで運行体系上は問題なく成り立ってしまいます。なので、車籍の抹消手続き等も踏まえると、今年度末までの活躍になると予想しています。
いずれ、一般車を含めてキハ183系が苗穂運転所(札ナホ)からいなくなれば、同所に札幌運転所(札サウ)からキハ261系が転属してくるでしょう。運転所ごとに気動車と電車で集約が図られるほか、5000番台と共用できるという点において、ますます5000番台の活用幅が広がると予想しています。そうなれば、1000番台との混用も徐々に見られると予想しています。5両編成が揃った美しい姿を撮影するには、1000番台が転属してこない最初のうちの方がいいのかもしれませんね。
それにしても、はまなす編成にしてもラベンダー編成にしても、ラブホ感が堪らない車両です。カップル向けの旅行商品を発売し、5000番台で運行する企画があっても面白いかもしれません。
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