苗穂工場で進むヨンマルの解体
気動車 - 2020年07月13日 (月)
昨今苗穂工場では、キハ40形気動車の解体が進んでいます。


先週までに3両が解体線付近に留置され、そのうちの1両はもう台車のみの状態になっていました。該当車両は「キハ40-817」のようです。
その次に「キハ40-822」、「キハ40-820」の順で解体を実施していくものと思われます。
今回確認した3両は700番台に属し、延命化を実施していないグループになります。これまでにも何両か既に廃車・解体されているので、今後北海道では、H100形の投入や、それに伴う既存気動車の転配が実施された場合、700番台から置き換えられていく可能性が高そうです。ほかにも延命化を実施せずに活躍しているキハ40形気動車の番台区分もありますが、そちらについては廃車・解体が比較的後回しにされそうな雰囲気です。それもそのはず、700番台は搭載機関がほぼオリジナルで出力が低いことが特徴として上げられるからです。
ほかの延命化されていない番台区分の車両については、機関換装等で出力向上を実施しており、急勾配区間が多い北海道では老朽・劣化が激しいながらも重宝される要素を含んでいます。搭載機関がほぼオリジナルで出力が低い700番台の車両は、そうした理由から真っ先にお役御免候補として上がってしまいます。
苗穂運転所(札ナホ)では、3月ダイヤ改正でH100形が投入されました。主に函館本線の山線(小樽~長万部間)で使用されています。一方で同所所属の車両は、旭川方面でも使用されています。ですが、運用数が少ないため、少ない車両数でも運用が組めるというのがポイント。車両の在籍表を確認すると、4月以降はかなり車両が絞られているようですが、それでも運用に支障がないようで、こうして老朽・劣化が激しいヨンマルから次々と解体しているようです。
写真の3両が解体されると、札沼線で活躍していた400番台の2両の可能性を除いて、一旦は解体作業が終わるはずです。次は旭川方面でH100形が大量に配備される予定で、旭川運転所(旭アサ)には、700番台が15両弱が今も残っているはずです。H100形が今年の5月に12両が輸送されたので、これによってほぼ全ての700番台を置き換えるような印象です。
延命化を実施した1700番台や、イベント用に改造された車両もあり、北海道ではまだまだヨンマルは活躍が見込まれますが、こうして確実に車両を減らしています。延命化されたグループもあと何年活躍できるのかわからないというのが正直なところであり、活躍している今のうちに記録しておきたいところですね。
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先週までに3両が解体線付近に留置され、そのうちの1両はもう台車のみの状態になっていました。該当車両は「キハ40-817」のようです。
その次に「キハ40-822」、「キハ40-820」の順で解体を実施していくものと思われます。
今回確認した3両は700番台に属し、延命化を実施していないグループになります。これまでにも何両か既に廃車・解体されているので、今後北海道では、H100形の投入や、それに伴う既存気動車の転配が実施された場合、700番台から置き換えられていく可能性が高そうです。ほかにも延命化を実施せずに活躍しているキハ40形気動車の番台区分もありますが、そちらについては廃車・解体が比較的後回しにされそうな雰囲気です。それもそのはず、700番台は搭載機関がほぼオリジナルで出力が低いことが特徴として上げられるからです。
ほかの延命化されていない番台区分の車両については、機関換装等で出力向上を実施しており、急勾配区間が多い北海道では老朽・劣化が激しいながらも重宝される要素を含んでいます。搭載機関がほぼオリジナルで出力が低い700番台の車両は、そうした理由から真っ先にお役御免候補として上がってしまいます。
苗穂運転所(札ナホ)では、3月ダイヤ改正でH100形が投入されました。主に函館本線の山線(小樽~長万部間)で使用されています。一方で同所所属の車両は、旭川方面でも使用されています。ですが、運用数が少ないため、少ない車両数でも運用が組めるというのがポイント。車両の在籍表を確認すると、4月以降はかなり車両が絞られているようですが、それでも運用に支障がないようで、こうして老朽・劣化が激しいヨンマルから次々と解体しているようです。
写真の3両が解体されると、札沼線で活躍していた400番台の2両の可能性を除いて、一旦は解体作業が終わるはずです。次は旭川方面でH100形が大量に配備される予定で、旭川運転所(旭アサ)には、700番台が15両弱が今も残っているはずです。H100形が今年の5月に12両が輸送されたので、これによってほぼ全ての700番台を置き換えるような印象です。
延命化を実施した1700番台や、イベント用に改造された車両もあり、北海道ではまだまだヨンマルは活躍が見込まれますが、こうして確実に車両を減らしています。延命化されたグループもあと何年活躍できるのかわからないというのが正直なところであり、活躍している今のうちに記録しておきたいところですね。
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