札沼線末端区間廃止以降、出番のないキハ40形400番台
気動車 - 2020年07月14日 (火)
札沼線の末端区間の専用の車両として活躍していたキハ40形400番台。

末端区間廃止後は、所属先の苗穂運転所(札ナホ)で休んでいる日々が続いているようです。


先日確認したところ、旧扇形庫付近に留置されていました。

役目を終えたキハ183系とともに・・・。
同車は延命化を実施していないものの、豪雪地帯で使用するため、その際に1両運行実現と降雪時の排雪抵抗増に対応できる車両が必要されました。札沼線の末端区間では、国鉄分割民営化前後でキハ54形500番台が使用されていたことや、2000年代に入る前には、キハ53形500番台が使用されているなど、出力が大きい車両が必要とされていたことがよくわかります。
機関はN-DMF13HZD (450 PS / 2,000 rpm) に換装し、変速機も交換、台車は未交換ながら、出力増大に伴い2軸駆動に改造されているようです。前回解体の様子を紹介した700番台と比べて2倍以上の出力が得られ、徹底した排雪対策が実施されています。外観は客用扉を萌黄色として区別されていました。
札沼線の末端区間の最終運行からまもなく3カ月が経過しようとしていますが、この間に営業列車への充当は確認されていません。高出力化改造車で2軸駆動という、まだまだ活用できそうな要素を持っていますが、豪雪地帯で使用されてきた分、老朽・劣化が激しいのかもしれません。
苗穂工場に入場し、解体線付近に入っているわけではないので、今後についてはまだ何とも言えませんが、動向が注目される車両の1つです。
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先日確認したところ、旧扇形庫付近に留置されていました。

役目を終えたキハ183系とともに・・・。
同車は延命化を実施していないものの、豪雪地帯で使用するため、その際に1両運行実現と降雪時の排雪抵抗増に対応できる車両が必要されました。札沼線の末端区間では、国鉄分割民営化前後でキハ54形500番台が使用されていたことや、2000年代に入る前には、キハ53形500番台が使用されているなど、出力が大きい車両が必要とされていたことがよくわかります。
機関はN-DMF13HZD (450 PS / 2,000 rpm) に換装し、変速機も交換、台車は未交換ながら、出力増大に伴い2軸駆動に改造されているようです。前回解体の様子を紹介した700番台と比べて2倍以上の出力が得られ、徹底した排雪対策が実施されています。外観は客用扉を萌黄色として区別されていました。
札沼線の末端区間の最終運行からまもなく3カ月が経過しようとしていますが、この間に営業列車への充当は確認されていません。高出力化改造車で2軸駆動という、まだまだ活用できそうな要素を持っていますが、豪雪地帯で使用されてきた分、老朽・劣化が激しいのかもしれません。
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