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キハ261系0番台SE-104編成が重要機器取替工事を終えて営業運転に復帰

キハ261系0番台SE-104編成(キハ261-104+キハ260-104)が重要機器取替工事を終えて営業運転に復帰しています。







7月14日に札幌駅で上りの特急「宗谷」を撮影しました。重要機器取替工事を終えたばかりのSE-104編成は、屋根上も下回りも綺麗な状態でした。前照灯もLEDに交換されています。

特急「オホーツク4号」を追いかけ、同列車到着の4分後に札幌駅に到着します。加えて、札幌駅でも隣同士で停車します。もはや名物シーンですよね。これがキハ183系引退となれば、撮影者は必然的に増えそうです。

今だからこそゆっくり撮影できますよね。

今回紹介しているSE-104編成は、7月11日の下りの特急「宗谷」から営業運転に入りました。一旦14日の上りの特急「宗谷」で営業運転を終えたものの、ここ最近になって運用に復帰しているようです。組み替えがなければ、本日の下りの特急「宗谷」から運用に入るのではないでしょうか?

SE-104編成は、0番台の最終増備車です。0番台14両のうち、ほかの12両が(株)北海道高速鉄道開発保有なのに対し、同編成だけJR北海道の保有車です。ほかの12両については、いわゆるリース契約によって列車を運行し、運行や車両の保守については、JR北海道によって管理されています。

当初は北海道高速鉄道開発保有車とJR北海道保有車で座席形状が異なるなどの変更点がありましたが、現在は同タイプのものに統一されており、違いという違いはおそらくないと思います。

そんな最終増備車も今年で19年。まだまだ新しく思えてしまいますが、先に引退している車両や先輩にあたるキハ183系をみていると、耐用年数は30年が節目であり、人生の折り返し地点は過ぎています。キハ281系やキハ283系が引退していく中で、同車については今のところ引退の予定はないので、引き続き札幌~稚内間の「宗谷」・「サロベツ」で使用されることになります。

長距離で使用される割には、14両という小規模帯であり、車両の検査時や何らかのアクシデント(前日に鹿との接触等)が発生した場合など、所定の編成が用意できないほど予備車両がありません。北海道の特急列車でも一年を通じて特に代走が多い列車です。

しかし、重要機器取替工事施行を境に、代走は減ってきています。そして、先日北海道入りした多目的車両キハ261系5000番台が「宗谷」などで使用されることで、代走時でもようやく性能面では統一されることになり、さらなるサービス向上が図られます。

今回のSE-104編成施行により、未更新の車両はあと2両1ユニットのみだったはずで、オリジナルの0番台もまもなく見納めとなりそうです。稚内方のユニットが最後に残っていたはずで、記録するなら今しかなさそうです。











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コメント
9576: by ナナッシー on 2020/07/24 at 08:42:58

おはようございます
キハ261系0代はちょうど北海道新幹線が開業するときに30年ちょっとになりますので、後継は現在北斗号で使っているキハ261系1000代が担当することになるでしょうか。

今週からキハ261系5000代の試運転が始まりましたので、近いうち宗谷本線にも入線するでしょうね。

9579: by 管理人 on 2020/07/24 at 22:35:54

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

北海道では、車両の耐用年数の節目が30年です。旭川方面だと、789系も0番台の初期車は同世代にあたります。

新幹線が札幌まで延伸すると、「北斗」で使用しているキハ261系で余剰車が生まれると思われ、その車両を使用して「宗谷」や「サロベツ」に充当するのではないでしょうか?

今後、宗谷本線での試運転も始まると予想し、一時的に旭川運転所に滞泊する可能性もありそうですね。

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