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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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早朝の苗穂運転所(札ナホ)を出区するキハ281系

今年3月のダイヤ改正から、キハ281系は札幌運転所(札サウ)滞泊から、苗穂運転所(札ナホ)滞泊に変わりました。







苗穂運転所(札ナホ)出区シーンです。撮影できるのもこの時期だけの特権ですよね。

時間帯は5時30分前ぐらいから出区準備が始まり、5時40分には札幌駅4番線に入線する流れです。そこから特急「北斗2号」として運用に入ります。

苗穂でキハ281系といえば・・・







昨年度数回にわたって、グリーン車を中間に組み込んだ3両編成が苗穂運転所(札ナホ)に回送されていましたよね。

滞泊先の変更の準備を伴った検修用として車両が回送されていました。

滞泊場所を変更せざるを得ない理由として、ダイヤ改正を機に快速「エアポート」の運用が増える等の理由で、これ以上列車の本数が増えると、出発前の準備が札幌運転所(札サウ)では困難になる・間に合わなくなります。そのため、作業を分散化する目的で、気動車であるキハ281系が3月ダイヤ改正から苗穂運転所(札ナホ)への滞泊場所変更を余儀なくされたと予想しています。

検修内容は、例えば車両に異常がないかチェックするにとどまらず、車内の清掃作業においても必要です。清掃作業についても検修や養成を伴うことから、中間にグリーン車を連結した編成が毎回用意されていたと思われます。

キハ281系の場合、函館運輸所(函ハコ)所属のため、所属先ではない苗穂運転所(札ナホ)では、翌日の運用までに車両を組み替える必要もなく、あくまで滞泊場所と燃料の給油場所さえ確保できればいいわけですから、それが可能な施設といえば、札幌運転所(札サウ)を除くと苗穂運転所(札ナホ)しかありません。また、苗穂運転所(札ナホ)は電車の受け持ちができないため、そうした点でも気動車の滞泊場所を変更せざるを得ず、結果的にキハ281系で滞泊先が変更になったという流れです。

実は、札幌~函館間の「北斗」の定期列車で、かつて苗穂運転所(札ナホ)で車両が滞泊していました。車両はキハ183系でしたが、2012年5月末まで特急「北斗8号」となる編成が苗穂運転所(札ナホ)に滞泊していました。

同時期の出来事としては、札幌運転所(札サウ)に在籍していた大量のキハ183系が苗穂運転所(札ナホ)に転属になった時期でした。おそらく、車両の収容数の関係における滞泊先の変更だったと推測しています。

出区時間の関係もあり、夏季限定でキハ281系の出区シーンを確認することができます。数年後には引退を控えているので、数年間だけ実施されていた貴重な記録になりそうです。









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