733系1000番台「はこだてライナー」
近郊形電車 - 2020年08月17日 (月)
函館地区では、札幌圏では活躍しない733系が存在します。

「はこだてライナー」に使用される733系。札幌圏の0番台や3000番台とは異なる1000番台で区分されます。
長らく紹介していなかったので、紹介したいと思います。




1000番台で注目すべきは、車内です。札幌圏で使用する0番台や3000番台とは異なり、北海道をイメージしたインテリアとしています。函館地区で活躍するということで、函館の赤レンガ倉庫お連想させる乗降ドアや北海道の自然を連想させる木目調のパーテイションのインテリアが特徴です。
実際に確認してみると、乗降扉付近の質感が0番台や3000番台よりも向上しています。普通列車用の車両とはいえ、新幹線とのアクセス機能を持たせるため、少し特別感のある733系となっています。

上から見るとこんな感じです。



新函館北斗駅で撮影した「はこだてライナー」。行き止まりの1番線を使用します。1番線で折り返して再度函館方面へ向かいます。

エクステリアは、H5系と同じパープルの帯とともに、北海道の新緑のイメージであるライトグリーンの帯を採用しています。札幌圏と形状は同じ733系でも、帯の色が違うだけで、印象はかなり異なりますね。



函館駅で発車を待つ「はこだてライナー」。
函館地区で電車で普通列車というのは、「はこだてライナー」が初めてのようです。当初は全ての列車を快速列車とし、函館地区の短距離普通列車も快速に格上げする方針でしたが、利便性を維持するため、快速列車と普通列車の両方を設定するようになりました。
普通列車にも「はこだてライナー」の愛称があります。普通列車で愛称がある列車は、全国的にも珍しく、北海道では今となっては唯一の存在ではないでしょうか?



特急「北斗18号」入線時と特急「北斗23号」として折り返し整備後の並びです。両者とも2016年3月ダイヤ改正で函館地区で営業列車として運行を開始しました。この4年で函館地区を走る車両は大きく変わりましたね。
函館駅は、道内と本州を結ぶ北海道側の拠点の駅でしたが、今はその役割が新函館北斗駅となり、列車も定期列車は道内を走る列車のみの発着となりました。


函館地区のみで営業運転を行う733系1000番台ですが、札幌圏でも確認できるときがあります。
車両の検査については、札幌の苗穂工場で実施しているため、敷地内で留置されている姿や函館本線で試運転を実施する姿が見られたりします。札幌圏で試運転を実施している際は、0番台や3000番台とはエクステリアが大きく異なるため、違和感を覚えます。見られたらそれはそれでラッキーですね。
ということで、733系1000番台「はこだてライナー」について紹介しました。
本数は、下りの快速列車が5本、普通列車が12本、上りの快速列車が7本、普通列車が9本運行しています。この数で合っていますよね?何度も計算したので合っているはず、、、。
所要時間を確認していると、快速列車については、同区間を走る「北斗」と変わりません。一度乗車してみましたが、札幌圏の快速「エアポート」のような俊足ぶりを披露してくれます。
今年はもう一度函館に行く計画を立てています。おそらくその際にもお世話になるであろう列車です。普通列車用の車両ですが、その速達性や普段乗れない車両だけにワクワクしますね。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング

「はこだてライナー」に使用される733系。札幌圏の0番台や3000番台とは異なる1000番台で区分されます。
長らく紹介していなかったので、紹介したいと思います。




1000番台で注目すべきは、車内です。札幌圏で使用する0番台や3000番台とは異なり、北海道をイメージしたインテリアとしています。函館地区で活躍するということで、函館の赤レンガ倉庫お連想させる乗降ドアや北海道の自然を連想させる木目調のパーテイションのインテリアが特徴です。
実際に確認してみると、乗降扉付近の質感が0番台や3000番台よりも向上しています。普通列車用の車両とはいえ、新幹線とのアクセス機能を持たせるため、少し特別感のある733系となっています。

上から見るとこんな感じです。



新函館北斗駅で撮影した「はこだてライナー」。行き止まりの1番線を使用します。1番線で折り返して再度函館方面へ向かいます。

エクステリアは、H5系と同じパープルの帯とともに、北海道の新緑のイメージであるライトグリーンの帯を採用しています。札幌圏と形状は同じ733系でも、帯の色が違うだけで、印象はかなり異なりますね。



函館駅で発車を待つ「はこだてライナー」。
函館地区で電車で普通列車というのは、「はこだてライナー」が初めてのようです。当初は全ての列車を快速列車とし、函館地区の短距離普通列車も快速に格上げする方針でしたが、利便性を維持するため、快速列車と普通列車の両方を設定するようになりました。
普通列車にも「はこだてライナー」の愛称があります。普通列車で愛称がある列車は、全国的にも珍しく、北海道では今となっては唯一の存在ではないでしょうか?



特急「北斗18号」入線時と特急「北斗23号」として折り返し整備後の並びです。両者とも2016年3月ダイヤ改正で函館地区で営業列車として運行を開始しました。この4年で函館地区を走る車両は大きく変わりましたね。
函館駅は、道内と本州を結ぶ北海道側の拠点の駅でしたが、今はその役割が新函館北斗駅となり、列車も定期列車は道内を走る列車のみの発着となりました。


函館地区のみで営業運転を行う733系1000番台ですが、札幌圏でも確認できるときがあります。
車両の検査については、札幌の苗穂工場で実施しているため、敷地内で留置されている姿や函館本線で試運転を実施する姿が見られたりします。札幌圏で試運転を実施している際は、0番台や3000番台とはエクステリアが大きく異なるため、違和感を覚えます。見られたらそれはそれでラッキーですね。
ということで、733系1000番台「はこだてライナー」について紹介しました。
本数は、下りの快速列車が5本、普通列車が12本、上りの快速列車が7本、普通列車が9本運行しています。この数で合っていますよね?何度も計算したので合っているはず、、、。
所要時間を確認していると、快速列車については、同区間を走る「北斗」と変わりません。一度乗車してみましたが、札幌圏の快速「エアポート」のような俊足ぶりを披露してくれます。
今年はもう一度函館に行く計画を立てています。おそらくその際にもお世話になるであろう列車です。普通列車用の車両ですが、その速達性や普段乗れない車両だけにワクワクしますね。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング

- 関連記事
-
-
733系3000番台B-3109編成+B-3209編成にHOKKAIDO LOVE!ステッカー 2021/02/18
-
733系1000番台「はこだてライナー」 2020/08/17
-
2022年度から始まる721系エアポート編成の老朽取替 2020/01/31
-