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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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【コラム】利用が少ないのに、増結を実施しなければならない特別な事情

8月17日をもって今年のお盆輸送期間が終了しました。いつものように、繁忙期輸送期間中の様子を紹介したかったところですが、新型コロナウィルスがほぼ毎日10人前後道内で確認されていたことから、管理者なりに撮影を控えていました。なので、今年のお盆輸送期間中の特急列車の様子については取り上げません。

数字も出ていますが、線区別では異なってきますが、だいたい前年比4割程度でした。

撮影を控えていたとはいえ、当記事掲載のため、一部の列車だけ地元を中心に撮影してきました。











ほかにも、宗谷線特急が週末の度に増結していたりと、例年と比べて増結を実施する機会が多い列車もありました。ですが、事前に発表されていた予約状況について、どの列車にも余裕があり、増結を実施しているからといって、混雑どころかむしろ空席が目立つ列車もありました。

これは、今年に限って特別な事情を抱えているのです。



理由は、新型コロナウィルスの感染拡大を防止するためです。例えばJR北海道では、密接対策の取り組みとして、一定の間隔を空けながら、座席を確保できる仕組みを導入しています。これが、利用が少なくても増結しなければならない特別な事情になるわけです。

密接対策として一定の間隔を空けなければならないため、、自由席を除いて、一車両に対して全ての座席を発売するわけではありません。一定の間隔を保持しつつ、繁忙期輸送に向けた混雑対策をしなければなりませんから、たとえ利用が少なかったとしても、座席が全て埋まらない状況であっても、密接対策として増結を実施しなければならない状況だったのです。

確かに、利用増加を見込んで増結を実施しているわけですが、単純に利用増加を見込んだ増結ではないということです。

ちなみに、国土交通省のホームページで、鉄道事業者向けのガイドラインについて確認した限りでは、密接対策についてはほぼ触れられておらず、おそらくこのあたりは、それぞれの鉄道事業者の判断に委ねるということなのでしょう。責任転嫁のような状況がみてとれました。


話題は逸れてしまいますが、お盆期間中に駅で撮影していたところ、マスクを着用しないで撮影している人間が多いです。昨今、公共の場でマスク着用を促す掲示物も増えてきており、例えば外気温が高いからといって熱中症でもない限り、マスクを外すべきという理由にはなりません。

マスク着用の理由は、自身が感染しないようにすることも大事ですが、感染を広めないようにすることの方が大事です。マスク着用は感染を防止する、感染拡大を防止するにのみならず、昨今の公共の場におけるエチケットの側面もあります。マスク着用は鉄道撮影時のみならず、公共の場では必要なことです。

これがお盆輸送期間中に列車を撮影しながら思っていたことでした。管理者はもちろんマスクを着用しています。当たり前ですよね。

ということで、今年の特急列車における特別な増結事情を紹介しました。昨今では、まだまだ感染者数が増えており、昨日は小樽市で集団感染がありました。まだまだ終息する見込みがありません。

おそらく、今年度の年末年始も今回と同じような形で増結が実施されるでしょう。経営をひっ迫している状況の中、感染拡大を防止するために、利用が少なくても増結しなければならない、そして減便も実施できない、、、。

経営改善の最中、大きな壁にぶち当たっています。










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