釧路運輸車両所(釧クシ)のみの配置となったキハ283系
キハ283系 - 2020年08月22日 (土)
一部車両が廃車・解体されてしまったキハ283系ですが・・・

引き続き「おおぞら」3往復で活躍しています。最高運転速度が110km/hになりましたが、最速列車は3時間59分です。減速運転前と停車駅の数は異なりますが、それでも同じ時間で走ってしまうのは凄いですよね。
一部車両が離脱していますが、札幌運転所(札サウ)にはキハ261系1000番台が増備されています。その関係で玉突きという形で同所所属だったキハ283系の一部が釧路運輸車両所(釧クシ)に転属になったことにより、キハ283系は全ての車両が釧路運輸車両所(釧クシ)所属になりました。


旧札幌運転所(札サウ)所属車を対象に廃車が多く発生しました。データで確認する限りでは、釧路運輸車両所(釧クシ)からは3両前後の車両しか廃車は発生していないはずです。一方、札幌から転属となった車両が15両弱確認され、それまでの25両体制から少なくとも35両体制になり、在籍数が一気に10両増えました。この関係で、釧路運輸車両所(釧クシ)の裏手には、キハ283系の姿が多く見られるようになりました。
35両中、1日に最低限使用するのが12両なので、全体の1/3程度の車両数で日々運行していることになります。以前は車両トラブルが多発する車両だっただけに、車両メンテナンス体制や予備車両の確保については、徹底した体制が敷かれているようです。

北海道も地方へ行けば、車両を間近で確認することができます。目の前の道路から望遠レンズを使えば、あたかも目の前で撮影しているような感じで車両を撮影できます。
ドドーンとキハ283系の先頭部を撮影してみましたが、やはりカッコいいです。性能的にはキハ285系などの次世代特急気動車の方が凄いですが、逆にキハ285系にはない魅力・カッコよさがありますよね。営業運転開始から23年を経過していますが、その魅力にはいささかの曇りもありません。


ほかにも裏手に留置されていたわけですが・・・

実は数日後に地元の報道機関北海道テレビ放送で、釧路運輸車両所(釧クシ)のキハ283系を使って地元の消防団が脱線事故を起こした想定で訓練を実施し、その訓練車両として先頭車1両が使われたのです。おそらく、当記事の5枚目と6枚目の写真の先頭車が使われたと思います。
訓練では、消防の機材で列車を持ちあげられるかどうか訓練を実施していたようです。列車を持ちあげて下敷きになった人を助け出すことを想定し、車両を持ちあげて僅かな隙間をつくっていました。鉄道車両を使った訓練はなかなかないと思われ、貴重な訓練になったと思います。これも予備車両が増えたことで実現したと思います。
8月上旬に釧路へ訪問し、一番の目的はノロッコ号でしたが、こうした風景や釧路界隈のキハ261系の様子も確認でき、楽しい1泊2日でした。なかなか足を運ぶことがないので、食事するのも忘れて1日中移動して写真を撮影し続けてしまいました。
ということで、3月ダイヤ改正以降のキハ283系の様子をお伝えしました。充当列車が3往復に減ってしまい、走行シーンが見られる機会が少なくなってしまいましたが、やはり、「おおぞら」にはキハ283系が似合います。今後いつまで活躍が続けられるか不明ですが、引退で騒がしくなる前に地道に記録しておいた方がよさそうです。
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引き続き「おおぞら」3往復で活躍しています。最高運転速度が110km/hになりましたが、最速列車は3時間59分です。減速運転前と停車駅の数は異なりますが、それでも同じ時間で走ってしまうのは凄いですよね。
一部車両が離脱していますが、札幌運転所(札サウ)にはキハ261系1000番台が増備されています。その関係で玉突きという形で同所所属だったキハ283系の一部が釧路運輸車両所(釧クシ)に転属になったことにより、キハ283系は全ての車両が釧路運輸車両所(釧クシ)所属になりました。


旧札幌運転所(札サウ)所属車を対象に廃車が多く発生しました。データで確認する限りでは、釧路運輸車両所(釧クシ)からは3両前後の車両しか廃車は発生していないはずです。一方、札幌から転属となった車両が15両弱確認され、それまでの25両体制から少なくとも35両体制になり、在籍数が一気に10両増えました。この関係で、釧路運輸車両所(釧クシ)の裏手には、キハ283系の姿が多く見られるようになりました。
35両中、1日に最低限使用するのが12両なので、全体の1/3程度の車両数で日々運行していることになります。以前は車両トラブルが多発する車両だっただけに、車両メンテナンス体制や予備車両の確保については、徹底した体制が敷かれているようです。

北海道も地方へ行けば、車両を間近で確認することができます。目の前の道路から望遠レンズを使えば、あたかも目の前で撮影しているような感じで車両を撮影できます。
ドドーンとキハ283系の先頭部を撮影してみましたが、やはりカッコいいです。性能的にはキハ285系などの次世代特急気動車の方が凄いですが、逆にキハ285系にはない魅力・カッコよさがありますよね。営業運転開始から23年を経過していますが、その魅力にはいささかの曇りもありません。


ほかにも裏手に留置されていたわけですが・・・

実は数日後に地元の報道機関北海道テレビ放送で、釧路運輸車両所(釧クシ)のキハ283系を使って地元の消防団が脱線事故を起こした想定で訓練を実施し、その訓練車両として先頭車1両が使われたのです。おそらく、当記事の5枚目と6枚目の写真の先頭車が使われたと思います。
訓練では、消防の機材で列車を持ちあげられるかどうか訓練を実施していたようです。列車を持ちあげて下敷きになった人を助け出すことを想定し、車両を持ちあげて僅かな隙間をつくっていました。鉄道車両を使った訓練はなかなかないと思われ、貴重な訓練になったと思います。これも予備車両が増えたことで実現したと思います。
8月上旬に釧路へ訪問し、一番の目的はノロッコ号でしたが、こうした風景や釧路界隈のキハ261系の様子も確認でき、楽しい1泊2日でした。なかなか足を運ぶことがないので、食事するのも忘れて1日中移動して写真を撮影し続けてしまいました。
ということで、3月ダイヤ改正以降のキハ283系の様子をお伝えしました。充当列車が3往復に減ってしまい、走行シーンが見られる機会が少なくなってしまいましたが、やはり、「おおぞら」にはキハ283系が似合います。今後いつまで活躍が続けられるか不明ですが、引退で騒がしくなる前に地道に記録しておいた方がよさそうです。
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