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9月7日に札幌に到着した苫小牧配置予定のH100形の増備車

9月7日に本州から甲種輸送にて、H100形が12両札幌の苗穂運転所(札ナホ)に到着しました。





苗穂運転所(札ナホ)構内へ搬入直後の様子です。まだ赤色板が取り付けられたままでした。関係ありませんが、隣のキハ201系が「区間快速」の表示となっています。懐かしいですね。

今回到着したのは「H100-28」から「H100-39」の12両です。6両ずつ分割して搬入されたようです。分割して搬入する理由は、苗穂運転所(札ナホ)構内へ搬入する際、折り返しで使う引き上げ線の長さの関係があるようです。7両前後あたりまでしか対応していなかったはずです。そのため、12両一気に搬入することができず、6両ずつに分けて搬入する必要があったようです。



到着直後の入換作業中の様子です。キハ40形気動車に連結されて入換作業を実施していました。両者が連結している姿は本線上では見られない光景です。いつかは実現して見てみたいものです。

キハ40形気動車と比べると、H100形は全長が短く、コンパクトに見えますね。



苫小牧運転所所属を意味する「札トマ」の表記も確認できました。おそらく今回甲種輸送された車両のほとんどが同所に所属すると思われます。

H100形の配置に伴い、動向が気になる車両というのが・・・



苗穂運転所(札ナホ)構内にも1両留置されていました。日高本線用の350番台です。

奥の2両は札沼線で使用していた400番台です。こちらも札沼線末端区間廃止後はお役御免状態ですから、写真の「キハ40-351」も今後本線上で営業運転に入ることは難しいのではないでしょうか??

350番台は、機関換装車であり、空転対策が実施されています。しかしながら、非冷房車であり、1700番台のような長期使用を想定した延命化工事を実施していません。また、長年日高本線で使用され、潮風による車体の腐食が進行している車両でもあります。

苫小牧運転所(札トマ)の運用エリアは広く、

・室蘭本線の長万部~苫小牧~岩見沢、

・函館本線の岩見沢~滝川

・日高本線の苫小牧~鵡川

・千歳線・石勝線の千歳~新夕張

となっています。上記はキハ40形気動車のものです。

昨今、以前旭川運転所(旭アサ)へ甲種輸送されたH100形が苫小牧に貸し出されており、これらエリア内で試運転を実施しているようです。道南は長万部まで乗り入れているようで、キハ40形気動車と同じく、広範囲での営業運転の可能性がありそうです。石勝線の新夕張方面における試運転が実施されているのか不明ですが、苫小牧に配置されれば、営業運転開始はそれは時間の問題でしょう。

今後、正式な配属先の苫小牧へ移動し、試運転が実施されると思います。我々が思っている以上に急速にH100形の増備が進められており、既存の老朽化した気動車の活躍も時間の問題となりそうです。











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コメント
9694:承認待ちコメント by on 2020/09/12 at 00:55:21

このコメントは管理者の承認待ちです

9697:道内の非冷房車について&+α by Kohei on 2020/09/14 at 20:55:14

今回の甲種輸送では、秋田まで東日本の元になった車両が同時に輸送されたため、GVとH100系の連結というまず見られない組成が見られ、趣味的には面白い組成ではなかったかと思います。
北海道のディーゼル車には非冷房車が多く、近年では道内でも30℃以上の日が多くあることを考えるとかなり乗っていてつらいものがあります。当方もこの間乗車しましたが、非冷房車の車内に入った途端汗がだらだら垂れた記憶があります。更新工事の関係、また財政的につらいものはあるとは思うのですが、非冷房車はなるべく早めに引退させた方がいいとは思います。そういう意味ではクーラーのついた新型車を入れることでサービス向上にはなると思います。
しかし新型車にしても、ガラスにUVカットを入れているとは思いますが、ブラインドをなくしたのはアレだと思っています。GVの方に乗車しましたが、UVカットが入っていても、直射日光が入ってくると厳しい面はありました。北海道では雪の照り返しなどあると思うので、ブラインドを省略したことでサービスダウンにつながらないかだけが不安ではあります。

長文失礼しました。

9700: by 管理人 on 2020/09/15 at 22:16:07

>>コメントNo,9694の方へ

千歳~新夕張は少なくとも午前と午後で運用は違いますよね。

現在は鵡川~様似間が不通となっているので、仮に動いていたら予備車両の数はもっと少なくなるはずです。いずれにしても、使用車両の共通化で全体の車両数を減らせることができるはずなので、現在のヨンマルの在籍数よりもH100形は在籍数は少なくなると予想しています。

最後に、ハンドルネームがありませんでした。当ブログではハンドルネームがないコメントは非公開にさせていただいています。よろしくお願いします。

9702: by 管理人 on 2020/09/15 at 22:31:45

>>「Kohei」さん、コメントありがとうございます。

今どきはもう冷房装置があって当たり前ですよね。そうした社会的な背景も引退の原因の1つだったりします。

現在はUVカットガラスの車両が増えてきました。733系もそうですよね。ときには辛いものがあります。多少カバーできますが、あった方がいいですよね。利用者からの要望は出そうです。

9705:苗穂運転所に4両x2編成で留置 by 苗穂住民 on 2020/09/18 at 01:17:03

 こんばんは。

 9/17にH100が苗穂運転所構内で4両x2編成で留置されていました。車号は一部しか見えませんでしたが、北側の編成の札幌方が28、南側の編成の札幌方が32でしたので、甲種時の連結順と同じなら、28~31と32~35になります。まだ本線運転はしていないようですが、試運転を兼ねて苫小牧に行くのでしょうか。岩見沢経由で回送すれば、車両の向き(トイレの位置)はキハ40と同じになりますね。
 気になってキハ150の向きも調べてみましたが、キハ150-100が逆向きのようですね。キハ150のジャンパ栓は片渡りなので、山線に貸し出されていた時は、方転して向きを合わせていたようです。何故、キハ150-100が逆向きなのかは分かりませんでした。

9710: by 管理人 on 2020/09/21 at 08:02:18

>>「苗穂住民」さん、コメントありがとうございます。

いつどのような方法で苫小牧に行くのか不明ですが、旭川のH100形が苫小牧に貸し出されているので、そこまで急いで苫小牧エリアで試運転で必要としている雰囲気はありません。

既存の気動車との連結もできませんので、単独で回送されるものと思います。車両の向きを合わせるのであれば、岩見沢経由で回送されると思いますよ。

9730:苗穂運転所発着で試運転 by 苗穂住民 on 2020/09/29 at 00:22:34

 こんばんは。

 9/28にH100が4両で試運転を行ったようです。苗穂駅5番線から12:35に試運転表示で函館線下り線へ出発して行きました。先頭から31,30,29,28の順でした。札幌駅経由で16:30に苗穂運転所に戻りました。あと8両についても4両ずつになっているようですので。他の車の4両編成での運転も見られると思います。

9735: by 管理人 on 2020/10/01 at 20:44:21

>>「苗穂住民」さん、再度コメントありがとうございます。

管理者もみましたよ。車に乗っていたので撮影はできませんでした。

機会があれば撮影してみたいところです。明るい時間帯に4両編成の列車はないので、貴重な記録になりそうです。

9758:苫小牧へ行ったようです by 苗穂住民 on 2020/10/16 at 22:55:27

 
 こんばんは。ここ10日間くらいで苗穂運転所にいたH100-28~39が見られなくなりました。10/7に34~36の3両編成が、10/8に37~39の3両編成が苫小牧へ行ったようです。駅の引き上げ線や5番線を使わず、運転所構内から東出区線経由で出区して行ったようです。残り6両の苫小牧への回送時期は不明ですが、10/13の夕方、東出区線付近にH100の3両編成が留置されていました。

9762: by 管理人 on 2020/10/19 at 23:50:59

>>「苗穂住民」さん、コメントありがとうございます。

実は管理者も試運転列車を撮影したく、時間の許す限り、函館本線の沿線に足を運んでいましたが、当初の2回しかほぼ実施されておらず、ようやく最近になってまた試運転が実施されるようになってきましたね。

今後は苫小牧エリアで試運転が実施され、来春のダイヤ改正で営業運転を開始しそうな感じです。管理者は好きな車両なので楽しみです。

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