9月7日に札幌に到着した苫小牧配置予定のH100形の増備車
気動車 - 2020年09月10日 (木)
9月7日に本州から甲種輸送にて、H100形が12両札幌の苗穂運転所(札ナホ)に到着しました。


苗穂運転所(札ナホ)構内へ搬入直後の様子です。まだ赤色板が取り付けられたままでした。関係ありませんが、隣のキハ201系が「区間快速」の表示となっています。懐かしいですね。
今回到着したのは「H100-28」から「H100-39」の12両です。6両ずつ分割して搬入されたようです。分割して搬入する理由は、苗穂運転所(札ナホ)構内へ搬入する際、折り返しで使う引き上げ線の長さの関係があるようです。7両前後あたりまでしか対応していなかったはずです。そのため、12両一気に搬入することができず、6両ずつに分けて搬入する必要があったようです。

到着直後の入換作業中の様子です。キハ40形気動車に連結されて入換作業を実施していました。両者が連結している姿は本線上では見られない光景です。いつかは実現して見てみたいものです。
キハ40形気動車と比べると、H100形は全長が短く、コンパクトに見えますね。

苫小牧運転所所属を意味する「札トマ」の表記も確認できました。おそらく今回甲種輸送された車両のほとんどが同所に所属すると思われます。
H100形の配置に伴い、動向が気になる車両というのが・・・

苗穂運転所(札ナホ)構内にも1両留置されていました。日高本線用の350番台です。
奥の2両は札沼線で使用していた400番台です。こちらも札沼線末端区間廃止後はお役御免状態ですから、写真の「キハ40-351」も今後本線上で営業運転に入ることは難しいのではないでしょうか??
350番台は、機関換装車であり、空転対策が実施されています。しかしながら、非冷房車であり、1700番台のような長期使用を想定した延命化工事を実施していません。また、長年日高本線で使用され、潮風による車体の腐食が進行している車両でもあります。
苫小牧運転所(札トマ)の運用エリアは広く、
・室蘭本線の長万部~苫小牧~岩見沢、
・函館本線の岩見沢~滝川
・日高本線の苫小牧~鵡川
・千歳線・石勝線の千歳~新夕張
となっています。上記はキハ40形気動車のものです。
昨今、以前旭川運転所(旭アサ)へ甲種輸送されたH100形が苫小牧に貸し出されており、これらエリア内で試運転を実施しているようです。道南は長万部まで乗り入れているようで、キハ40形気動車と同じく、広範囲での営業運転の可能性がありそうです。石勝線の新夕張方面における試運転が実施されているのか不明ですが、苫小牧に配置されれば、営業運転開始はそれは時間の問題でしょう。
今後、正式な配属先の苫小牧へ移動し、試運転が実施されると思います。我々が思っている以上に急速にH100形の増備が進められており、既存の老朽化した気動車の活躍も時間の問題となりそうです。
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苗穂運転所(札ナホ)構内へ搬入直後の様子です。まだ赤色板が取り付けられたままでした。関係ありませんが、隣のキハ201系が「区間快速」の表示となっています。懐かしいですね。
今回到着したのは「H100-28」から「H100-39」の12両です。6両ずつ分割して搬入されたようです。分割して搬入する理由は、苗穂運転所(札ナホ)構内へ搬入する際、折り返しで使う引き上げ線の長さの関係があるようです。7両前後あたりまでしか対応していなかったはずです。そのため、12両一気に搬入することができず、6両ずつに分けて搬入する必要があったようです。

到着直後の入換作業中の様子です。キハ40形気動車に連結されて入換作業を実施していました。両者が連結している姿は本線上では見られない光景です。いつかは実現して見てみたいものです。
キハ40形気動車と比べると、H100形は全長が短く、コンパクトに見えますね。

苫小牧運転所所属を意味する「札トマ」の表記も確認できました。おそらく今回甲種輸送された車両のほとんどが同所に所属すると思われます。
H100形の配置に伴い、動向が気になる車両というのが・・・

苗穂運転所(札ナホ)構内にも1両留置されていました。日高本線用の350番台です。
奥の2両は札沼線で使用していた400番台です。こちらも札沼線末端区間廃止後はお役御免状態ですから、写真の「キハ40-351」も今後本線上で営業運転に入ることは難しいのではないでしょうか??
350番台は、機関換装車であり、空転対策が実施されています。しかしながら、非冷房車であり、1700番台のような長期使用を想定した延命化工事を実施していません。また、長年日高本線で使用され、潮風による車体の腐食が進行している車両でもあります。
苫小牧運転所(札トマ)の運用エリアは広く、
・室蘭本線の長万部~苫小牧~岩見沢、
・函館本線の岩見沢~滝川
・日高本線の苫小牧~鵡川
・千歳線・石勝線の千歳~新夕張
となっています。上記はキハ40形気動車のものです。
昨今、以前旭川運転所(旭アサ)へ甲種輸送されたH100形が苫小牧に貸し出されており、これらエリア内で試運転を実施しているようです。道南は長万部まで乗り入れているようで、キハ40形気動車と同じく、広範囲での営業運転の可能性がありそうです。石勝線の新夕張方面における試運転が実施されているのか不明ですが、苫小牧に配置されれば、営業運転開始はそれは時間の問題でしょう。
今後、正式な配属先の苫小牧へ移動し、試運転が実施されると思います。我々が思っている以上に急速にH100形の増備が進められており、既存の老朽化した気動車の活躍も時間の問題となりそうです。
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