キハ261系5000番台はまなす編成が、明日から宗谷本線で本格始動!
代走・編成変更 - 2020年11月27日 (金)
今秋は札幌から道内各地へ向けて運行したキハ261系5000番台はまなす編成。

いよいよ明日から、札幌・旭川~稚内間の「宗谷」・「サロベツ」で連日運行されるようになります。

JR北海道のホームぺージから、使用車両変更についてアナウンスされています。編成や充当列車については、写真を拡大してご確認ください。編成については、注目列車なので既に皆さまお分かりかと思います。
最新の観光用の車両が充当されますが、それと引き換えに、グリーン車が連結されず、フリースペースや公衆無線LANが用意されます。運行時刻については、所定のキハ261系0番台充当の際と変更ありません。
現時点では、2月下旬まで1月上旬を除いて2日おきに使用されるようです。これからの時期は特に寒さが厳しくなり、ときには雪の中をひたすら走ることになります。そのような過酷な条件下にも関わらず、連日朝早くから営業運転を開始し、1月上旬に遅い年末年始休暇があり、2月下旬までムチを打つかのように使用されることになります。
かつてのJR北海道の特急はこのように使用され、「スーパーとかち」などは、ほぼ連日同じ車両が充当され続けたこともありました。それが結果的に十分な車両メンテナンスが確保されていないことにつながったわけです。
まだまだ新車という理由もありますが、それにしても初めからかなり車両に負担をかけるような運用が組まれるようです。しかし、789系1000番台とほぼ同時期に製造されたキハ261系1000番台がベースの車両です。実は、同車については、これまで大きな故障というのがありません。
2013年に一度潤滑油漏れで、特急「スーパーとかち1号」が平野川信号場で動けなくなったときがありました。それぐらいだと思います。
これ以降、大きな車両不具合に見舞われることなく、安定した運行が続けられています。特に運行ダイヤに余裕時分を設けたことで、減速・減便以前のような過激な走りは比較的抑えられています。
徹底した車両故障対策のうえで、決められた運行スケジュールだと思いますが、もちろん車両変更の可能性もあります。宗谷本線は動物との接触も多く、その際に急ブレーキをかけて車輪に基準値を超える傷をつくってしまいがちです。過去に、例えば特急「サロベツ2号」でそのような事象が発生してしまった場合、特急「サロベツ1号」や上りの特急「宗谷」を運休せざるを得ないなど、利用客に影響が出ていました。
ただ、「宗谷」・「サロベツ」運用では、旭川運転所(旭アサ)において給油タイムが長く設けられており、その際に車両の点検も行われます。このとき、車輪に傷などが確認されれば、営業列車として使用することができなくなりますが、予備の編成を多く待機させておくことで、万が一そのような状況に陥った場合でも、札幌(苗穂)から旭川へ車両を送り込み、特急「サロベツ1号」から使用することが可能になります。
今回一方にはまなす編成が使用されることになれば、キハ261系0番台にも運用に余裕が生まれ、まだ引退となっていないノースレインボーエクスプレスなども使用することができ、さらなる安定した輸送を実施することができます。
過去に、12月中はキハ261系0番台の運用が壊滅状態に陥るなど、運行する側、利用する側ともに頭を悩ましてきましたが、故障に強い車両や、万が一に備えて予備車両を多く待機させておくことで、今冬はこれまで以上に安全・安定した運行に力が注がれるようです。
キハ261系5000番台はまなす編成は、多目的車両として多客臨のみならず、定期列車の代走、集約臨等、さまざまな列車での使用を見込んで製作された車両です。1両あたりの製造費用はおよそ4億円。営業列車として使用される気動車としては、日本全国で1番高額な車両だと思います。ちなみに、20年以上前に製造されたキハ201系とほぼ同額で、新幹線車両1両に匹敵する額です。ベースとなるキハ261系1000番台は、およそ3億円です。
既に発表されているとおり、1年の大半以上を定期列車として使用します。主にその定期列車とは「宗谷」・「サロベツ」のことと思われ、ニュースリリースの方で発表された資料によると、来年の3月以降の運転について、決まり次第アナウンスされるとのことで、集約臨や「フラノラベンダーエクスプレス」の運転が始まるまでは、宗谷本線で使用される可能性があります。
しかし、来春のダイヤ改正では、旭川~稚内間の「サロベツ」が臨時列車化される計画で、暫く運行本数をある程度維持するものの、臨時列車化された列車というのは、明るい話題というのは耳にせず、本数が次第に減っていき、やがて年末年始やゴールデンウィーク期間中のみや、最悪の場合廃止も想定されます。
そういった意味では、はまなす編成による「サロベツ」は、早めに記録しておいた方がよさそうです。
本日夕方、菅義偉首相より、札幌を出発点とする旅行を控えるよう呼びかけがありました。管理者も撮影したいところですが、「サロベツ」等の撮影はしばらく我慢になりそうです。
今年の春先のコロナの影響で習いごとの振替がたくさんたまっているので、しばらくの間、消化するついでに札幌中心部や沿線に繰り出す程度になりそうです。

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いよいよ明日から、札幌・旭川~稚内間の「宗谷」・「サロベツ」で連日運行されるようになります。

JR北海道のホームぺージから、使用車両変更についてアナウンスされています。編成や充当列車については、写真を拡大してご確認ください。編成については、注目列車なので既に皆さまお分かりかと思います。
最新の観光用の車両が充当されますが、それと引き換えに、グリーン車が連結されず、フリースペースや公衆無線LANが用意されます。運行時刻については、所定のキハ261系0番台充当の際と変更ありません。
現時点では、2月下旬まで1月上旬を除いて2日おきに使用されるようです。これからの時期は特に寒さが厳しくなり、ときには雪の中をひたすら走ることになります。そのような過酷な条件下にも関わらず、連日朝早くから営業運転を開始し、1月上旬に遅い年末年始休暇があり、2月下旬までムチを打つかのように使用されることになります。
かつてのJR北海道の特急はこのように使用され、「スーパーとかち」などは、ほぼ連日同じ車両が充当され続けたこともありました。それが結果的に十分な車両メンテナンスが確保されていないことにつながったわけです。
まだまだ新車という理由もありますが、それにしても初めからかなり車両に負担をかけるような運用が組まれるようです。しかし、789系1000番台とほぼ同時期に製造されたキハ261系1000番台がベースの車両です。実は、同車については、これまで大きな故障というのがありません。
2013年に一度潤滑油漏れで、特急「スーパーとかち1号」が平野川信号場で動けなくなったときがありました。それぐらいだと思います。
これ以降、大きな車両不具合に見舞われることなく、安定した運行が続けられています。特に運行ダイヤに余裕時分を設けたことで、減速・減便以前のような過激な走りは比較的抑えられています。
徹底した車両故障対策のうえで、決められた運行スケジュールだと思いますが、もちろん車両変更の可能性もあります。宗谷本線は動物との接触も多く、その際に急ブレーキをかけて車輪に基準値を超える傷をつくってしまいがちです。過去に、例えば特急「サロベツ2号」でそのような事象が発生してしまった場合、特急「サロベツ1号」や上りの特急「宗谷」を運休せざるを得ないなど、利用客に影響が出ていました。
ただ、「宗谷」・「サロベツ」運用では、旭川運転所(旭アサ)において給油タイムが長く設けられており、その際に車両の点検も行われます。このとき、車輪に傷などが確認されれば、営業列車として使用することができなくなりますが、予備の編成を多く待機させておくことで、万が一そのような状況に陥った場合でも、札幌(苗穂)から旭川へ車両を送り込み、特急「サロベツ1号」から使用することが可能になります。
今回一方にはまなす編成が使用されることになれば、キハ261系0番台にも運用に余裕が生まれ、まだ引退となっていないノースレインボーエクスプレスなども使用することができ、さらなる安定した輸送を実施することができます。
過去に、12月中はキハ261系0番台の運用が壊滅状態に陥るなど、運行する側、利用する側ともに頭を悩ましてきましたが、故障に強い車両や、万が一に備えて予備車両を多く待機させておくことで、今冬はこれまで以上に安全・安定した運行に力が注がれるようです。
キハ261系5000番台はまなす編成は、多目的車両として多客臨のみならず、定期列車の代走、集約臨等、さまざまな列車での使用を見込んで製作された車両です。1両あたりの製造費用はおよそ4億円。営業列車として使用される気動車としては、日本全国で1番高額な車両だと思います。ちなみに、20年以上前に製造されたキハ201系とほぼ同額で、新幹線車両1両に匹敵する額です。ベースとなるキハ261系1000番台は、およそ3億円です。
既に発表されているとおり、1年の大半以上を定期列車として使用します。主にその定期列車とは「宗谷」・「サロベツ」のことと思われ、ニュースリリースの方で発表された資料によると、来年の3月以降の運転について、決まり次第アナウンスされるとのことで、集約臨や「フラノラベンダーエクスプレス」の運転が始まるまでは、宗谷本線で使用される可能性があります。
しかし、来春のダイヤ改正では、旭川~稚内間の「サロベツ」が臨時列車化される計画で、暫く運行本数をある程度維持するものの、臨時列車化された列車というのは、明るい話題というのは耳にせず、本数が次第に減っていき、やがて年末年始やゴールデンウィーク期間中のみや、最悪の場合廃止も想定されます。
そういった意味では、はまなす編成による「サロベツ」は、早めに記録しておいた方がよさそうです。
本日夕方、菅義偉首相より、札幌を出発点とする旅行を控えるよう呼びかけがありました。管理者も撮影したいところですが、「サロベツ」等の撮影はしばらく我慢になりそうです。
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