ザ・ロイヤルラッセル
機関車 - 2020年11月29日 (日)
まもなく11月が終わり、12月になります。2020年もあと1カ月ですね。
12月に入れば本格的な冬到来です。近年の札幌では12月に入っても積雪が確認されなくなりました。地球温暖化ってやつでしょうか?寒さもあまり感じられず、12月に入る時期としては過ごしやすい日々が続いています。
雪が降っていなくても北海道では除雪作業の準備を実施しなくてはなりません。苗穂運転所(札ナホ)でもラッセルヘッドを装着したDE15形ディーゼル機関車がスタンバイしていました。

でも、今年は例年とは少し違います。



機体の色が黄色いのです。これは今年からですね。
実はこの機体・・・

今夏北海道を走ったロイヤルエクスプレスの牽引機です。来年も運行されるということで、今年はそのままラッセル車に使用することは予想していましたが、実際にその姿をみると、例年とは違うので違和感を感じます。
ロイヤルエクスプレス牽引機となったのが「DE15-1542」号機と「DE15-1545」号機です。苗穂運転所(札ナホ)で待機していたことから、今年は函館本線山線で除雪作業に使用するものと思われます。
題名のとおり、愛称は「ザ・ロイヤルラッセル」が似合うでしょう。『THE ROYAL LOCOMOTIVE HOKKAIDO RUSSELL TRAIN』って感じでしょうか?
DE15形ディーゼル機関車は、基本的な構造はDE10形ディーゼル機関車とほぼ同じですが、ラッセルヘッドを装着するための装備があります。北海道におけるディーゼル機関車でもっとも機体数が多く、ほかにも専用に塗装されたノロッコ号もDE15形ディーゼル機関車を使用します。
かつての583系のような感じで、北海道の場合は状況に応じて使用方法が異なります。冬季はラッセルヘッドを装着して除雪車となりますが、夏季はラッセルヘッドを外して車両の回送や、今夏のようなロイヤルエクスプレスの牽引やノロッコ号の牽引などに使われます。なので、かつてのリゾート気動車のように遊休状態が極端に発生するわけでもなく、オールシーズンで何らかの形で使用することができる非常に汎用性の高いディーゼル機関車です。
製造が1967年から1981年ということで、初期車で半世紀以上、最終型でも35年以上が経過しています。さらに、北海道で使用する機体については、過酷な条件下で使用されることから、老朽化と常に向き合わせとなっており、数を減らしつつあります。
北海道では、後継機も投入されているようで、宗谷本線で試運転も確認されているようです。今シーズンから本格的に稼働するのか不明ですが、そちらも非常に楽しみです。
今シーズンこそは、ラッセル車を撮りたい&見に行きたいと思っています。管理者は除雪しているシーンを一度も見たことがないんですよね。
そのためには、降雪量が多い宗谷本線の北側がいいでしょう。あとは天候次第ですが、宗谷本線は廃止が予定されている駅が山ほどあり、H100形の試運転も頻繁に実施されていることから、今冬は宗谷本線は非常に注目されると予想しています。
今シーズンは新幹線も撮りたい&見に行きたい、SL冬の湿原号も撮りたい&見に行きたいなど、楽しいことが盛りだくさんです。但し、コロナがこのまま続けば、ず~っと外出自粛がかけられたままでしょう。頃合いをみて、行くことができたら楽しみたいと思います。
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12月に入れば本格的な冬到来です。近年の札幌では12月に入っても積雪が確認されなくなりました。地球温暖化ってやつでしょうか?寒さもあまり感じられず、12月に入る時期としては過ごしやすい日々が続いています。
雪が降っていなくても北海道では除雪作業の準備を実施しなくてはなりません。苗穂運転所(札ナホ)でもラッセルヘッドを装着したDE15形ディーゼル機関車がスタンバイしていました。

でも、今年は例年とは少し違います。



機体の色が黄色いのです。これは今年からですね。
実はこの機体・・・

今夏北海道を走ったロイヤルエクスプレスの牽引機です。来年も運行されるということで、今年はそのままラッセル車に使用することは予想していましたが、実際にその姿をみると、例年とは違うので違和感を感じます。
ロイヤルエクスプレス牽引機となったのが「DE15-1542」号機と「DE15-1545」号機です。苗穂運転所(札ナホ)で待機していたことから、今年は函館本線山線で除雪作業に使用するものと思われます。
題名のとおり、愛称は「ザ・ロイヤルラッセル」が似合うでしょう。『THE ROYAL LOCOMOTIVE HOKKAIDO RUSSELL TRAIN』って感じでしょうか?
DE15形ディーゼル機関車は、基本的な構造はDE10形ディーゼル機関車とほぼ同じですが、ラッセルヘッドを装着するための装備があります。北海道におけるディーゼル機関車でもっとも機体数が多く、ほかにも専用に塗装されたノロッコ号もDE15形ディーゼル機関車を使用します。
かつての583系のような感じで、北海道の場合は状況に応じて使用方法が異なります。冬季はラッセルヘッドを装着して除雪車となりますが、夏季はラッセルヘッドを外して車両の回送や、今夏のようなロイヤルエクスプレスの牽引やノロッコ号の牽引などに使われます。なので、かつてのリゾート気動車のように遊休状態が極端に発生するわけでもなく、オールシーズンで何らかの形で使用することができる非常に汎用性の高いディーゼル機関車です。
製造が1967年から1981年ということで、初期車で半世紀以上、最終型でも35年以上が経過しています。さらに、北海道で使用する機体については、過酷な条件下で使用されることから、老朽化と常に向き合わせとなっており、数を減らしつつあります。
北海道では、後継機も投入されているようで、宗谷本線で試運転も確認されているようです。今シーズンから本格的に稼働するのか不明ですが、そちらも非常に楽しみです。
今シーズンこそは、ラッセル車を撮りたい&見に行きたいと思っています。管理者は除雪しているシーンを一度も見たことがないんですよね。
そのためには、降雪量が多い宗谷本線の北側がいいでしょう。あとは天候次第ですが、宗谷本線は廃止が予定されている駅が山ほどあり、H100形の試運転も頻繁に実施されていることから、今冬は宗谷本線は非常に注目されると予想しています。
今シーズンは新幹線も撮りたい&見に行きたい、SL冬の湿原号も撮りたい&見に行きたいなど、楽しいことが盛りだくさんです。但し、コロナがこのまま続けば、ず~っと外出自粛がかけられたままでしょう。頃合いをみて、行くことができたら楽しみたいと思います。
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