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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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幸福駅に保存されているキハ22形気動車

広尾線の旧幸福駅で保存されているキハ22形気動車。

先日見てきました。



幸福駅は、管理者にとって実は10年ぶり。10年前、管理者は中学生でした。

鉄道ファンの2004年8月号だったかな?「北海道の鉄道楽」という特集が組まれ、北海道の廃線の一部が紹介されました。その際にこの幸福駅も紹介されたのです。

鉄道雑誌で見た写真がそのまま目の前に現る。当時は感動したものです。

現在はすっかり観光地化し、敷地内のショップも増えていました。何でも昨年からオープンしたとのこと。

幸福駅については、後日お伝えしますね。







幸福駅といえば、現在は鉄道ファンのみならず、カップルも訪れる恋愛スポット。ですが、車両の保存状態がとてもよい場所でもあります。

保存車両は「キハ22-238」と「キハ22-221」です。定期的に修繕しています。塗装が朱色なので、日焼けによる劣化は否めませんが、現在は色直ししたばかりのようで、比較的綺麗な状態で見物することができますよ。

但し、新型コロナウィルスの影響で、車内へ立ち入ることはできません。



ですが、細かくみるとやはり劣化はしています。ただ、確認した限りでは上塗り塗装を実施するのではなく、徹底した修繕が実施されていると思います。基本的に上塗りしただけだったら、遠くから見ればそうでもありませんが、近くで見たら車体がボコボコ状態なのですぐにわかりますよ。

711系や先日紹介した茂辺地の北斗星と同じく、屋根がない場所で保存しています。但し、幸福駅のある場所は冬季は積雪が少なく、内陸なので、北海道内においても比較的車体の劣化を早める要素が少ないです。その影響もあって、比較的綺麗に保存でき、メンテナンスもそこまでシビアにならなくても維持していける状況にあると思います。



アングルによっては、今でも列車が走っていそうな雰囲気を楽しめます。どちらの車両も、そして旧幸福駅ホームもロープ等で規制しているわけではないので、自由に写真撮影ができます。

北海道のかつての特定地方交通線に指定された路線を中心にキハ22形は活躍しました。国鉄分割民営化で100両以上が継承、一部がワンマン化され、JR北海道色に塗り替えられたグループも存在しました。しかし、1995年までに全て引退しています。

活躍エリアが広く、両数も多かったので、北海道では保存車両も多くあります。今回紹介している幸福駅を除くと、中頓別バスターミナル(旧中頓別駅跡)、道の駅おこっぺ(旧興部駅跡)、下川バスターミナル(旧下川駅跡)、道の駅あいおい(旧北見相生駅跡)、川北バス待合所前(旧川北駅跡)、別海町鉄道記念公園(旧西春別駅跡)、三笠鉄道記念館、小樽市総合博物館の9カ所で保存されているようです。

管理者は残念ながら、レールの上を走っているキハ22形を見たことがありません。いかんせん、管理者がこの世に生まれるか、生まれていないかの時期ですからね。最近は北海道の鉄道の廃線特集が組まれた雑誌を多く購入しますが、そこで写っている車両というのが、大抵はキハ22形です。キハ22形でなければ、キハ40形といった感じです。なので、実際に実物を見ると感動します。

管理者のように、レールの上を走っている姿を見ることができなかった人間がこれからたくさん出てきます。これからの時代だと、「北斗星」や赤電車、キハ183系スラントノーズ車など、そうした車両を映像や写真でしか確認したことのない世代が出てきます。

そうした方々も1回写真や映像を見て、そしてこうした保存先をいずれ訪れることになります。それで管理者と同じように感動することでしょう。それと同じ感動を得るには、やはり茂辺地の「北斗星」のような保存状態ではダメで、幸福駅のような綺麗な状態で保存されていてこそ、より目の前の光景が鮮明に見え、永遠と記憶に残るものです。

そして、もう1回行ってみたい、、、となるのです。

管理者は先日行ってきましたが、時間があれば1年~数年に1回のペースで行ってみたいです。そのほかにも目的があり、地図で調べると、ドライブで立ち寄るのもイイ感じの場所です。帯広駅からバスを使って行くのもいいですが、おそらく広大な十勝平野を見ながら、ドライブで寄れるスポットでもあり、訪れる度に何らかの形で心の中に焼きつける風景を目にすることができるでしょう。それもあって、何度も訪れてみたい場所です。

バスで行く場合だと、毎回のように目的地に着くまでぼーっと景色を見ながら何も考えずに移動したいです。


ということで、今回は幸福駅のキハ22形気動車を紹介しました。北海道において、廃線跡となるとやはり寂れて人が寄りつかない場所が大半ですが、現役時代から愛国駅からのきっぷが人気を博し、それが現在でも続き、すっかり人が途絶えることがない観光スポットになりました。帯広駅からバスも出ているので、車がない人でも大丈夫です。現在はレンタカーも割安で借りられる時代で、同じ帯広市内。ほぼ直線1本なので、比較的行きやすい廃線スポットです。

皆さんも行ってみてくださいね。











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コメント
9908: by ハナ on 2020/12/18 at 17:55:26 (コメント編集)

一昨年に行ってみました。キレイな状態ですよ。
車内も入れますし現役当時と同じですね。
暖房台には足が乗せれたり
窓際の壁には頭を乗せれるシートもあったり
ちょっとした設備が似合うキハ22ですが
いかんせんパワー不足で冬季は雪で抵抗が増して立ち往生しやすく40や27.56と併結したりして運転してました。
キハ27.56が余剰になる平成時代からはお荷物的な車両になりましたが独特のデザインは今でも可愛く見えますね。

9909: by シニアパートナー on 2020/12/18 at 18:01:21 (コメント編集)

管理人様のように、実際の走行を見ていない方々にも興味を持ってもらえるのは、個人的に嬉しいことです。

そのためには、確実に保管管理を行うことに徹するしかありません。屋根はなくてもこういう綺麗な状態というのは珍しいです。普段から尽力されているのでしょう。

あと理想を言うなら、北海道専用車両を集めた博物館が欲しいですね。限られたキャパで何を遺すか議論はあるでしょうが、屋根付きで、修繕を考慮して鉄道工場の近くが適しています。苗穂しかないんですがね。

妄言失礼しました。

9910: by 氷海軌道 on 2020/12/18 at 20:01:13

 幸福駅のキハ22、随分と状態良いですね。帯広は寒暖差の激しい地域ですから、車体や塗装の劣化も早いのでしょうけど、地元に愛されているのでしょう。
 
 津別町・道の駅あいおい(旧相生線・北見相生駅跡)のキハ22及びその他車両群は塗装劣化が酷いです。昔は地元有志によって塗装直しがなされていたようですが、その有志の方々が高齢化して補修する人がいなくなり、現在は自治体によって管理されているそうです。昨年に、ふるさと納税を駆使して資金の確保を試みたものの、資金が思うように集まらなかったようです。今後は更に劣化が進むでしょう。

 私がまだ幼稚園児だった頃、旧湧網線・能取駅跡に保存されていた旧客でよく遊んでいました。ただそれも劣化がかなり酷く、車内もボロボロでした。その車内をのことを、友達と「おばけやしき」なんて言って遊んでいました。小学生に進級してしばらく後に、能取駅の旧客は跡形もなく解体されてしまいました。理由は劣化だそうです。能取駅の付近にある能取湖は海水湖で、「湖」というものの水は完全な海水です。ですからそこから多少離れた能取駅跡にも潮風が吹き、塩害を受けていたのでしょう。現在、能取駅跡は石積みのホームが残るのみです。

9911:いつかは・・。 by 天寧 on 2020/12/18 at 22:55:03 (コメント編集)

こんばんは。
私には普段から親しくしている函館時代からの鉄道仲間がいますが、歳では15、学年では16離れています。
それでも80はもちろんのこと22も56も知りません。
私はそれらの車両で今はなき北海道の数多くのローカル線を乗り歩いたので、まだ幸せな方かなと思っていますがもう51歳になっています。
C62重連が急行〈ニセコ〉を・・とか懐かしんでいたかつての先輩たちはもう60代後半でしょう。
函館の友人を見ている限り、確実に過去の思い出は消えゆきつつあります。
現在の記録を残してくださっている管理人様のように、私も過去の記録を何らかの形で残しておけば貴重な資料となり得たのでしょうが、なにせネットもスマホもない時代。旅行記として書き留めるのが精一杯でした。
嗚呼、山線の旧客、〈北海〉の食堂車。羽幌線、天北線、名寄本線、標津線、池北線、松前線、胆振線そして青函連絡船・・。
今はそれらを全く知らない世代が多くなってきて時代の流れを感じざるを得ません。
いつかは183や785などを知らない世代に我々もバトンタッチしなくてはならない時代になるんでしょうね。

9918: by 管理人 on 2020/12/19 at 00:02:05

>>「ハナ」さん、コメントありがとうございます。

キハ22形は北海道向けに製造され、極寒地での使用も問題なく、後の気動車の製造に大きな影響を与えたようです。一方、出力が小さく、冬季は排雪機能も必要なことから、ほぼ必ず2両以上で使用されていたようですね。

車両はキハ40形よりも大柄に見えます。国鉄時代に製造された気動車のほとんどが丸目のライトで、可愛く見えますよね。

9919: by 管理人 on 2020/12/19 at 00:07:13

>>「シニアパートナー」さん、コメントありがとうございます。

綺麗に保存されていると、やはり違うものです。「また来てみたい」と思いますよ。

そして、雑誌でしか見れない車両が目の前に現れると、それは感動すると思います。管理者も感動しました。車両が綺麗に整備されていれば尚更です。残念ながら「北斗星」にそうした感情は抱きませんでしたが、それは見慣れた車両だったからという理由もあるかもしれません。

管理者も同じく、「北海道の鉄道博物館」みたいな施設は必要だと思います。後世に引き継ぐべく、車両の保存は必要だと思います。できれば、状態のよい車両の一部も道内から集約させたいです。

場所はもちろん苗穂です。苗穂しかありませんよね。苗穂が一気に変わろうとしているので、それに乗じて計画してくれればよいのですが、、、。残念です。

9920: by 管理人 on 2020/12/19 at 00:13:44

>>「氷海軌道」さん、コメントありがとうございます。

北見方面は特に保存環境上酷だと思いますよ。夏は本州並みに暑いし、冬は氷点下20℃。雪も多いので、すぐに劣化しそうです。夏は湿度も凄そうですよね。

道東方面の湖は、一部が海水ですから、潮風や霧が発生してしまうと、車体はすぐにダメになります。釧路も海霧でキサロハ182形550番台が留置されてすぐにダメになりましたよ。

その点、帯広はその影響がほとんどなく、夏でもカラッとしているので、その点では保存条件としては北海道の中でも良い方です。

地方交通線廃止時は勢いでモニュメントや車両を残した雰囲気がありますが、今となっては高齢化などで維持するにも維持dけいない状況になりつつあります。そうした現状を教えていただいたのであれば、来年以降少しでも足を運んで早いうちに見ておきたいですね。教えていただき、ありがとうございます。

9921: by 管理人 on 2020/12/19 at 00:25:29

>>「天寧」さん、コメントありがとうございます。

Twitterを見ていると、やっぱり注目されるのが現在の「ネタ」なんですよね。

管理者も20代ですが、廃線に興味あるのはほんの一部だと思います。雑誌などで触れてその路線について歴史なり、廃止に至った経緯などに興味を持たないと記録したいとは思わないと思います。

管理者は、たまたま15年前に発売された鉄道雑誌を見て、たまたまハマっていつか行きたい、、、といった感じで興味を持っていきました。今では鉄道の「ネタ」が少なくなってきたのでそうした方にさらに興味を持ち始めています。

北海道の場合は産業とともに鉄道が発展したこともあり特殊です。また、管理者自身、大学の研究が都市計画だったので、そうした荒廃・衰退していった状況などにも元々興味があるんですよね。

というわけで取り上げているわけなのですが、やはり北海道の鉄道というのは興味深く、後日紹介する予定の美幸線なんかも、日本一の赤字路線の理由がわかった気がします。

我々が年をとると、新しい世代が生まれてきます。いずれキハ183系を知らない世代、721系を知らない世代、キハ261系を知らない世代、789系を知らない世代、、、と生まれていくのです。北海道の場合は車両の保存に消極的なのでよりその傾向が強いと感じていますが、少しでも未来のために現役の車両を残し、技術力を後世に受け継ぎ、興味をもった人間がそれを超える車両を開発し、北海道の鉄道がより良い発展に結びつけることが大事ですね。

9951:他の保存車についての記載 by 沿岸ライン on 2020/12/29 at 00:03:32

記事中で、岩見沢の711系保存車について「ただ上塗り塗装しているだけ~」の記述がありますが、保存会のメンバーが塗装だけでなく下地の錆止めなどの作業をされているのはご存知ですよね。時間がかかってなかなか進んでいないのは事実ですが、この書き方では誤解を招くように感じます。今般の状況で実車の取材には行きづらいですが、記事にするにあたりネット等で今年の状況は確認しておいた方が良いと思います。

9958: by 管理人 on 2020/12/30 at 00:36:34

>>「沿岸ライン」さん、コメントありがとうございます。

1年に1回見に行くようにしています。今年の秋に綺麗にしたようですね。

お伝えしたいのですが、大雪に加え、コロナの影響もあるので外出は控えています。できれば早い段階で綺麗になった状態をお伝えしたいです。ありがとうございます。

9965:返信ありがとうございます by 沿岸ライン on 2020/12/30 at 20:59:22

私の書き方が良くなかったようです。お伝えしたかったのは、ブログの記述が、塗装以外の修繕も行われているという事実とは異なっていることです。「上塗り塗装だけ~」と断言するような書き方は、保存会の人にも失礼だと思います。最近の状況が確認できず活動の詳細もわからないなら、「~思われる~」等の書き方もありだと思います。

9967: by 管理人 on 2020/12/31 at 01:32:04

>>「沿岸ライン」さん、コメントありがとうございます。

一応記事を修正しましたので確認してみてください。

最新の状況は詳しく知りませんが、外装は徹底した修繕を実施したということは伺っています。秋頃に行った修繕は、保存して以来の大規模な修繕だったと思います。

ただ、大規模な修繕の割には、そこまで時間を要さなかったはずです。少なくとも外装の劣化は2年前から確認されていたので、もっと早く着手すべきだったと思います。2年前は上塗り塗装でカバーしていた様子もブログでお伝えしました。見たままの状況を報告しているので、過去の記事については、修正するつもりはありません。

その点だけご容赦ください。

管理者としては、綺麗に維持してもらうことが当たり前だと思っています。そのためにたくさんの人からお金を集めて保存したのですから、出資者のためにも残念な姿のままで保存することは逆に失礼な行為にあたります。Twitterでも報告したところ、昨年分は特に反響が凄く、8割以上が残念なコメントを残してくれました。

なので、作業が、、、という以前に、そうした状況に持っていくこと自体がまずいと思っています。やはり、毎年春先などに定期点検を行い、綺麗に維持していくしかないと思います。711系も茂辺地の北斗星も屋根等が設置されず、冬季における対策が特に行われない例で、ようやくキハ183系でそれら反省点を踏まえて通年で綺麗な状態を維持するようになりました。

これからも新規に車両を保存していくうえでも、そうした反省点を踏まえ、よりよい方向へ向かってくれればと思います。

9970:コメントありがとうございます by 沿岸ライン on 2020/12/31 at 09:29:13

早速のコメントありがとうございました。
常にきれいな状態で保存してほしいのは私も同感です。来年は各地を自由に訪問できるようになってほしいですね。

9972: by 管理人 on 2020/12/31 at 17:59:16

>>「沿岸ライン」さん、コメントありがとうございます。

保存すると決めたからには、やはり綺麗な状態で保存されるべきだと思います。来年綺麗になった状態をぜひとも見に行きたいと思います。

今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

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