FC2ブログ

プロフィール

管理人

Author:管理人
北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

<公式Facebook>


<公式Twitter>


<公式Instagram>

Amazon.co.jp(鉄道雑誌その他)

RSS

札沼線・旧下徳富駅

今回は札沼線の旧下徳富駅を紹介します。「しもとっぷ」と読みます。





駅舎は札沼線末端区間の中でも立派な駅です。



駅舎内。石狩当別駅が管理していた無人駅でした。

こんなに立派な駅舎があるのに、発着する列車は1日1往復だけ。しかも午前中だけです。

末期の平日の利用状況は、平均1.0人とほぼ利用のない駅でした。





駅ホーム。札沼線末端区間の駅としては、広かったです。

国鉄分割民営化前の1970年代、島式ホーム1面2線を有し、交換設備を有していました。駅舎横の札幌方に貨物ホームもあったようです。貨物取扱廃止後、列車の本数も極端に少なかったことから、交換設備の撤去を行い、ホームの駅舎側と貨物ホームの線路が撤去されました。



駅前には集落があります。しかし、コンビニ等はなく、人も歩いていませんでした。

今回紹介している下徳富駅と次の新十津川駅の間に、2006年3月まで中徳富(なかとっぷ)駅がありました。利用僅少により廃止されましたが、昨年5月で廃止された区間については、列車本数の関係もありますが、どの駅も利用僅少で鉄道を残す理由はありませんでした。沿線自治体は札幌直通にこだわっていましたが、おそらく沿線住民の生活圏が砂川市や滝川市などが大半だと思います。札幌直通存続を要望したところで、利用実態が確認されていない以上、単なる言い訳にしか過ぎませんでした。

下徳富駅は、今後3年間の間に隣の南下徳富駅同様、駅舎は撤去される予定です。駅跡地や線路跡地は新十津川町へ無償譲渡されます。札沼線によって水田が分断されているため、稲作の振興を進めるため、当駅及び線路跡地を水田に戻す計画です。

訪問を希望するのであれば、早めの方がよさそうです。



次回は札沼線の終着新十津川駅。函館本線の滝川駅から3kmほどしか離れていません。このあたりも札沼線の末端区間が不要になる理由の1つですね。










↓ブログランキングにご協力お願いします↓


にほんブログ村


人気ブログランキング

鉄道コム
関連記事
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
9996:昔この駅で・・。 by 天寧 on 2021/01/04 at 13:30:44 (コメント編集)

こんにちは。
岩見沢市在住だった1992年のことですが、付近をクルマでさまよっていて、コンビニで買った食事を食べようとフラリと立ち寄ったのがこの下徳富駅。
私がパンやおにぎりを食べているかすかな音がコンクリート駅舎内にこだまして不気味な感じがしたことを覚えています。
中徳富駅にも立ち寄ったことがありましたが、ホームだけの寂しい駅でした。

この付近は新十津川なら滝川市、浦臼なら砂川市、石狩月形なら岩見沢市の生活圏となっていましたから、生活・物流の流れを無視して敷設された札沼線はもうかなり前から役目を終えていたのでしょうね。

9997: by ハナ on 2021/01/04 at 20:28:58 (コメント編集)

下徳富は駅近くに大きな倉庫が構えているので当時の貨物需要が多少わかりますね。
中徳富駅は石北本線の奥白滝や留萌本線の東幌糠駅と同じ時期に廃駅になりました。当時はまだJRも元気でしたが徐々に廃駅を進め維持管理費を削減の足掛かりでもありました。今年は多数の廃駅と地元自治体の管理駅が出てきました。地元自治体がいつまで管理できるか。特に除雪や建物の補修とか大丈夫なのかな?って思いますが逆にきめ細かい事ができるかな?とも考えます。

9998: by 氷海軌道 on 2021/01/04 at 21:36:46

 「徳富(トップ)」とはアイヌ語で「隆起」を意味するそうです。札沼線には前回の南下徳富と当駅の他に、中徳富、上徳富、北上徳富の5つの「徳富」がありました。初代・中徳富(新十津川に改称)〜上徳富の間に石狩橋本駅が挟まれていたものの、「徳富」が連続する面白い区間だったようです。「徳富」を使い回さねばならないぐらいに何も無い土地だったのでしょうけど…

 石北本線の白滝シリーズに似てますね。あちらも下白滝、旧白滝、白滝、上白滝、奥白滝で5駅連続でした。札沼線のこの区間はさしずめ「徳富シリーズ」といったところでしょうか。

10000: by 管理人 on 2021/01/04 at 22:40:18

>>「天寧」さん、コメントありがとうございます。

確かに音が響くんですよ。不気味でした。

札沼線は新十津川方面へ行くにつれ、函館本線との距離が短くなっていきます。元々は石狩沼田までの路線で、敷設当時は石狩川は橋などはなく、渡り船でした。道路が設けられて行き来できるようになれば、住民の生活圏は滝川や砂川方面に必然的になりますよね。

なので、道路が敷設されて石狩川を横断できるようになった頃から、ある程度役目は終えていました。利用状況を踏まえ、もっと早く気づくべきだったと思います。

10001: by 管理人 on 2021/01/04 at 22:46:08

>>「ハナ」さん、コメントありがとうございます。

倉庫はまだ残っていましたよ。使われているのかは知りません。

2006年といえば、高速化の真っただ中でした。2007年にほぼ完成しますから、ローカル線の利用実態はともあれ、JR北海道は高速化で盛り上がりを見せていました。ローカル線関連の整理や見直しは一部で実施していたものの、まだまだ後回しだった時期です。

今年からは自治体が管理する駅が増えます。身をもって知れば、いかにして利用が少なくて駅を維持することが大変なことがわかるでしょう。中には、1年や2年で廃止になりそうな駅も出てきそうですね。

10002: by 管理人 on 2021/01/04 at 22:55:23

>>「氷海軌道」さん、コメントありがとうございます。

「隆起」とありますが、別に周辺の土地は農地でとても隆起してできたような感じはありません。調べていませんが、歴史上興味深い地名です。

白滝シリーズも徳富シリーズと同じく過疎地帯にありました。でも徳富シリーズには旧徳富みたいな地名や駅名はないんですよね。逆に中徳富があります。比べてみると面白いですよね。

▼このエントリーにコメントを残す