札沼線・旧下徳富駅
駅 - 2021年01月04日 (月)
今回は札沼線の旧下徳富駅を紹介します。「しもとっぷ」と読みます。


駅舎は札沼線末端区間の中でも立派な駅です。

駅舎内。石狩当別駅が管理していた無人駅でした。
こんなに立派な駅舎があるのに、発着する列車は1日1往復だけ。しかも午前中だけです。
末期の平日の利用状況は、平均1.0人とほぼ利用のない駅でした。


駅ホーム。札沼線末端区間の駅としては、広かったです。
国鉄分割民営化前の1970年代、島式ホーム1面2線を有し、交換設備を有していました。駅舎横の札幌方に貨物ホームもあったようです。貨物取扱廃止後、列車の本数も極端に少なかったことから、交換設備の撤去を行い、ホームの駅舎側と貨物ホームの線路が撤去されました。

駅前には集落があります。しかし、コンビニ等はなく、人も歩いていませんでした。
今回紹介している下徳富駅と次の新十津川駅の間に、2006年3月まで中徳富(なかとっぷ)駅がありました。利用僅少により廃止されましたが、昨年5月で廃止された区間については、列車本数の関係もありますが、どの駅も利用僅少で鉄道を残す理由はありませんでした。沿線自治体は札幌直通にこだわっていましたが、おそらく沿線住民の生活圏が砂川市や滝川市などが大半だと思います。札幌直通存続を要望したところで、利用実態が確認されていない以上、単なる言い訳にしか過ぎませんでした。
下徳富駅は、今後3年間の間に隣の南下徳富駅同様、駅舎は撤去される予定です。駅跡地や線路跡地は新十津川町へ無償譲渡されます。札沼線によって水田が分断されているため、稲作の振興を進めるため、当駅及び線路跡地を水田に戻す計画です。
訪問を希望するのであれば、早めの方がよさそうです。
次回は札沼線の終着新十津川駅。函館本線の滝川駅から3kmほどしか離れていません。このあたりも札沼線の末端区間が不要になる理由の1つですね。
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駅舎は札沼線末端区間の中でも立派な駅です。

駅舎内。石狩当別駅が管理していた無人駅でした。
こんなに立派な駅舎があるのに、発着する列車は1日1往復だけ。しかも午前中だけです。
末期の平日の利用状況は、平均1.0人とほぼ利用のない駅でした。


駅ホーム。札沼線末端区間の駅としては、広かったです。
国鉄分割民営化前の1970年代、島式ホーム1面2線を有し、交換設備を有していました。駅舎横の札幌方に貨物ホームもあったようです。貨物取扱廃止後、列車の本数も極端に少なかったことから、交換設備の撤去を行い、ホームの駅舎側と貨物ホームの線路が撤去されました。

駅前には集落があります。しかし、コンビニ等はなく、人も歩いていませんでした。
今回紹介している下徳富駅と次の新十津川駅の間に、2006年3月まで中徳富(なかとっぷ)駅がありました。利用僅少により廃止されましたが、昨年5月で廃止された区間については、列車本数の関係もありますが、どの駅も利用僅少で鉄道を残す理由はありませんでした。沿線自治体は札幌直通にこだわっていましたが、おそらく沿線住民の生活圏が砂川市や滝川市などが大半だと思います。札幌直通存続を要望したところで、利用実態が確認されていない以上、単なる言い訳にしか過ぎませんでした。
下徳富駅は、今後3年間の間に隣の南下徳富駅同様、駅舎は撤去される予定です。駅跡地や線路跡地は新十津川町へ無償譲渡されます。札沼線によって水田が分断されているため、稲作の振興を進めるため、当駅及び線路跡地を水田に戻す計画です。
訪問を希望するのであれば、早めの方がよさそうです。
次回は札沼線の終着新十津川駅。函館本線の滝川駅から3kmほどしか離れていません。このあたりも札沼線の末端区間が不要になる理由の1つですね。
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