来春のダイヤ見直しで特急「オホーツク1号」が丸瀬布駅に、特急「オホーツク4号」が白滝駅に通年停車へ
特急列車 - 2021年01月10日 (日)
前回の記事の訂正を兼ねて新たに記事を作成します。
昨日、特急「大雪」が来春のダイヤ見直し以降、閑散期における曜日運休とすることで白滝駅や丸瀬布駅における特急列車の発着時刻について触れましたが、来春のダイヤ見直しを機に、特急「オホーツク1号」が丸瀬布駅に、特急「オホーツク4号」が白滝駅にそれぞれ通年停車となります。

実は、ダイヤ改正資料で来春以降のダイヤについて記載はしていたものの、両列車の白滝駅と丸瀬布駅の通年停車については大きく触れられていませんでした。
来春ダイヤ見直し以降、特急「オホーツク1号」が丸瀬布駅(10:12発)に、特急「オホーツク4号」が白滝駅(19:56発)が追加されます。これは、昨年のコロナ禍で特急「大雪」が一時的に運休となった際に臨時停車した際と同じで、来春ダイヤ見直し以降はこれを通年適応という形となります。
特急「オホーツク2号」と特急「オホーツク3号」については、従来より白滝駅と丸瀬布駅に停車しています。
これにより、全ての特急「オホーツク」が白滝駅と丸瀬布駅に停車するようになります。
閑散期における曜日運休となる特急「大雪」については従来どおり、特急「大雪3号」が丸瀬布駅を、それ以外の特急「大雪」については、白滝駅が通過となります。

写真は昨秋に丸瀬布駅ではまなす編成を見送った際のもの。
右のキハ183系は特急「大雪2号」です。はまなす編成は特急「オホーツク1号」です。実は、両者は丸瀬布駅で交換していますが、特急「オホーツク1号」は同駅を通過しています。ネット上でアップされている動画などを確認しても、両者は一旦停車はするものの、客扱いをするのは特急「大雪2号」のみです。
この状況について、当ブログの閲覧者からも「なぜ??」という声が複数寄せられています。管理者も白滝駅と丸瀬布駅について、列車によって停車する特急列車が分かれていますが、どういう基準で分けてあるのかが不明のままです。利用状況は両駅とも大したほどでもなく、速度制限のため、仮に客扱いしたところで所要時分の延びは問題視されず、現に通年停車したからといってダイヤは変わっていません。
どちらの駅も本州でいう県境の山の中にある駅です。特急こそ停車するものの、1日の利用は白滝駅で30人以下、丸瀬布駅で50人以下です。いずれも高速道路が遠軽まで延びて通過点になったエリアで、高速道路の延伸が逆に打撃を受けている地域です。どちらとも現在は遠軽町に属します。
本数も特急停車を除くと、上川方面からやってくる列車が2本、上川方面へ向かう列車が2本、遠軽~白滝間の普通列車が2往復しか設定されておらず、18きっぱーでも難所といわれる区間ではないでしょうか?人口希薄地帯で、旧白滝駅など、過去に利用がゼロに近い駅が何カ所も廃止されています。
石北本線では、そうした県境のようなエリアが複数あり、逆に宗谷本線では名寄以北で極端な人口希薄地帯になります。なので、旅客輸送だけで路線を維持することはとても難しいんですよね。
話題は逸れてしまいましたが、1つの話題を取り上げると、それだけでは済まないというのが北海道の鉄道。今回通年停車とするということは、特急「大雪」がまた通常運転に戻されたとしても、おそらく通年停車のままで推移すると思います。
前回の記事の訂正です。申し訳ありませんでした。
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昨日、特急「大雪」が来春のダイヤ見直し以降、閑散期における曜日運休とすることで白滝駅や丸瀬布駅における特急列車の発着時刻について触れましたが、来春のダイヤ見直しを機に、特急「オホーツク1号」が丸瀬布駅に、特急「オホーツク4号」が白滝駅にそれぞれ通年停車となります。

実は、ダイヤ改正資料で来春以降のダイヤについて記載はしていたものの、両列車の白滝駅と丸瀬布駅の通年停車については大きく触れられていませんでした。
来春ダイヤ見直し以降、特急「オホーツク1号」が丸瀬布駅(10:12発)に、特急「オホーツク4号」が白滝駅(19:56発)が追加されます。これは、昨年のコロナ禍で特急「大雪」が一時的に運休となった際に臨時停車した際と同じで、来春ダイヤ見直し以降はこれを通年適応という形となります。
特急「オホーツク2号」と特急「オホーツク3号」については、従来より白滝駅と丸瀬布駅に停車しています。
これにより、全ての特急「オホーツク」が白滝駅と丸瀬布駅に停車するようになります。
閑散期における曜日運休となる特急「大雪」については従来どおり、特急「大雪3号」が丸瀬布駅を、それ以外の特急「大雪」については、白滝駅が通過となります。

写真は昨秋に丸瀬布駅ではまなす編成を見送った際のもの。
右のキハ183系は特急「大雪2号」です。はまなす編成は特急「オホーツク1号」です。実は、両者は丸瀬布駅で交換していますが、特急「オホーツク1号」は同駅を通過しています。ネット上でアップされている動画などを確認しても、両者は一旦停車はするものの、客扱いをするのは特急「大雪2号」のみです。
この状況について、当ブログの閲覧者からも「なぜ??」という声が複数寄せられています。管理者も白滝駅と丸瀬布駅について、列車によって停車する特急列車が分かれていますが、どういう基準で分けてあるのかが不明のままです。利用状況は両駅とも大したほどでもなく、速度制限のため、仮に客扱いしたところで所要時分の延びは問題視されず、現に通年停車したからといってダイヤは変わっていません。
どちらの駅も本州でいう県境の山の中にある駅です。特急こそ停車するものの、1日の利用は白滝駅で30人以下、丸瀬布駅で50人以下です。いずれも高速道路が遠軽まで延びて通過点になったエリアで、高速道路の延伸が逆に打撃を受けている地域です。どちらとも現在は遠軽町に属します。
本数も特急停車を除くと、上川方面からやってくる列車が2本、上川方面へ向かう列車が2本、遠軽~白滝間の普通列車が2往復しか設定されておらず、18きっぱーでも難所といわれる区間ではないでしょうか?人口希薄地帯で、旧白滝駅など、過去に利用がゼロに近い駅が何カ所も廃止されています。
石北本線では、そうした県境のようなエリアが複数あり、逆に宗谷本線では名寄以北で極端な人口希薄地帯になります。なので、旅客輸送だけで路線を維持することはとても難しいんですよね。
話題は逸れてしまいましたが、1つの話題を取り上げると、それだけでは済まないというのが北海道の鉄道。今回通年停車とするということは、特急「大雪」がまた通常運転に戻されたとしても、おそらく通年停車のままで推移すると思います。
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