来春のダイヤ改正で特急「北斗23号」と特急「北斗24号」を廃止へ
特急列車 - 2021年01月14日 (木)
来春のダイヤ見直しで大幅に刷新されるJR北海道。函館方面の特急列車では、特急「北斗23号」と特急「北斗24号」が運転取り止めとなります。

網走・稚内方面の列車でさえ、閑散期における曜日運休措置として定期列車として存続したものの、運転取り止めは当該1往復のみです。そのほか、後日記事にしますが、特急「北斗5号」と特急「北斗14号」が閑散期における曜日運休となります。

これにより、最終列車が繰り上げられ、函館駅ではおよそ1時間、札幌駅でも1時間強繰り上げられます。上記は来春のダイヤ改正以降の時刻です。

実は、札幌駅発車の便については、運行時刻が繰り下げられており、現行の特急「すずらん10号」の発車時刻に特急「北斗22号」が発車するように変わり、現行ダイヤから36分発車時刻が繰り下げられます。これに合わせて、特急「すずらん10号」も札幌駅発車時刻が28分繰り下げられ、19時14分の発車に変わります。
札幌~函館間の最終列車を繰り上げる理由としては、新型コロナウィルスの影響で利用が大きく減少しているとともに、夜間における保守作業間合い拡大を図るためです。
特に特急「北斗24号」は、夜行列車の廃止も少なからず影響を受けている中で設定されています。
現行ダイヤになったのが2016年3月ダイヤ改正です。それまで、最終の函館行きは19時30分頃に札幌駅を発車していました。
ですが、日付が変わるまでのうちに函館に行く最終列車というのは、青函トンネルを通って青森へ向かう急行「はまなす」でした。北海道新幹線開業を機に、車体の老朽化もあって廃止されます。
ですが、急行「はまなす」廃止に伴う代替案もやはり出てくるのです。
ですが、車両繰り上「北斗」用の車両で代替できるわけもなく、代替便は札幌~東室蘭・室蘭間の「すずらん」とされました。急行「はまなす」と同じ札幌駅22時ちょうどに特急「すずらん12号」を設定し、函館行きについては、従来の「スーパー北斗」を30分繰り下げて現行ダイヤとしました。
しかし、上下列車とも遅い時間帯に設定されており、利用は限られ、混雑することはほとんどない列車でした。管理者は特急「北斗23号」も特急「北斗24号」も乗車したことがありますが、いずれも1車両あたり3名前後の利用しかなく、コロナ禍以降は誰も乗っていない車両も稀に確認されるほどさらに利用が落ち込んでいたと思います。
管理者の場合、連泊する際によく利用していた列車であり、札幌への最終列車も長く滞在することができて重宝していました。コロナ禍でもしかしたら、、、と思っていましたが、やはり減便対象になってしまい、個人的には残念です。でもこれは仕方ないですよね。


これにより、現在は特急「北斗23号」のみ千歳駅に停車していますが、廃止されることで再び千歳駅への「北斗」の停車はなくなり、同時に千歳駅に停車するキハ261系充当列車もなくなります。また、南千歳駅には全ての旅客列車が再び停車するようになります。



話題は逸れますが、特急「スーパー北斗23号」が代走でキハ281系が千歳駅に停車した際のもの。実は直前まで代走だということを全く把握しておらず、代走のキハ281系よりも、逆に日常の所定のキハ261系を撮影したかったというオチ。結局キハ261系を撮影したくて二度足を運ぶ事態に、、、。
今となっては良き思い出です。
北海道新幹線開業で勢いづいていた函館方面の列車ですが、本数が多いあまり、反って昨今のコロナ禍で運転取り止めとなる列車も出てしまいました。最終列車が繰り上げられたとはいえど、まだ札幌から東京へ日帰り往復はできます。逆パターンは昨年のダイヤ改正で無理になってしまいました。
そのような無謀なスケジュールを立てる人間はあまりいないと思いますが、鉄道で札幌から東京まで日帰り往復できる。これができるようになったことに管理者は驚いていますよ。
雪の中を走る新幹線も撮影したいですが、今シーズンは果たして行けるのか???現行ダイヤのうちがチャンスなので、早くコロナが終息してほしいです、、、。
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網走・稚内方面の列車でさえ、閑散期における曜日運休措置として定期列車として存続したものの、運転取り止めは当該1往復のみです。そのほか、後日記事にしますが、特急「北斗5号」と特急「北斗14号」が閑散期における曜日運休となります。

これにより、最終列車が繰り上げられ、函館駅ではおよそ1時間、札幌駅でも1時間強繰り上げられます。上記は来春のダイヤ改正以降の時刻です。

実は、札幌駅発車の便については、運行時刻が繰り下げられており、現行の特急「すずらん10号」の発車時刻に特急「北斗22号」が発車するように変わり、現行ダイヤから36分発車時刻が繰り下げられます。これに合わせて、特急「すずらん10号」も札幌駅発車時刻が28分繰り下げられ、19時14分の発車に変わります。
札幌~函館間の最終列車を繰り上げる理由としては、新型コロナウィルスの影響で利用が大きく減少しているとともに、夜間における保守作業間合い拡大を図るためです。
特に特急「北斗24号」は、夜行列車の廃止も少なからず影響を受けている中で設定されています。
現行ダイヤになったのが2016年3月ダイヤ改正です。それまで、最終の函館行きは19時30分頃に札幌駅を発車していました。
ですが、日付が変わるまでのうちに函館に行く最終列車というのは、青函トンネルを通って青森へ向かう急行「はまなす」でした。北海道新幹線開業を機に、車体の老朽化もあって廃止されます。
ですが、急行「はまなす」廃止に伴う代替案もやはり出てくるのです。
ですが、車両繰り上「北斗」用の車両で代替できるわけもなく、代替便は札幌~東室蘭・室蘭間の「すずらん」とされました。急行「はまなす」と同じ札幌駅22時ちょうどに特急「すずらん12号」を設定し、函館行きについては、従来の「スーパー北斗」を30分繰り下げて現行ダイヤとしました。
しかし、上下列車とも遅い時間帯に設定されており、利用は限られ、混雑することはほとんどない列車でした。管理者は特急「北斗23号」も特急「北斗24号」も乗車したことがありますが、いずれも1車両あたり3名前後の利用しかなく、コロナ禍以降は誰も乗っていない車両も稀に確認されるほどさらに利用が落ち込んでいたと思います。
管理者の場合、連泊する際によく利用していた列車であり、札幌への最終列車も長く滞在することができて重宝していました。コロナ禍でもしかしたら、、、と思っていましたが、やはり減便対象になってしまい、個人的には残念です。でもこれは仕方ないですよね。


これにより、現在は特急「北斗23号」のみ千歳駅に停車していますが、廃止されることで再び千歳駅への「北斗」の停車はなくなり、同時に千歳駅に停車するキハ261系充当列車もなくなります。また、南千歳駅には全ての旅客列車が再び停車するようになります。



話題は逸れますが、特急「スーパー北斗23号」が代走でキハ281系が千歳駅に停車した際のもの。実は直前まで代走だということを全く把握しておらず、代走のキハ281系よりも、逆に日常の所定のキハ261系を撮影したかったというオチ。結局キハ261系を撮影したくて二度足を運ぶ事態に、、、。
今となっては良き思い出です。
北海道新幹線開業で勢いづいていた函館方面の列車ですが、本数が多いあまり、反って昨今のコロナ禍で運転取り止めとなる列車も出てしまいました。最終列車が繰り上げられたとはいえど、まだ札幌から東京へ日帰り往復はできます。逆パターンは昨年のダイヤ改正で無理になってしまいました。
そのような無謀なスケジュールを立てる人間はあまりいないと思いますが、鉄道で札幌から東京まで日帰り往復できる。これができるようになったことに管理者は驚いていますよ。
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