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根室本線・旧直別駅(K43)

今回は予約投稿記事です。

根室本線の旧直別駅について紹介します。住所は釧路市音別町直別です。





明治40年(1907年)に開業しました。当初から直別駅として設置されました。駅舎は比較的新しいログハウスふうの建物です。2003年の十勝沖地震の際に倒壊したようで、それ以降建て替えられたようです。利用者が少ないのでまだまだ綺麗でした。勿体ないですよね。

1970年代までに貨物取扱も廃止されました。発送物としては主に木材、大根、テンサイだったようです。

1960年代まで付近の開拓農家のほか、国鉄職員、北海道電力直別変電所職員の利用がありました。また、付近の中学校も閉校になったことで通学利用もあったようです。2011年から2015年の平均乗降人員は10名以下でした。





駅ホームは2面2線の交換可能駅でした。駅構内は立派で跨線橋もありました。以前、閲覧者の方とコメントでやりとりしましたが、主要駅にも関わらず、構内踏切になっている駅もあれば、ローカル駅にも関わらず、直別駅のようにしっかりと跨線橋が設けられている駅もあります。その基準が何なのか知りたいですね。



跨線橋から撮影した直別駅前の様子。隣の尺別よりは民家が数軒ありました。しかし、利用が少ない実態を踏まえると、やはり付近の皆さんも移動手段のメインは自家用車なんですよね。

鉄道で移動する場合は、列車の有する時間のみで行動が制限されてしまいます。自家用車はその心配がありません。また、日用品の買い出しを行う場合も基本的に一度に大量に購入することを踏まえると、どうしても駅までの移動手段の鉄道は敬遠されてしまいます。自家用車だと荷物と一緒に自宅の前まで運ぶことができます。

ハイブリッドカーなどのエコカーが普及すると、燃料代も抑えられるので移動費も抑えられてしまい、尚更その傾向が出ますよね。





訪問中に「スーパーおおぞら」が通過していきました。





旧ドライブイン旭付近。直別駅の浦幌寄りに少し移動するとあります。昔はドライブインがあり、少なからずドライバーが小休止する場所として機能していたようです。今は廃屋になっています。

写真を拡大してみると、大きく「北方領土奪還」と書かれていたり、少し不思議な雰囲気のある場所でした。

現在は毎週火曜と木曜に浦幌町から厚内・直別方面へのコミュニティバスが運行されているようです。直別駅までは行かず、旧ドライブイン旭付近まで乗り入れるようです。

隣の尺別と同様、根室本線の池田~釧路間では、このあたりがいわゆる本州の県境にあたります。本当に何もありませんよ。

昨日閲覧者の方とコメントのやりとりをしました。ローカル路線バス乗り継ぎの旅について。

実は6年前の夏、道東方面へ行った放送回がありました。洞爺湖から途中、地球岬、襟裳岬、納沙布岬をチェックポイントととして羅臼のバスターミナルへ向かうというルートです。

ルート的には太平洋側をず~っと行けばたどり着けると思いますが、そのルートだと広尾を経由して帯広からその先で路線バスがないのです。

池田駅や豊頃駅あたりまでなら行けたと記憶していますが、やはり上厚内や直別や尺別といったいわゆる県境のような場所ではバスすら運行されておらず、いきなり窮地に追い込まれた回でした。

結局、陸別、北見経由で釧路入りし、その後は順調に進んで最終日の午前中には目的地まで到達するという回なのですが、当時管理者は尺別の様子は知っていたので、「やっぱり・・・」みたいな感じで放送を見ていたんですよね。

実際に道路も何回か走ったこともありますが、本当に何もないですよ。コンビニも浦幌を過ぎたら音別まで何もないです。それほど無人地帯なのです。上厚内駅、直別駅、尺別駅、古瀬駅といった音別を除く周辺の駅もやはり利用僅少で廃止されています。



直別駅跡はログハウスはまだ残っていました。周辺は「キナシベツ湿原」となっており、環境省によって重要湿地に登録されているようです。

また、交換設備も残されており、旅客取り扱い廃止後は直別信号場として機能しているようです。

訪問の際は列車なき今はほぼ車になると思います。ドライブのついでにいかがでしょう?雄大な自然の中を国道が延びているので、気持ちいいですよ。










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コメント
10103:岩見沢から・・。 by 天寧 on 2021/01/19 at 14:10:23 (コメント編集)

こんにちは。
直別駅は一度だけ利用があります。
1991年12月14日、当時住んでいた岩見沢から「青春18きっぷ」を使用して根室本線の1日で行ける範囲の限界の駅まで行こうとした時で、それが直別駅でした。
本当は帰りの列車と交換するのは尺別駅だったのですが、同駅は相対式ホーム、跨線橋付き、乗り換えがリスキーと判断して直別で引き返すことにしました。
跨線橋は冬季でツルツルに凍結、おっとっとと上りホームへたどり着いたのでした。
対向列車はキハ56、まだこの付近の普通列車に56が使われていたころの話です。
新しい駅舎になってからは〈スーパーおおぞら〉車窓からしか確認していないのですが、せっかくの新駅舎、もったいないですね。
1994年頃まで駅前商店は存在していましたが、短期間での過疎化に言葉を失います。

話は変わりますが、明治の頃と思われますが、「親の音(恩)別、白糠(知らぬか)せがれ、庶路(?)に浮かれて大楽毛♪」という唄があったそうです。
駅を覚えるのには楽しいのですが、知っている人はほとんどいないと思われます。

10104: by ハナ on 2021/01/19 at 23:16:40 (コメント編集)

昨今の廃駅基準の一つに利用者減少が上げられます。
住人が居なくなった原因は多々有りますが全世代が満遍なく居住できなくなると廃駅の道を辿ります。
その辿る過程に学校、郵便局、交番(派出所)の存続があります。
先に無くなるのは学校。
学校が無くなるという事は人口減が加速し高齢の比率が高くなります。
交番は人口が少なくなると本署と一括して治安維持に努めれる。そもそも人が少ないのであれば治安は悪くならないかも?
郵便局は地域の金融機関でもあり高齢者の年金口座にも使われるので案外と最後まで残る公共施設です。
現に直別の郵便局は5年程前までありました。今でも建物は残ってます。

コレら施設やサービスが無くなると廃駅に辿るでしょうね。今年廃駅になる伊納駅は近くの高校が統合され通学利用されなくなり一気に利用減少になりました。
3つが無い地域の駅を探すと次の廃駅候補が見えてくるかも。。。

10105: by 管理人 on 2021/01/22 at 01:25:39

>>「天寧」さん、コメントありがとうございます。

今の時刻表で調べたら、帯広方面を富良野経由で向かうのであれば、幕別あたりが限界のようです。

待ち時間が多いですね。それがネックです。

駅前には商店跡がありましたが、現在は営業していませんでした。そこの経営者だったであろう住民の方は今も住んでいるようです。

これから北海道では、より地域格差が激しくなっていきます。そうなっていった場合、直別や尺別などの県境のような場所が機能していくのかどうか。完全な無人地帯になってしまうのか気になりますね。

10106: by 管理人 on 2021/01/22 at 01:34:26

>>「ハナ」さん、コメントありがとうございます。

どんなに過疎っても大抵最後まで残るのは郵便局ですよね。

郵便局がなくなってもポストがまだ残る場合もあります。尺別駅前にもポストがありますが、1日3回ぐらい局員が来ていたはずですよ。

郵便局はどんなに小規模でも残ります。仰るとおり、残す理由は郵便物、金融機関でもあり、高齢者の年金口座のためです。

旧仮乗降場はそうした施設すらない場合があるので、とっくに廃止されてもおかしくありませんでした。今も残っているのが不思議なくらいです。

学校がなくて郵便局がある地域は北海道はたくさんあります。特急が停車する駅もそうした地域というか駅があると思いますよ。来年以降も整理される駅が引き続きありそうです。

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