キハ183系5200番台ノースレインボーエクスプレス、綺麗になっています!!
キハ183系 - 2021年01月29日 (金)
苗穂工場に入場中のキハ183系5200番台ノースレインボーエクスプレス。
先頭車だけですが、先日久しぶりにその様子を確認できました。



写真ではわかりづらいですが、整備中のようで、綺麗になっていましたよ。
キハ261系5000番台のはまなす編成とラベンダー編成が正式にニュースリリースで発表された際に、後継車両として発表されたことから、デビュー後営業運転に入ったら引退するかと思いきや、苗穂工場に入場して綺麗な状態になっています。ラベンダー編成が営業運転を開始した後も、しばらくは使われるのではないでしょうか?
実はコロナ禍で当初の予定が狂っている点も見逃せないんですよね。
昨年は新型コロナウィルスの影響で、多客臨については運行開始が遅くなりました。ノースレインボーエクスプレスは、夏季は札幌~富良野間の「フラノラベンダーエクスプレス」で使用されますが、運行開始が遅くなったことで、当初の引退時期よりも先送りされている可能性があります。
車両の引退の1つの目安として走行距離があります。一定の走行距離に達すれば検査を実施しなければなりません。その前に車両を引退させて除籍させる方法がとられることもあります。昨年は「フラノラベンダーエクスプレス」の運行開始が遅くなったことや、例年7月には平日を含めて毎日運転されるところを、9月まで週末や祝日のみの運転としたため、当初予定していた達するべき走行距離に達しておらず、そのために寿命が延びた可能性があります。
国鉄時代であれば「一休車」と呼ばれる当分使用予定がない車両を再度走らせることを前提に休車とし、当該期間は検査サイクルの運行年数から除外することができる仕組みがあります。
ノースレインボーエクスプレスについては、時期によっては定期特急列車の代走を除いて稼働しない場合もあります。必ずしも使用頻度が高いとはいえず、冬季など、稼働しない期間は「一休車」扱いとし、検査サイクルを延ばして使用していた可能性があります。
同車は1992年に苗穂工場で自社製造された北海道で6代目のリゾート気動車です。元々は初代リゾートトレイン、アルファコンチネンタルエクスプレスの置き換え用としての役割もありました。
しかし、ノースレインボーエクスプレスが登場したからといって、アルファコンチネンタルエクスプレスはすぐに引退とはならず、それから3年程度使用して引退となりました。過去にこうした事例があったことを踏まえると、後継車両が登場したとはいえ、すぐには置き換えられず、あと数年程度は活躍するのかもしれません。
ですが、1992年製ということで今年で車齢29年に達します。北海道のリゾート気動車で後発のデビューですが、近年は宗谷線特急の代走で重宝されており、多客臨についても、札幌~富良野間の「フラノラベンダーエクスプレス」が1往復減らされたことで、札幌~富良野間で多く使用してきたクリスタルエクスプレスよりも、定員数の多いノースレインボーエクスプレスが重宝される傾向にありました。なので、先に引退したニセコエクスプレスやクリスタルエクスプレスよりも近年は酷使されており、その中で、ドアをガムテープで応急処置しながら無理やり使うなど、痛々しい状況にも関わらずその中で代走に繰り出されることもあったようです。
もちろんワンオフ車両であり、昨今製造されている車両のように、車両メンテナンスのことなどあまり考慮されない時代に生まれた車両です。車齢も高く、修繕を実施するにも各種部品が生産中止になったり、修繕費用が高額になる場合もあり、さすがのノースレインボーエクスプレスも長い活躍は見込めないと管理者は思っていました。
そのような中で、苗穂工場でまさか綺麗になっているとは、、、。おそらくまだ現役で使用すると思われ、非常に嬉しい限りです。
ですが、車齢を考えると長い活躍は見込めず、はまなす編成やラベンダー編成が登場した今、以前のように宗谷線特急の代走に多く入る可能性は低く、「フラノラベンダーエクスプレス」などの車両への負荷をあまりかけない臨時列車で使用される可能性が高いと思います。
今冬は苗穂工場に入場していることもあり、冬季の宗谷線特急で代走に駆り出されない珍しい年です。活躍が見られないのは残念ですが、綺麗な姿になって、また本線上で走る姿が見られることを期待しています。
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先頭車だけですが、先日久しぶりにその様子を確認できました。



写真ではわかりづらいですが、整備中のようで、綺麗になっていましたよ。
キハ261系5000番台のはまなす編成とラベンダー編成が正式にニュースリリースで発表された際に、後継車両として発表されたことから、デビュー後営業運転に入ったら引退するかと思いきや、苗穂工場に入場して綺麗な状態になっています。ラベンダー編成が営業運転を開始した後も、しばらくは使われるのではないでしょうか?
実はコロナ禍で当初の予定が狂っている点も見逃せないんですよね。
昨年は新型コロナウィルスの影響で、多客臨については運行開始が遅くなりました。ノースレインボーエクスプレスは、夏季は札幌~富良野間の「フラノラベンダーエクスプレス」で使用されますが、運行開始が遅くなったことで、当初の引退時期よりも先送りされている可能性があります。
車両の引退の1つの目安として走行距離があります。一定の走行距離に達すれば検査を実施しなければなりません。その前に車両を引退させて除籍させる方法がとられることもあります。昨年は「フラノラベンダーエクスプレス」の運行開始が遅くなったことや、例年7月には平日を含めて毎日運転されるところを、9月まで週末や祝日のみの運転としたため、当初予定していた達するべき走行距離に達しておらず、そのために寿命が延びた可能性があります。
国鉄時代であれば「一休車」と呼ばれる当分使用予定がない車両を再度走らせることを前提に休車とし、当該期間は検査サイクルの運行年数から除外することができる仕組みがあります。
ノースレインボーエクスプレスについては、時期によっては定期特急列車の代走を除いて稼働しない場合もあります。必ずしも使用頻度が高いとはいえず、冬季など、稼働しない期間は「一休車」扱いとし、検査サイクルを延ばして使用していた可能性があります。
同車は1992年に苗穂工場で自社製造された北海道で6代目のリゾート気動車です。元々は初代リゾートトレイン、アルファコンチネンタルエクスプレスの置き換え用としての役割もありました。
しかし、ノースレインボーエクスプレスが登場したからといって、アルファコンチネンタルエクスプレスはすぐに引退とはならず、それから3年程度使用して引退となりました。過去にこうした事例があったことを踏まえると、後継車両が登場したとはいえ、すぐには置き換えられず、あと数年程度は活躍するのかもしれません。
ですが、1992年製ということで今年で車齢29年に達します。北海道のリゾート気動車で後発のデビューですが、近年は宗谷線特急の代走で重宝されており、多客臨についても、札幌~富良野間の「フラノラベンダーエクスプレス」が1往復減らされたことで、札幌~富良野間で多く使用してきたクリスタルエクスプレスよりも、定員数の多いノースレインボーエクスプレスが重宝される傾向にありました。なので、先に引退したニセコエクスプレスやクリスタルエクスプレスよりも近年は酷使されており、その中で、ドアをガムテープで応急処置しながら無理やり使うなど、痛々しい状況にも関わらずその中で代走に繰り出されることもあったようです。
もちろんワンオフ車両であり、昨今製造されている車両のように、車両メンテナンスのことなどあまり考慮されない時代に生まれた車両です。車齢も高く、修繕を実施するにも各種部品が生産中止になったり、修繕費用が高額になる場合もあり、さすがのノースレインボーエクスプレスも長い活躍は見込めないと管理者は思っていました。
そのような中で、苗穂工場でまさか綺麗になっているとは、、、。おそらくまだ現役で使用すると思われ、非常に嬉しい限りです。
ですが、車齢を考えると長い活躍は見込めず、はまなす編成やラベンダー編成が登場した今、以前のように宗谷線特急の代走に多く入る可能性は低く、「フラノラベンダーエクスプレス」などの車両への負荷をあまりかけない臨時列車で使用される可能性が高いと思います。
今冬は苗穂工場に入場していることもあり、冬季の宗谷線特急で代走に駆り出されない珍しい年です。活躍が見られないのは残念ですが、綺麗な姿になって、また本線上で走る姿が見られることを期待しています。
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