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苗穂工場に入場中の「DF200-901」号機

先日から苗穂工場で「DF200-901」号機の姿が確認されます。



長期留置中の721系F-12編成とともに。





機体の一部がブルーシートに覆われています。



写真は過去の苗穂工場一般公開時のもの。量産車と大きく違うのが前照灯です。運転席上の前照灯も量産車は2灯ですが、試作車の901号機は4灯になっています。

そのほか、50番台より前の車両について、エンジンがドイツ・MTU社製のものですが、50番台以降はコマツ製に変更されています。50番台以降の方が定格出力も100PS上回っており、1800PSになっています。

近年はなかなか営業運転に入らない機体で、DF200形も新しそうに見えて、この試作機は1992年に落成しているので30年選手です。

試作車となる901号機は外観こそ一部が異なるだけですが、量産車と比べて機器の構造や配置が異なっており、乗務に際して講習を実施する必要があるらしく、そのため営業運転には基本的に使用されずに函館貨物駅構内での入換作業で使われることあるようです。

それでも近年は動いている姿をほとんど見ません。確認できたら奇跡のような機体です。

なぜ苗穂工場に入場したかといろいろと調べていると、昨年の11月に函館方面から回送されてきたようです。詳細は不明で、全般検査か廃車かのいずれかになるだろうというブログを複数確認しました。

前回の検査期限をとっくにすぎている車両であり、機器の構造や配置が異なる特殊な車両。そして、営業運転に入らなくても量産車で運用をカバーできてしまうことを踏まえると、お役御免の可能性も出てきそうです。

冬は基本的に車両の解体は実施されません。解体を実施するのであれば、雪融けが進む春以降になりそうです。単なる検査入場なのか廃車になるのか。動向が注目されます。











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コメント
10225:DF200形にも後継機が by 龍 on 2021/02/25 at 22:26:26 (コメント編集)

2021年2月17日付の官報によると、JR貨物が令和6年4月1日〜令和10年3月31日にかけて、DF200形の老朽取り替え用として新しい電気式内燃機関車(ディーゼル機関車)を6両導入するとのことです。DD51形の老朽取り替え用として誕生してから約30年。とうとう後継の機関車が登場することになります。

10235: by 管理人 on 2021/02/26 at 23:58:29

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

管理者もTwitterで資料を見ました。ということは、試作機は廃車になる方向で間違いなさそうですよね。

DD51がと試作機の引退が同じ時期というのが少々驚きです。DD51重連に匹敵する性能を得ていますが、その分劣化も早かったということでしょうか?試作機については、量産機とは異なる特殊な操作方法も必要だということで、こうした点も残存するうえで難しかったと思います。

次期型ではそうした差が出ないようにした方がよさそうです。

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