新旧の並びになってしまうのか!?
気動車 - 2021年02月03日 (水)
今回は予約投稿記事です。昨日更新予定だった記事を掲載します。
以前より、苗穂運転所(札ナホ)の旧扇形庫付近でキハ40形350番台とH100形が並んで留置されています。


H100形の方はおそらく新たに苫小牧に配置される車両だと思います。写真のほかに、キハ40形の向こう側にさらに2両いるので、苫小牧運転所(札トマ)配置予定車が現在苗穂に少なくともまだ4両いるのではないかと思います。
それ以外については、既に苫小牧に配置され、今春のダイヤ改正以降に向けてスタンバイしていると思いますよ。
青と白の外装をまとう北海道にとって珍しい350番台のヨンマル。日高本線用の車両として長らく使用されてきました。
700番台から10両が350番台化されましたが、既に2両が廃車&解体、苗穂運転所(札ナホ)にほぼ疎開状態で写真の1両、苗穂工場敷地内に1両留置されています。また、五稜郭車両所にも2両が疎開されたということで、現在稼働しているのは実質4両だけになります。
現在も活躍している4両は、353、354、355、358の4両だと思います。
苫小牧運転所(札トマ)には、キハ40形が昨年の4月の時点で24両が配置されており、写真の350番台を除けば、それ以外は1700番台で延命化を実施した車両です。350番台はエンジン換装、空転対策を実施している車両ですが、車内もほぼオリジナルでいかんせん今どき時代遅れの非冷房車です。
そして、日高本線も苫小牧~鵡川間を除いて今年で廃止されることから、350番台のような日高本線専用の車両もほぼ不要になります。鵡川~様似間が不通のため、350番台は室蘭本線や石勝線でも見られるようになっていますが、今春のダイヤ改正で苫小牧~長万部間でH100形が営業列車へ大量に投入されることから、現在この区間で使用されているキハ40形気動車の1700番台やキハ150形気動車が室蘭本線の苫小牧~岩見沢間や石勝線の普通列車、日高本線の苫小牧~鵡川間で使用することにより、残り少ない350番台もダイヤ改正を機に行き場を失う可能性が高いとみています。
それにしても、まだ動きが見られない苗穂に疎開中?のH100形が気になります。いつ動き出すのでしょうか?
苫小牧運転所(札トマ)の収容力の問題なのか、それとも別な目的なのか。管理者としては、キハ143形気動車も置き換えてほしいところですが、今春のダイヤ改正ではまだ無理かなといったところです。
キハ143形気動車は危険な車両だと思っています。理由は、元々は客車でそれを気動車化した車両です。調べてみると、自重もやはり軽いです。実際に踏切事故に遭った際にどうなるか?ということですよね。
元々が客車なので、衝突時の安全性は一般の気動車よりは考慮されていないだろうし、運転席の位置も低いので、万が一トレーラーなどと衝突した際は、運転士はタダでは済まないと思います。
そうした点では、早急に置き換えが必要だと感じています。室蘭本線では、大型ダンプやトレーラーが踏切を渡ることも多いですから、万が一に備えて対策は必要です。車両は古いですが、そうした点においては、運転席の位置が高いヨンマルの方が優れている気がします。
ですが、老朽化は避けて通れない問題。いくら新しいH100形も30年後、40年後になればいずれやってくる運命です。北海道の主力ローカル気動車として活躍し続けるキハ40形気動車。徐々に数を減らしつつありますが、臨時列車にも使用できる車両が登場しているので、まだまだ活躍が期待できそうです。
果たして、営業列車同士で本線上でこの並びが実現できるのでしょうか?ダイヤ改正以降注目です。
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以前より、苗穂運転所(札ナホ)の旧扇形庫付近でキハ40形350番台とH100形が並んで留置されています。


H100形の方はおそらく新たに苫小牧に配置される車両だと思います。写真のほかに、キハ40形の向こう側にさらに2両いるので、苫小牧運転所(札トマ)配置予定車が現在苗穂に少なくともまだ4両いるのではないかと思います。
それ以外については、既に苫小牧に配置され、今春のダイヤ改正以降に向けてスタンバイしていると思いますよ。
青と白の外装をまとう北海道にとって珍しい350番台のヨンマル。日高本線用の車両として長らく使用されてきました。
700番台から10両が350番台化されましたが、既に2両が廃車&解体、苗穂運転所(札ナホ)にほぼ疎開状態で写真の1両、苗穂工場敷地内に1両留置されています。また、五稜郭車両所にも2両が疎開されたということで、現在稼働しているのは実質4両だけになります。
現在も活躍している4両は、353、354、355、358の4両だと思います。
苫小牧運転所(札トマ)には、キハ40形が昨年の4月の時点で24両が配置されており、写真の350番台を除けば、それ以外は1700番台で延命化を実施した車両です。350番台はエンジン換装、空転対策を実施している車両ですが、車内もほぼオリジナルでいかんせん今どき時代遅れの非冷房車です。
そして、日高本線も苫小牧~鵡川間を除いて今年で廃止されることから、350番台のような日高本線専用の車両もほぼ不要になります。鵡川~様似間が不通のため、350番台は室蘭本線や石勝線でも見られるようになっていますが、今春のダイヤ改正で苫小牧~長万部間でH100形が営業列車へ大量に投入されることから、現在この区間で使用されているキハ40形気動車の1700番台やキハ150形気動車が室蘭本線の苫小牧~岩見沢間や石勝線の普通列車、日高本線の苫小牧~鵡川間で使用することにより、残り少ない350番台もダイヤ改正を機に行き場を失う可能性が高いとみています。
それにしても、まだ動きが見られない苗穂に疎開中?のH100形が気になります。いつ動き出すのでしょうか?
苫小牧運転所(札トマ)の収容力の問題なのか、それとも別な目的なのか。管理者としては、キハ143形気動車も置き換えてほしいところですが、今春のダイヤ改正ではまだ無理かなといったところです。
キハ143形気動車は危険な車両だと思っています。理由は、元々は客車でそれを気動車化した車両です。調べてみると、自重もやはり軽いです。実際に踏切事故に遭った際にどうなるか?ということですよね。
元々が客車なので、衝突時の安全性は一般の気動車よりは考慮されていないだろうし、運転席の位置も低いので、万が一トレーラーなどと衝突した際は、運転士はタダでは済まないと思います。
そうした点では、早急に置き換えが必要だと感じています。室蘭本線では、大型ダンプやトレーラーが踏切を渡ることも多いですから、万が一に備えて対策は必要です。車両は古いですが、そうした点においては、運転席の位置が高いヨンマルの方が優れている気がします。
ですが、老朽化は避けて通れない問題。いくら新しいH100形も30年後、40年後になればいずれやってくる運命です。北海道の主力ローカル気動車として活躍し続けるキハ40形気動車。徐々に数を減らしつつありますが、臨時列車にも使用できる車両が登場しているので、まだまだ活躍が期待できそうです。
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