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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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今冬もブルーシートで覆って冬眠中のキハ183系国鉄色保存車

先日、室蘭本線を乗りまくった空き時間に追分駅から道の駅「あびらD51ステーション」に行ってきました。





冬の間は鉄道施設は閉まっており、写真のとおり、キハ183系もブルーシートで冬囲いしています。冬季は車体の劣化を早める原因になるからです。

今シーズンで2シーズン目です。北海道胆振東部地震で輸送が先送りされ、国鉄色に復元した年は、苗穂工場で冬を越しました。











ブルーシートを外したらこんな感じです。岩見沢の711系や北斗市茂辺地の24系など、反省点もあることから、このキハ183系スラントノーズ車は本当に綺麗に保存されていますよ。

ブルーシートの写真をクリックして拡大していただきたいですが、ブルーシートも部分的にガムテープで補修しながら使用しているようで、やはり、冬季は暴風などによってブルーシートに少なからずダメージがあるようです。仮にブルシートを覆わないで保存したらわかりますよね?

今頃車体はボロボロになっていることでしょう。

北海道では冬季における風雪や列車の走行中(営業列車)に小さい氷の粒が飛散することで塗装面が傷つきます。そして走行中の列車については雪煙がそれにあたりますが、割れた塗装面の隙間に入り込んだ細かい雪が水滴となります。やがて気温が下がることで水滴が凍結し、膨張することで塗装面破損という状況が起こります。綺麗に保管しておくためには、その分手間も必要なのです。

ですが夏季も雨や風、日の光に照らされていれば、車体の色が日に焼けて落ちてきたり、錆が発生する原因になります。やはり屋外で展示する以上、いつかは車体のお色直しを実施しなければならない日がきます。定期的なメンテナンスはやはり必要です。

安平町鉄道資料館にもキハ183系スラントノーズ車が1両保存されています。こちらは室内で保管する予定だったので、末永く良い状態を保持できると思います。今年は雪融けに目処がついたらそちらにも行ってみたいと思います。










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