キハ261系1000番台釧路運輸車両所(釧クシ)配置車を確認
キハ261系 - 2021年02月21日 (日)
道東方面に旅行中、釧路運輸車両所(釧クシ)の様子を見に行くと、渡道してきたばかりのキハ261系1000番台の姿がありました。
初めて釧路運輸車両所(釧クシ)配置車ということで注目を浴びました。


釧路運輸車両所の裏手に留置されていました。
新たに釧路配置になる車両はST-1119編成(キロ261‐1119+キハ260‐1119)とST-1219編成(キハ261‐1219+キハ260‐1219)の4両編成です。
釧路配置ということで、特急「おおぞら」への充当が予想されます。但しこのままだと、今回新製配置された4両は今後1年ほど営業運転に就かないままになってしまいます。
過去のキハ261系1000番台の新製時の様子をみていると、まるまる1年営業列車として使用しなかった例はないはずで、本来の目的となる列車の充当前に、予備車両などで役割を持たせ、例えば「スーパーとかち」などで一時的に使用してきました。
また、キハ261系が函館に新たに配置になった際も、6次車は1年まるまる函館に営業列車として使われないまま配置されたことはありませんでした。
現在の「おおぞら」の運用は、キハ261系1000番台が3往復、キハ283系が3往復の計6往復です。前者は札幌運転所(札サウ)所属の車両、後者は釧路運輸車両所(釧クシ)所属の車両をそれぞれ使用します。後者については、一部は昨年の3月に札幌運転所(札サウ)から転属しています。
今年3月のダイヤ改正では、キハ283系による「おおぞら」が引き続き3往復が残るので、同車を置き換えるための車両でもなさそうです。
よって、このままだと、釧路に新製配置された4両については、少なくともこの先1年もの間、営業列車に使うことなく、釧路で待機、、、という流れが予想されるかもしれませんが、管理者は別の可能性を考えています。
それは、キハ261系1000番台の一部が3月のダイヤ改正を機に札幌運転所(札サウ)から釧路運輸車両所(釧クシ)へ転属になるという筋書きです。
これも理由があり、キハ261系1000番台が「おおぞら」で営業運転を開始するまで、キハ261系1000番台が6両編成で札幌から釧路へ、初期に登場した車両から最新の7次車まで複数回にわたって送り込まれました。送り込まれた理由は、各検修や乗務員の養成を実施するためだったと推測します。
「おおぞら」で使用開始以降、毎日のように釧路運輸車両所(釧クシ)にはキハ261系1000番台が出入りしているので、新製配置されたからといって1年も新車を検修や養成用として置く必要はないはずです。すぐに使用を想定しているのであれば、釧路運輸車両所(釧クシ)配置ではなく、札幌運転所(札サウ)配置にした方が過剰配置になってしまうものの、予備車両確保という点からもこちらの方が合理的でした。
そのような中で、あえて釧路に配置したということは、あくまで管理者の推測ですが、3月ダイヤ改正を機にキハ261系1000番台の一部が釧路へ転属となる可能性をみています。
両数的にも、「おおぞら」充当に伴って、札幌に7次車を新製配置しましたが、札幌に現在7次車のユニットが3本ずつあり、今回釧路に新製配置されたユニットを加えると、7次車のユニットが4本揃えられます。そして、7次車の増結用中間車も8両ありますから、「とかち」用の増結車両を残したまま転属させることは可能で、キハ283系の予備がグリーン車や車いす対応車両のみで考慮すれば、2本の予備が用意されていることから、キハ261系1000番台についても2本の予備が確保できることから、既存の札幌の7次車を釧路にまるまる転属させることが可能な状態です。
もし仮にそうなった場合、理由は定かではありませんが、考えられることとすれば、札幌運転所(札サウ)の負担を減らすためでしょうか。それぐらいしか思いつきません。
釧路に新製配置されたキハ261系1000番台は、既に試運転も実施され、こちらも営業運転開始に向けて動き出しているようです。まだまだ動向が読みづらい釧路配置の新製車。今後どのように使用していくのか気になります。
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初めて釧路運輸車両所(釧クシ)配置車ということで注目を浴びました。


釧路運輸車両所の裏手に留置されていました。
新たに釧路配置になる車両はST-1119編成(キロ261‐1119+キハ260‐1119)とST-1219編成(キハ261‐1219+キハ260‐1219)の4両編成です。
釧路配置ということで、特急「おおぞら」への充当が予想されます。但しこのままだと、今回新製配置された4両は今後1年ほど営業運転に就かないままになってしまいます。
過去のキハ261系1000番台の新製時の様子をみていると、まるまる1年営業列車として使用しなかった例はないはずで、本来の目的となる列車の充当前に、予備車両などで役割を持たせ、例えば「スーパーとかち」などで一時的に使用してきました。
また、キハ261系が函館に新たに配置になった際も、6次車は1年まるまる函館に営業列車として使われないまま配置されたことはありませんでした。
現在の「おおぞら」の運用は、キハ261系1000番台が3往復、キハ283系が3往復の計6往復です。前者は札幌運転所(札サウ)所属の車両、後者は釧路運輸車両所(釧クシ)所属の車両をそれぞれ使用します。後者については、一部は昨年の3月に札幌運転所(札サウ)から転属しています。
今年3月のダイヤ改正では、キハ283系による「おおぞら」が引き続き3往復が残るので、同車を置き換えるための車両でもなさそうです。
よって、このままだと、釧路に新製配置された4両については、少なくともこの先1年もの間、営業列車に使うことなく、釧路で待機、、、という流れが予想されるかもしれませんが、管理者は別の可能性を考えています。
それは、キハ261系1000番台の一部が3月のダイヤ改正を機に札幌運転所(札サウ)から釧路運輸車両所(釧クシ)へ転属になるという筋書きです。
これも理由があり、キハ261系1000番台が「おおぞら」で営業運転を開始するまで、キハ261系1000番台が6両編成で札幌から釧路へ、初期に登場した車両から最新の7次車まで複数回にわたって送り込まれました。送り込まれた理由は、各検修や乗務員の養成を実施するためだったと推測します。
「おおぞら」で使用開始以降、毎日のように釧路運輸車両所(釧クシ)にはキハ261系1000番台が出入りしているので、新製配置されたからといって1年も新車を検修や養成用として置く必要はないはずです。すぐに使用を想定しているのであれば、釧路運輸車両所(釧クシ)配置ではなく、札幌運転所(札サウ)配置にした方が過剰配置になってしまうものの、予備車両確保という点からもこちらの方が合理的でした。
そのような中で、あえて釧路に配置したということは、あくまで管理者の推測ですが、3月ダイヤ改正を機にキハ261系1000番台の一部が釧路へ転属となる可能性をみています。
両数的にも、「おおぞら」充当に伴って、札幌に7次車を新製配置しましたが、札幌に現在7次車のユニットが3本ずつあり、今回釧路に新製配置されたユニットを加えると、7次車のユニットが4本揃えられます。そして、7次車の増結用中間車も8両ありますから、「とかち」用の増結車両を残したまま転属させることは可能で、キハ283系の予備がグリーン車や車いす対応車両のみで考慮すれば、2本の予備が用意されていることから、キハ261系1000番台についても2本の予備が確保できることから、既存の札幌の7次車を釧路にまるまる転属させることが可能な状態です。
もし仮にそうなった場合、理由は定かではありませんが、考えられることとすれば、札幌運転所(札サウ)の負担を減らすためでしょうか。それぐらいしか思いつきません。
釧路に新製配置されたキハ261系1000番台は、既に試運転も実施され、こちらも営業運転開始に向けて動き出しているようです。まだまだ動向が読みづらい釧路配置の新製車。今後どのように使用していくのか気になります。
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