【2021年3月13日(土)ダイヤ改正レポートその7】札幌・旭川~稚内間の特急「宗谷」・特急「サロベツ」
特急列車 - 2021年03月02日 (火)
今回は予約投稿記事です。
ダイヤ改正後の札幌・旭川~稚内間の「宗谷」・「サロベツ」についてです。
稚内方面の特急列車も新型コロナウィルスの影響で利用が大きく落ち込んでいます。これを受けて1往復の列車が閑散期における曜日運休となります。
運行時刻は以下のとおりです。
【札幌・旭川➡稚内】
【稚内➡旭川・札幌】
上記のとおりとなります。「サロベツ」については、札幌~旭川間の「ライラック」及び、旭川駅での乗継時分を含めています。
一部列車で数分時刻変更が実施されますが、概ね現行ダイヤを維持します。札幌~旭川間で高頻度に特急が運行されていることや、「サロベツ」は旭川駅で「ライラック」と接続する関係で、簡単に時刻変更ができないので、これからもこのダイヤが維持されていうでしょう。
黄色枠で囲った特急「サロベツ3号」と特急「サロベツ4号」の1往復が閑散期における曜日運休の対象列車です。主に4月、5月、10月、11月の火曜・水曜・木曜が対象です。ゴールデンウィークなどの期間は除きます。
事前に発表されているニュースリリースでは、「北斗」と同じ年間運休日数が30日程度となっていますが、火曜日が増えていることや、5月も対象ということで記載はおそらく誤りで、旭川~網走間の「大雪」と同様に50日程度になると予想しています。
稚内方面については、運休対象としたい列車があるのにできない状況にあると思います。おそらく、対象にしたいのは夜の1往復だと思います。しかし、運用数を絞っている現行体制ではできないというのが正直なところです。
特急「サロベツ3号」については、元々利用が少ないというのは把握しており、閑散期における曜日運休は止む無しと考えていますが、滞泊先と同列車を運休させるとなると、必然的に日中の特急「サロベツ4号」も削らなくてはならないのです。
逆に、札幌方面の最終列車を対象としないのは、札幌まで直通する「宗谷」のため、車両を所属先の苗穂運転所(札ナホ)まで戻す役割があります。その関係で、運用に支障が出ず、夜の便を削減できるこれら1往復を運休対象とするしかないのです。
閑散期における曜日運休となる日は、朝に札幌を出発する編成については、当日の下りの特急「宗谷」で運用終了、そのまま南稚内に滞泊となるでしょう。逆に朝に稚内を出発する編成については、曜日運休に関係なく運用されます。
万が一、特急「サロベツ1号」で大幅な遅れが生じ、上りの特急「宗谷」にも影響が発生し得る場合、曜日運休の日に限っては、滞泊予定の編成を使うことができるので、それはそれで良い点も見えてきますね。
「北斗」とは異なり、おそらく、それでも利用が少ない場合は閑散期における曜日運休の列車が拡大したり、運行日数がさらに減らされる可能性もあります。ダイヤ改正後は最低限の日数で運休が発生しますが、管理者としては黄色信号に差しかかったと言わざるを得ません。
宗谷本線では、3月のダイヤ改正で旅客駅の大幅な見直しを実施します。これと合わせて少なからず輸送面で大きな改善に至るのか注目です。


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ダイヤ改正後の札幌・旭川~稚内間の「宗谷」・「サロベツ」についてです。
稚内方面の特急列車も新型コロナウィルスの影響で利用が大きく落ち込んでいます。これを受けて1往復の列車が閑散期における曜日運休となります。
運行時刻は以下のとおりです。
【札幌・旭川➡稚内】
列車名 | 運行時刻 | 所要時間 |
特急「宗谷」 | 札幌(7:30発)➡稚内(12:40着) | 5時間10分 |
特急「サロベツ1号」 | 旭川(13:35発)➡稚内(17:23着) | 5時間23分※ |
特急「サロベツ3号」 | 旭川(20:06発)➡稚内(23:47着) | 5時間17分※ |
【稚内➡旭川・札幌】
列車名 | 運行時刻 | 所要時間 |
特急「サロベツ2号」 | 稚内(6:36発)➡旭川(10:19着) | 5時間19分※ |
特急「サロベツ4号」 | 稚内(13:01発)➡旭川(16:49着) | 5時間24分※ |
特急「宗谷」 | 稚内(17:44発)➡札幌(22:57着) | 5時間13分 |
上記のとおりとなります。「サロベツ」については、札幌~旭川間の「ライラック」及び、旭川駅での乗継時分を含めています。
一部列車で数分時刻変更が実施されますが、概ね現行ダイヤを維持します。札幌~旭川間で高頻度に特急が運行されていることや、「サロベツ」は旭川駅で「ライラック」と接続する関係で、簡単に時刻変更ができないので、これからもこのダイヤが維持されていうでしょう。
黄色枠で囲った特急「サロベツ3号」と特急「サロベツ4号」の1往復が閑散期における曜日運休の対象列車です。主に4月、5月、10月、11月の火曜・水曜・木曜が対象です。ゴールデンウィークなどの期間は除きます。
事前に発表されているニュースリリースでは、「北斗」と同じ年間運休日数が30日程度となっていますが、火曜日が増えていることや、5月も対象ということで記載はおそらく誤りで、旭川~網走間の「大雪」と同様に50日程度になると予想しています。
稚内方面については、運休対象としたい列車があるのにできない状況にあると思います。おそらく、対象にしたいのは夜の1往復だと思います。しかし、運用数を絞っている現行体制ではできないというのが正直なところです。
特急「サロベツ3号」については、元々利用が少ないというのは把握しており、閑散期における曜日運休は止む無しと考えていますが、滞泊先と同列車を運休させるとなると、必然的に日中の特急「サロベツ4号」も削らなくてはならないのです。
逆に、札幌方面の最終列車を対象としないのは、札幌まで直通する「宗谷」のため、車両を所属先の苗穂運転所(札ナホ)まで戻す役割があります。その関係で、運用に支障が出ず、夜の便を削減できるこれら1往復を運休対象とするしかないのです。
閑散期における曜日運休となる日は、朝に札幌を出発する編成については、当日の下りの特急「宗谷」で運用終了、そのまま南稚内に滞泊となるでしょう。逆に朝に稚内を出発する編成については、曜日運休に関係なく運用されます。
万が一、特急「サロベツ1号」で大幅な遅れが生じ、上りの特急「宗谷」にも影響が発生し得る場合、曜日運休の日に限っては、滞泊予定の編成を使うことができるので、それはそれで良い点も見えてきますね。
「北斗」とは異なり、おそらく、それでも利用が少ない場合は閑散期における曜日運休の列車が拡大したり、運行日数がさらに減らされる可能性もあります。ダイヤ改正後は最低限の日数で運休が発生しますが、管理者としては黄色信号に差しかかったと言わざるを得ません。
宗谷本線では、3月のダイヤ改正で旅客駅の大幅な見直しを実施します。これと合わせて少なからず輸送面で大きな改善に至るのか注目です。


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