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【2021年3月13日(土)ダイヤ改正レポートその8】札幌・旭川~網走間の特急「オホーツク」・特急「大雪」

今回は予約投稿記事です。

札幌・旭川~網走間の特急「オホーツク」・特急「大雪」についてです。

ダイヤ改正後の運行時刻は以下のとおりです。


【札幌・旭川➡網走】

列車名運行時刻所要時間
特急「オホーツク1号」札幌(6:56発)➡網走(12:17着)5時間21分
特急「大雪1号」旭川(12:41発)➡網走(16:35着)5時間35分※
特急「大雪3号」旭川(17:05発)➡網走(20:49着)5時間19分※
特急「オホーツク3号」札幌(17:30発)➡網走(23:00着)5時間30分




【網走➡旭川・札幌】

列車名運行時刻所要時間
特急「オホーツク2号」網走(5:56発)➡札幌(11:19着)5時間23分
特急「大雪2号」網走(8:06発)➡旭川(11:50着)5時間19分※
特急「大雪4号」網走(12:35発)➡旭川(16:19着)5時間20分※
特急「オホーツク8号」網走(17:25発)➡札幌(22:53着)5時間28分



特急「大雪」については、札幌~旭川間の特急「ライラック」及び、旭川駅での乗り継ぎ時分を含めた所要時間としてあります。

稚内方面の特急列車同様、網走方面の特急列車についてもダイヤ上大きな変更はなく、ほぼ現行ダイヤを維持します。

ダイヤ改正を機に、特急「オホーツク1号」が丸瀬布駅(10:12発)に、特急「オホーツク4号」が白滝駅(19:56発)にそれぞれ停車するようになります。これは、昨年のコロナ禍で特急「大雪」が一時的に運休となった際に臨時停車した際と同じで、ダイヤ改正以降はこれを通年適応という形となります。

特急「オホーツク2号」と特急「オホーツク3号」については、従来より白滝駅と丸瀬布駅に停車しています。

これにより、全ての特急「オホーツク」が白滝駅と丸瀬布駅に停車するようになります。

黄色枠で囲った特急「大雪」全便が閑散期における曜日運休の対象列車です。主に4月、5月、10月、11月の火曜・水曜・木曜が対象です。ゴールデンウィークなどの期間は除きます。年間の運休は50日程度になると予想しています。

それ以外の期間については通常時と変わりません。4月、5月、10月、11月の火曜・水曜・木曜に利用する際に注意する必要があります。

網走方面の新型コロナウィルスの影響で利用が大きく落ち込んでいるようです。元々利用が多いとは言えず、先日特急「大雪3号」を網走駅で確認した際、降りた乗客は17名でした。4両編成の列車に17名、そしてグリーン車利用はゼロ。大半が自由席利用者でした。北見からはさらに利用が減るということは耳にしていましたが、コロナ禍とはいえ、あまりにも少ないです。

これが後続の特急「オホーツク3号」になればもっと少なかったのではないでしょううか?札幌からの直通列車ということはあるにしても、網走駅到着が深夜の23時頃なので、利用は限られてしまいそうです。当日は40分遅れで次の日の朝も早くから行動する予定だったので、そちらの確認は諦めました。

ダイヤ改正後の運休日は50日程度になっていますが、さらに利用が落ち込めば、徐々に運休日数が増えていく可能性もあります。


運用について、網走方面は現在3運用ありますが、特急「大雪」運休日は2編成あれば回すことができます。しかし、週明けや週末は通常どおり運行されるので、1編成余裕ができるといえど、わざわざ札幌へ戻したり網走へ送り込むことは距離的にも考えにくいです。

特急「大雪」運休時も引き続き3編成で運用を回し、該当日は、1日目は特急「オホーツク1号」のみ、2日目は特急「オホーツク2号」と組み替えがなければ特急「オホーツク3号」、3日目に特急「オホーツク4号」のみといった感じで運用が組まれると予想します。

特急「大雪」運休日は網走側に編成が1本待機すると思われ、万が一の車両故障の際にも強い運行体系が構築されそうです。


北海道で札幌から各方面へ運行される特急列車が概ね高速化されているのに対し、網走方面は高速化が実施されず取り残された唯一の方面です。石北本線内は最高運転速度が95km/h、北見峠や常紋峠といった険しい峠を2箇所も越えるため、所要時間は必然的に長くなります。年々高速道路は延伸する一方、鉄道路線は旧態依然のまま取り残され、依然としてキハ183系が使用されています。

ここまでくると、JR側も新しい車両を投入したりするなどのサービス向上は消極的ということが読み取れ、各方面に新しい車両を投入していくのに対して、網走方面だけその各方面からの使い回しの車両ばかり充当され、その結果、高速バスなどのライバルに大きく差をつけられてしまいました。

特急列車についても、後継車両の投入時期は今のところ未定で、昨秋にキハ261系5000番台はまなす編成が石北本線に入線した際もヘッドマークはステッカータイプのものでした。おそらく用意されていないと思われ、まだまだキハ183系の活躍が続けられそうな雰囲気でした。

2017年3月以降の運行体系の見直しを機に、石北本線内は特急4往復を維持しましたが、今後も厳しい輸送状態が続いていくことは言うまでもありません。コロナを機に、年間の運行本数を徐々に減らしていく可能性もあり、今後ますます厳しい状況が続いていくと思います。

おそらく、キハ261系を投入したとしても、抜本的な輸送改善にはならないはずです。改善できたとしてもそれは最初のうちだけだと思います。道東方面に行った際はその利用状況に唖然としました。

年々状況が厳しくなっていく石北本線。来年のダイヤ改正でどのような変更が実施されるのか引き続き注視していきたいと思います。
















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コメント
10261: by 氷海軌道 on 2021/03/04 at 13:50:18

 確かに石北本線の最高速度は95km/hのままですが、新旭川〜上川間は分岐器が改良されて1線スルー化されているんですよね。ただそれだけでは速達効果が薄いことは言うまでもありません。

 石北本線が高速化されなかったのは、今は亡き池北線の存在が大きいでしょう。札幌〜北見・網走間の速達化は、池北線の高速化&振り子特急の導入という案が挙げられていました。(旧網走本線ルート)ただ、その場合は特急・貨物が消える新旭川〜北見間の存続問題に直結しかねないので話がまとまらず、揉めているうちに池北線は廃止、そして石勝線で脱線炎上事故が発生したことにより、JRも高速化どころではなくなってしまったのです。

 経済的にも時間的にも余裕の無い日本人は飛行機かバス、若しくは自家用車での移動がメインなので、特急を利用するのはお金に余裕のあり、自分で運転出来ないインバウンド客が殆どです。今年はインバウンド客は壊滅ですが、去年は中国の方が多かったですよ。網走市内のドラッグストアでマスクを爆買いしておりました。

10262:廃止フラグが・・・! by ピカチュウ親方 on 2021/03/04 at 20:15:12

いよいよヤバイですかな。
まあチャイナウィルス前でも宗谷・サロベツ・オホーツクはお察し下さいレベルですからねぇ。
既にバス転換されてるんだなと思いますよ。

10265: by かいおう on 2021/03/05 at 00:03:27

これもJR北海道のやる気の問題ですよね。

私が思うに、バスと競合してる札幌~北見間は現在の最短は4時間27分です。ちなみに、これは183系0番台で結んでいた1988年よりも遅いです。キハ261系を投入して宗谷並みのスピードで札幌~旭川間を走ればこの区間で8分~9分の時間短縮は可能です。(やる気があるなら美唄、砂川通過もやってもらいたいくらいです。)
さらに、加速と登坂能力は183系0番台より圧倒的にいいので、2つの峠越えは楽かつ速いはずです。そしたら、4時間10分くらいで札幌~北見を走れると思うのですが、それをやりませんよね。。。

石北線に新型気動車投入!!札幌~北見最速4時間10分!!はまなすラウンジでゆったりしながら北見へ~みたいなポスターを貼りまくって、お得きっぷも出せば、バスだと5時間くらいかかるビシネス客も少しは心ゆらぐと思うのですが。。。
毎年の大赤字で全道で列車の運転ができなくなる可能性があるとかいうなら、少しはJR北海道のやる気をみてみたいものです。。。

今は札幌~網走間はオホーツクだと昔より遅く最短5時間21分ですが、261系を投入しても183系0番台と同じ最短5時間15分とかいう事にならないか心配しております。。
長文失礼しました。

10269: by 管理人 on 2021/03/05 at 21:04:15

>>「氷海軌道」さん、コメントありがとうございます。

網走方面は旧正月近辺の中国人観光客は多いと聞きます。JRも特急「オホーツク1号」などでさっぽろ雪まつり期間中に増結運転を実施していましたね。

高速道路の延伸状況でもわかるとおり、北見へ行くには完全に道東道を経由して足寄や陸別経由ですよね。しかも地形もよいので、行き交う車のペースも速いです。雪も旭川経由ルートよりも少ないので、冬季でも比較的危険というか事故のリスクは避けられますよね。

旭川経由だと遠軽まで高速道路が伸びていますが、そこから北見までは国道を通ります。遠軽~北見間は高速道路延伸計画はないはずで、常紋峠や北見市留辺蘂界隈への交通利便がいかに後回しにされているかがわかります。確かに遠軽を過ぎれば、北見まではほぼ通過点なんですよね。

仮に池北線ルートがメインになっていれば、JRの存続は難しかっただろうし、ロイヤルエクスプレスどころではなかったと思います。

周辺地域が遠軽町や北見市に吸収されている様子をみると、厳しい状況が伺えます。石北本線や宗谷本線は年々さらに厳しくなっていくと思いますよ。

10270: by 管理人 on 2021/03/05 at 21:06:51

>>「ピカチュウ親方」さん、コメントありがとうございます。

引き続き守らなければならないのは、旭川周辺の通学と北見周辺の通学です。

場合によっては、特急よりも利用が多いような普通列車もありますよ。先日1泊してきましたが、オホーツクエリアでは北見は都会ですよ。バスだとまだ厳しい感じもします。

10271: by 管理人 on 2021/03/05 at 22:09:45

>>「かいおう」さん、コメントありがとうございます。

性能は向上しても、速度制限を受けていれば大幅な時間短縮は見込めません。おそらくキハ261系になっても、石北本線内は大きく所要時間を短縮することはないと思います。

1988年のダイヤを確認したところ、札幌~北見間の所要時間はほぼ同等です。その代わり、旭川~北見間など、石北本線内だけで比較すると、昔の方が速い列車が数本あります。キハ183系0番台を使用していたことを踏まえると、それは凄いですよね。

バスに人が流れている状況を踏まえると、ユーザーは速達性よりも快適性と安さで選んでいます。wi-fiの存在も大きいですよね。なので、バスに対抗できるような値段にしなければ根本的にJRは選ばれないと思います。値段を高く設定するのであれば、その分以前のように圧倒的な速達性を見せつけないと無理ですよ。

本気でやるのであれば、さっさと新型車両に置き換えるべきです。札幌~旭川~北見を主軸とし、それ以外は全部通過でもいいですよ。それぐらい本気でやれば注目されるのではないでしょうか?

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