運行最終日の流氷物語号サボ紛失までの流れ
その他あれこれ - 2021年03月06日 (土)
今シーズンの運行最終日で流氷物語号の森の恵み号のサボが紛失してしまいました。

盗難の可能性が高いとみて捜査が続けられているようです。
ブログ記事でのコメントやInstagram、facebook、TwitterなどのSNSで情報が集まりましたので、最終日の紛失までの流れが把握できました。皆さんにもお伝えしようと思います。
(1)「流氷物語1号」網走駅発車前
サボが装着されていたことが確認されているようです。
(2)桂台駅そばの跨線橋
当該場所から撮影していた方がおり、その際もまだサボが装着されていたようです。
(3)北浜駅での目撃者
北浜駅到着時には既にサボが装着されておらず、不審に思っていたところ、後にTwitterで確認して状況把握。
(4)関係者による通報
通報は少々遅れ、「流氷物語2号」の浜小清水駅停車時に主催者やJR職員の確認で通報。
上記のような流れでサボが紛失しました。なので、Twitterでの情報発信や通報は紛失から時間が大幅に経過しており、時間が経過すればするほど、発見は難しくなります。
複数の方によると、窓が開閉式のため、窓を開けてサボを抜き取った可能性を指摘していました。サボは停車駅などで係の方がよく入れ替えたり、抜いたり、挿したりするのを確認しますが、案外簡単に抜き取れてしまうものです。そして、走行する周辺の死角をついた計画的な犯行だったことが伺えます。
紛失した桂台~北浜間においては、途中の藻琴の直前で国道244号線と釧網本線が海側と陸側で交差するポイントがあります。藻琴直前の交差ポイントまでは、踏切が数か所あるだけで、基本的に車窓右は急斜面で死角になるのです。国道も車窓左手になりますから、国道を走っている車からも、サボの様子は確認することができません。
やはり、車窓からオホーツク海を眺めるのがウリの列車だけあって、乗客の多くは海側の席を確保する場合が多かったり、海側を向いていたりするので、サボがとられることに気づきづらいという点もあります。実際に管理者が乗車した際も往路、復路ともに海側に座っている方の方が多かったです。
国道と交差するポイントから北浜駅までは国道を走っている車から流氷物語号の様子を確認することができるので、紛失した右側のサボを抜き取ろうと思えば、国道を走っている車のドライバーや同乗者に見られるリスクがあります。また、藻琴川橋梁を渡ると北浜駅展望台からの撮影範囲内になるそうですから、この区間についても、サボを抜き取るのは極めてリスクが高いと言えるでしょう。
よって、国道側から死角になり、車窓右手が急斜面が続く桂台駅出発から藻琴駅直前の国道と交差する場所の間でサボが抜き取られた可能性が高いということになります。
もちろん、ここまで用意周到にできるということは、管理者のように釧網本線を数回しか利用したことのない人間にとっては無理な話です。釧網本線の沿線の様子や流氷物語号という列車の特色を全て把握しなければできないと思います。
サボ抜き取り後、2通りのパターンが考えられます。
(1)抜き取る係と回収係がいる
この場合だと複数犯になりますが、サボを抜いてその場に落とし、回収係に連絡し、列車通過後に回収係が線路脇まで取りに行く方法です。この場合だと、サボを車内に持ち込む必要がないため、リスクが少ないです。
(2)サボが抜き取られた列車にいつまでも乗っているとは限らない
早くてもサボの抜き取りが北浜駅で判明します。そこで通報された場合、持ち物検査やサボの横の席に座っていた乗客は疑われるのは言うまでもありません。サボを車内に持ち込んで盗んだ場合、いつまでも同じ列車に乗るものでしょうか?リスクがありすぎますよね。
その列車で知床斜里まで行き、復路も全区間乗車したら逆にバカですよ。
管理者の予想としては、単独犯の場合は北浜駅で既に降車している可能性があり、そこで仲間が待機しており、車に乗って消えたのかもしれません。いずれにしても、抜き取って車内に一旦持ち込んだのであれば、早い段階で列車から降りた方が賢明ということは言うまでもありません。なぜなら、乗車することが目的ではなく、サボさえ手に入れば「流氷物語号」に用はないのです。
ということで、当日の紛失及び通報までの流れと、管理者なりの考えをまとめてみました。窃盗物は時間が経過すればするほど発見が難しくなります。発見されたという情報は入っていないので、せっかくの大切なものなので早く見つかるといいですね。
逆に、こうした記事を掲載したので、単に沿線に落ちていた等のオチはやめてもらいたいです。
今回の記事は、各SNSやブログ記事のコメントにて情報をいただいたものをまとめました。教えていただき、ありがとうございました。
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ブログ記事でのコメントやInstagram、facebook、TwitterなどのSNSで情報が集まりましたので、最終日の紛失までの流れが把握できました。皆さんにもお伝えしようと思います。
(1)「流氷物語1号」網走駅発車前
サボが装着されていたことが確認されているようです。
(2)桂台駅そばの跨線橋
当該場所から撮影していた方がおり、その際もまだサボが装着されていたようです。
(3)北浜駅での目撃者
北浜駅到着時には既にサボが装着されておらず、不審に思っていたところ、後にTwitterで確認して状況把握。
(4)関係者による通報
通報は少々遅れ、「流氷物語2号」の浜小清水駅停車時に主催者やJR職員の確認で通報。
上記のような流れでサボが紛失しました。なので、Twitterでの情報発信や通報は紛失から時間が大幅に経過しており、時間が経過すればするほど、発見は難しくなります。
複数の方によると、窓が開閉式のため、窓を開けてサボを抜き取った可能性を指摘していました。サボは停車駅などで係の方がよく入れ替えたり、抜いたり、挿したりするのを確認しますが、案外簡単に抜き取れてしまうものです。そして、走行する周辺の死角をついた計画的な犯行だったことが伺えます。
紛失した桂台~北浜間においては、途中の藻琴の直前で国道244号線と釧網本線が海側と陸側で交差するポイントがあります。藻琴直前の交差ポイントまでは、踏切が数か所あるだけで、基本的に車窓右は急斜面で死角になるのです。国道も車窓左手になりますから、国道を走っている車からも、サボの様子は確認することができません。
やはり、車窓からオホーツク海を眺めるのがウリの列車だけあって、乗客の多くは海側の席を確保する場合が多かったり、海側を向いていたりするので、サボがとられることに気づきづらいという点もあります。実際に管理者が乗車した際も往路、復路ともに海側に座っている方の方が多かったです。
国道と交差するポイントから北浜駅までは国道を走っている車から流氷物語号の様子を確認することができるので、紛失した右側のサボを抜き取ろうと思えば、国道を走っている車のドライバーや同乗者に見られるリスクがあります。また、藻琴川橋梁を渡ると北浜駅展望台からの撮影範囲内になるそうですから、この区間についても、サボを抜き取るのは極めてリスクが高いと言えるでしょう。
よって、国道側から死角になり、車窓右手が急斜面が続く桂台駅出発から藻琴駅直前の国道と交差する場所の間でサボが抜き取られた可能性が高いということになります。
もちろん、ここまで用意周到にできるということは、管理者のように釧網本線を数回しか利用したことのない人間にとっては無理な話です。釧網本線の沿線の様子や流氷物語号という列車の特色を全て把握しなければできないと思います。
サボ抜き取り後、2通りのパターンが考えられます。
(1)抜き取る係と回収係がいる
この場合だと複数犯になりますが、サボを抜いてその場に落とし、回収係に連絡し、列車通過後に回収係が線路脇まで取りに行く方法です。この場合だと、サボを車内に持ち込む必要がないため、リスクが少ないです。
(2)サボが抜き取られた列車にいつまでも乗っているとは限らない
早くてもサボの抜き取りが北浜駅で判明します。そこで通報された場合、持ち物検査やサボの横の席に座っていた乗客は疑われるのは言うまでもありません。サボを車内に持ち込んで盗んだ場合、いつまでも同じ列車に乗るものでしょうか?リスクがありすぎますよね。
その列車で知床斜里まで行き、復路も全区間乗車したら逆にバカですよ。
管理者の予想としては、単独犯の場合は北浜駅で既に降車している可能性があり、そこで仲間が待機しており、車に乗って消えたのかもしれません。いずれにしても、抜き取って車内に一旦持ち込んだのであれば、早い段階で列車から降りた方が賢明ということは言うまでもありません。なぜなら、乗車することが目的ではなく、サボさえ手に入れば「流氷物語号」に用はないのです。
ということで、当日の紛失及び通報までの流れと、管理者なりの考えをまとめてみました。窃盗物は時間が経過すればするほど発見が難しくなります。発見されたという情報は入っていないので、せっかくの大切なものなので早く見つかるといいですね。
逆に、こうした記事を掲載したので、単に沿線に落ちていた等のオチはやめてもらいたいです。
今回の記事は、各SNSやブログ記事のコメントにて情報をいただいたものをまとめました。教えていただき、ありがとうございました。
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