函館地区の日常の足!!「はこだてライナー」もデビュー5周年!!
快速列車 - 2021年03月29日 (月)
2016年3月ダイヤ改正を機に、函館地区で新たに733系が営業運転を開始しました。


2014年の11月から12月にかけて一般公募により名称が決定しました。その名も「はこだてライナー」です。函館~新函館北斗を結びます。
目的地である「函館」と「ライナー」を掛け合わせ、親しみやすく、わかりやすいことを理由に決定しました。



札幌圏で運行される733系とは違い、こちらは1000番台で区分されます。
内装は北海道をイメージしたインテリアとしています。函館地区で活躍するということで、函館の赤レンガ倉庫を連想させる乗降ドアや北海道の自然を連想させる木目調のパーテイションのインテリアが特徴です。
乗降扉付近の質感が0番台や3000番台よりも向上しており、普通列車用の車両とはいえ、新幹線とのアクセス機能を持たせるため、少し特別感のある733系となっています。

外装はH5系と同じパープルの帯とともに、北海道の新緑のイメージであるライトグリーンの帯を採用しています。札幌圏と形状は同じ733系でも、帯の色が違うだけで、印象はかなり異なります。




こちらは普通列車。「はこだてライナー」には快速列車と普通列車の2タイプがあります。
快速列車は途中五稜郭のみ停車しますが、普通列車は各駅に停車します。快速列車は函館~新函館北斗間を最速15分で結び、これは特急「北斗」と同等の速達性を維持しています。普通列車は20分前後で結んでいます。
当初、快速列車のみを設定する計画で、途中停車駅が五稜郭のみで従来の気動車による普通列車についても一部置き換えが予定されていました。すると、それ以外の途中の駅で停車列車が少なくなってしまうことを理由に、快速列車のみの運行体系が反発され、普通列車の「はこだてライナー」も設定された経緯があります。
結果として、利用者の幅が広がり、函館地区の日常の足として、札幌圏でいう快速「エアポート」のような役割を担っています。昨年、コロナ禍で何度か利用しましたが、新幹線のアクセスのみならず、週末は買い物客で賑わっていましたよ。
新幹線が10両編成に対し、「はこだてライナー」は3両編成で新幹線との接続を考慮する場合、定員数は圧倒的に少ないです。なので、繁忙期については、編成をもう1本増結した6両編成で運転する場合があるようです。

車両の検査は札幌の苗穂工場で実施するため、試運転で札幌圏を走行する場合もあります。年に何回かの貴重なシーンです。
デビューから5年が経過しました。電車による運転になったことで従来のローカル気動車から利便性は大幅に向上したと思います。
次に大きな変化が訪れるのは、新幹線が札幌まで延伸した際です。10年後あたりでしょうか?函館~新函館北斗間についても三セク化されるのかどうかわからない点もありますよね。もしかしたら、20年も経たないうちに役割を終える可能性もあるのです。
並行在来線の問題を含め、今後が読めない列車でもあります。将来性について少々不安な点もありますよね。
ですが、そうした話も10年以上先の話です。北海道新幹線の終着が現状の新函館北斗である限り、「はこだてライナー」は廃止されることはないでしょう。
引き続き、今後も函館地区の日常の足として活躍を期待します。
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2014年の11月から12月にかけて一般公募により名称が決定しました。その名も「はこだてライナー」です。函館~新函館北斗を結びます。
目的地である「函館」と「ライナー」を掛け合わせ、親しみやすく、わかりやすいことを理由に決定しました。



札幌圏で運行される733系とは違い、こちらは1000番台で区分されます。
内装は北海道をイメージしたインテリアとしています。函館地区で活躍するということで、函館の赤レンガ倉庫を連想させる乗降ドアや北海道の自然を連想させる木目調のパーテイションのインテリアが特徴です。
乗降扉付近の質感が0番台や3000番台よりも向上しており、普通列車用の車両とはいえ、新幹線とのアクセス機能を持たせるため、少し特別感のある733系となっています。

外装はH5系と同じパープルの帯とともに、北海道の新緑のイメージであるライトグリーンの帯を採用しています。札幌圏と形状は同じ733系でも、帯の色が違うだけで、印象はかなり異なります。




こちらは普通列車。「はこだてライナー」には快速列車と普通列車の2タイプがあります。
快速列車は途中五稜郭のみ停車しますが、普通列車は各駅に停車します。快速列車は函館~新函館北斗間を最速15分で結び、これは特急「北斗」と同等の速達性を維持しています。普通列車は20分前後で結んでいます。
当初、快速列車のみを設定する計画で、途中停車駅が五稜郭のみで従来の気動車による普通列車についても一部置き換えが予定されていました。すると、それ以外の途中の駅で停車列車が少なくなってしまうことを理由に、快速列車のみの運行体系が反発され、普通列車の「はこだてライナー」も設定された経緯があります。
結果として、利用者の幅が広がり、函館地区の日常の足として、札幌圏でいう快速「エアポート」のような役割を担っています。昨年、コロナ禍で何度か利用しましたが、新幹線のアクセスのみならず、週末は買い物客で賑わっていましたよ。
新幹線が10両編成に対し、「はこだてライナー」は3両編成で新幹線との接続を考慮する場合、定員数は圧倒的に少ないです。なので、繁忙期については、編成をもう1本増結した6両編成で運転する場合があるようです。

車両の検査は札幌の苗穂工場で実施するため、試運転で札幌圏を走行する場合もあります。年に何回かの貴重なシーンです。
デビューから5年が経過しました。電車による運転になったことで従来のローカル気動車から利便性は大幅に向上したと思います。
次に大きな変化が訪れるのは、新幹線が札幌まで延伸した際です。10年後あたりでしょうか?函館~新函館北斗間についても三セク化されるのかどうかわからない点もありますよね。もしかしたら、20年も経たないうちに役割を終える可能性もあるのです。
並行在来線の問題を含め、今後が読めない列車でもあります。将来性について少々不安な点もありますよね。
ですが、そうした話も10年以上先の話です。北海道新幹線の終着が現状の新函館北斗である限り、「はこだてライナー」は廃止されることはないでしょう。
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