「優駿浪漫カラー」のキハ40形350番台2両が苗穂工場へ
気動車 - 2021年03月31日 (水)
今回は予約投稿記事です。
日高本線用として残っていたキハ40形350番台。8両(元々10両)が在籍していましたが、正式に3月のダイヤ改正をもって営業運転を終了しました。

JR北海道のニュースリリースから「キハ40-353」のVR画像を公開するアナウンスがされ、その資料の中に3月ダイヤ改正をもって営業運転を終了した記載がされています。ちなみにVR画像は6月30日まで期間限定で公開されるようです。


「優駿浪漫カラー」の350番台は10両が在籍していましたが、そのうち2両は既に廃車・解体されています。残り8両のうち、苗穂工場に2両が留置されています。この2両は長らく苗穂運転所(札ナホ)に留置されていた「キハ40-351」と、同じく苗穂工場の方に長らく留置されていた「キハ40-356」です。
そのほかの6両については、五稜郭車両所に留置されているようです。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、外装にも疲れが見え、限界感が否めない状態でした。おそらく、年度末前後で車籍が抹消され、今春以降苗穂工場留置車については苗穂工場で、五稜郭車両所留置車も現地で解体されるものと思われます。
苫小牧運転所(札トマ)には、大量のH100形が配備されました。「優駿浪漫カラー」の350番台の数を上回る勢いです。同車の置き換えのみならず、同所所属の1700番台についても、転配が生じており、数え間違いがなければ、24両が在籍していたうち、廃車や転属などで苫小牧に残るキハ40形は7両のみとなっているはずです。1/3以下にまで減ってしまいました。
残りの7両について、おそらく日高本線を中心に使用されると思われ、苫小牧~鵡川間の運用であれば、1日3両あれば足りるはずです。予備を含めると7両残すというのはほぼほぼ日高本線限定で使用されていくのかもしれませんね。
キハ150形については転配の動きが今のところないので、室蘭本線や石勝線を中心に使用していくのではないでしょうか?これらのエリアをまだ確認しに行っていないのでわかりませんが、概ねそのような感じになっているはずです。
晩年は日高本線の大部分が不通になり、石勝線や室蘭本線など広範囲にわたって活躍を見せた「優駿浪漫カラー」の350番台。北海道で活躍するヨンマルとしては特異な外装でブルーが好きな管理者は、「優駿浪漫カラー」の350番台はヨンマルの中で特に好きでした。
しかし、1700番台のような長期使用を想定した延命化工事を実施しておらず、日高本線という海沿いを走行するため、塩害腐食による車体の劣化を早めた理由もあったと思います。それでも、よくこの時期まで長らく活躍してこれたな、と思っています。
おそらく、下回りや車体は腐食で凄かったのでしょうね。
北海道では、延命化を実施していないヨンマルが、H100形の投入によって急速に数を減らしつつあります。1700番台の一部転配によって、700番台の動向にも変化が出るのか注目です。
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日高本線用として残っていたキハ40形350番台。8両(元々10両)が在籍していましたが、正式に3月のダイヤ改正をもって営業運転を終了しました。

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「優駿浪漫カラー」の350番台は10両が在籍していましたが、そのうち2両は既に廃車・解体されています。残り8両のうち、苗穂工場に2両が留置されています。この2両は長らく苗穂運転所(札ナホ)に留置されていた「キハ40-351」と、同じく苗穂工場の方に長らく留置されていた「キハ40-356」です。
そのほかの6両については、五稜郭車両所に留置されているようです。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、外装にも疲れが見え、限界感が否めない状態でした。おそらく、年度末前後で車籍が抹消され、今春以降苗穂工場留置車については苗穂工場で、五稜郭車両所留置車も現地で解体されるものと思われます。
苫小牧運転所(札トマ)には、大量のH100形が配備されました。「優駿浪漫カラー」の350番台の数を上回る勢いです。同車の置き換えのみならず、同所所属の1700番台についても、転配が生じており、数え間違いがなければ、24両が在籍していたうち、廃車や転属などで苫小牧に残るキハ40形は7両のみとなっているはずです。1/3以下にまで減ってしまいました。
残りの7両について、おそらく日高本線を中心に使用されると思われ、苫小牧~鵡川間の運用であれば、1日3両あれば足りるはずです。予備を含めると7両残すというのはほぼほぼ日高本線限定で使用されていくのかもしれませんね。
キハ150形については転配の動きが今のところないので、室蘭本線や石勝線を中心に使用していくのではないでしょうか?これらのエリアをまだ確認しに行っていないのでわかりませんが、概ねそのような感じになっているはずです。
晩年は日高本線の大部分が不通になり、石勝線や室蘭本線など広範囲にわたって活躍を見せた「優駿浪漫カラー」の350番台。北海道で活躍するヨンマルとしては特異な外装でブルーが好きな管理者は、「優駿浪漫カラー」の350番台はヨンマルの中で特に好きでした。
しかし、1700番台のような長期使用を想定した延命化工事を実施しておらず、日高本線という海沿いを走行するため、塩害腐食による車体の劣化を早めた理由もあったと思います。それでも、よくこの時期まで長らく活躍してこれたな、と思っています。
おそらく、下回りや車体は腐食で凄かったのでしょうね。
北海道では、延命化を実施していないヨンマルが、H100形の投入によって急速に数を減らしつつあります。1700番台の一部転配によって、700番台の動向にも変化が出るのか注目です。
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