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ダイヤ改正前の苫小牧・室蘭界隈

ダイヤ改正前の苫小牧・室蘭界隈を紹介します。

苫小牧・室蘭界隈といえば、3月のダイヤ改正でH100形による運転が始まり、既存の気動車の多くを置き換えています。苫小牧~室蘭間については66本中43本、東室蘭~長万部間については20本全てがH100形による運転となりました。

これにより、苫小牧運転所(札トマ)所属のキハ40形気動車も道内各地へ転配されているようです。



ダイヤ改正直前の苫小牧運転所(札トマ)構内の様子。「キハ40-1771」と「キハ40-1778」とH100形が並んでいました。これら2両のキハ40形は既に転属となっており、苫小牧を離れているようです。もうこのシーンは見ることができないようです。



こちらには営業運転開始前でスタンバイ中のH100形と「キハ40-1767」と「キハ40-1762」の姿が。これらの車両も転属となったようで、もう苫小牧では見られないようです。





日中の東室蘭駅構内の様子。

午後以降の運用に向けて気動車が休憩していました。置き換えられた本数からも、日中の東室蘭駅構内で既存の気動車がこんなに待機している様子はもう見られないはず。しかも手前の「優駿浪漫カラ―」はダイヤ改正を前に営業運転を終了しているので、今となっては貴重な光景です。



崎守駅から。

崎守駅前後はトンネルがあり、写真のようなシーンを撮影することができます。東室蘭~長万部間は全てH100形による運転となったので、こうした崎守のトンネルを抜けていくヨンマルの姿はマヤ検や試運転列車でも来ない限り見られなくなりました。







北舟岡駅。太平洋に面しており、列車を撮影する場所としても人気の場所です。

同駅は東室蘭~長万部間にあるので、停車列車は全てH100形になりました。「優駿浪漫カラ―」のヨンマルは日高本線の鵡川~様似間不通後に見られるようになりました。ダイヤ改正を機に営業運転を終了してしまったので、もう同カラ―のヨンマルが北舟岡駅に発着することはありません。



東室蘭駅構内の夜間滞泊シーン。おそらく、気動車はキハ143形やH100形の滞泊で占められているのではないでしょうか?

ダイヤ改正以降、苫小牧配置のヨンマルは7両程度しか残っておらず、日高本線での使用が確認されているとなると、ほぼ同線専用に。キハ150形については、室蘭本線の苫小牧~岩見沢間や石勝線で多く確認されているようなので、こちらもほぼこれら区間専用に。

おそらくダイヤ改正を機に、室蘭界隈でもヨンマルの姿は定期的に確認することができなくなっているのかもしれません。管理者もダイヤ改正後の様子はまだ確認していませんが、H100形が大量配備され、多くの列車を置き換えたことから、その可能性が高いとみています。

既存の気動車を記録するには、そろそろ最期のチャンスかもしれませんね。
























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コメント
10374: by ナナッシー on 2021/04/04 at 14:54:57

こんにちは
19年度は苗穂運転所、20年度は苫小牧運転所と旭川運転所、21年度は釧路運輸車両所に重点的に配置する予定です。
ワンマン電車の新造計画案が出ていましたが、仮に苫小牧運転所に配置したところで、運用が電化区間に限られてしまうため、H100の方が都合が良かったりします。

10379: by 管理人 on 2021/04/05 at 00:07:50

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

運用の効率化を図るのであれば、733系の2両編成みたいな列車を新造するのではなく、H100形のままで十分ですよね。

ネット上で確認しましたが、次回納入は釧路配置になりそうですね。帯広方面で試運転を実施しているようなので、根室本線で重点的に運用されそうです。

10849:室蘭本線の普通列車運用と、東室蘭駅への733系入線 by 龍 on 2021/10/09 at 00:07:02 (コメント編集)

記事にある通り、2021年3月13日のダイヤ改正で室蘭本線の普通列車は長万部〜東室蘭間の20本全てがH100形に統一され、室蘭〜東室蘭〜苫小牧間の66本中43本がH100形での運転になりました。

既存の車両については、785系と789系1000番台は従来通り特急「すずらん」の間合い運用となる普通列車に、キハ143形は従来通り室蘭本線の電化区間(室蘭〜東室蘭〜苫小牧間)の普通列車の一部と、その送り込み運用を兼ねた千歳線(苫小牧〜沼ノ端〜南千歳〜白石〜札幌間)の普通列車に使用されています。

キハ40形とキハ150形は室蘭本線の非電化区間(苫小牧〜沼ノ端〜追分〜岩見沢間)・石勝線(千歳〜南千歳〜追分〜新夕張間)・日高本線(苫小牧〜鵡川間)の普通列車に使用されている他、非電化区間と運用が一体化している都合で室蘭本線の電化区間の一部(糸井〜苫小牧間)にも乗り入れています。

基本的にキハ40形とキハ150形は共通運用が組まれていますが、通常時は日高本線にはキハ40形のみ使用されています。また、キハ150形が代走でキハ143形の運用に入ることも想定したダイヤになっています。

なお、10月5日には733系(B-102編成)が試運転で東室蘭駅まで走行する姿が確認されました。2012年10月27日のダイヤ改正で、711系が室蘭本線の運用から撤退して以来でしょうか。久しぶりに室蘭〜東室蘭〜苫小牧間を近郊形・通勤形電車が走る光景は新鮮に感じます。東室蘭駅での停車中に、全ドアを開放して何かの試験を行っているようだ、との情報もあるようで、将来的なワンマン対応電車の導入に向けた準備なのでしょうか?

10852: by 管理人 on 2021/10/13 at 18:55:49

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

先日733系が室蘭方面へ入線したようですね。実は、以前からワンマン運転になった分、停車駅で時間を要し、通勤・通学時間帯を中心に遅延が発生しやすくなったり、3両編成で混雑していた状況にも関わらず、2両編成で対応しなければならなくなったことなど、地元の利用者に対して、ワンマン及び気動車化は不満の声がありました。

以前、733系のワンマンタイプ2両編成の列車の構想というかイメージが発表されていました。投入するとすれば、苫小牧~東室蘭・室蘭間だと思いますが、通勤・通学時間帯は車掌を乗務させ、もう1編成増結等の対応を実施したうえで投入を検討してもらいたいです。

また、キハ143形やキハ150形気動車といった旧世代車両が見通しのよい直線区間で使用されており、鉄道事故における基準も古いままの車両が使われている状況です。特に前者は客車からの改造で、万が一大型トレーラーなどと踏切で衝突した場合は、車体が軽量ということもあって、列車側の人間にもダメージが大きくなると想定されます。なので、管理者はこれに非常に危機感を持ち、早急に置き換えてほしいというのが正直なところです。

将来的にワンマン対応の電車が投入されて輸送改善が実施できればと思います。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

10855:2両編成電車.コメント by GT-Hiro‥train on 2021/10/17 at 13:31:30

,管理人様、お久しぶりです。

JRが一昨年の「ビジョン」で公表した、2両編成電車の件について、自分なりにコメントを述べます。
車両の仕様についてですが、何しろローカル向けゆえに、先頭・車幅は735系アルミ車と同じ2800㎜級(ナロー)となる可能性が大だと思います。
加えて、製作メーカーもコスト削減を名目に、多分JR北海道で初採用となるであろう「日本車両」製となり、組み立て方法も大手私鉄で多数実績がある「SUSブロック工法」が取り入れられるのではないかと推測しています。

10858: by 管理人 on 2021/10/17 at 22:06:11

>>「GT-Hiro‥train」さん、コメントありがとうございます。

お久しぶりです。

そのあたりはどうなるんでしょうかね?

製造メーカーは、733系だと川崎重工業ですが、マヤ35や735系は日立製作所笠戸事業所で、後者はほぼワンオフ車両メインです。

川崎重工業は製造ペースが遅いし、製造費も富士重工業使っていたときよりも高額です。メーカーが異なるだけで高額なのか、安全装置等の機器が発達したために高額になったのかは不明です。

日車式ブロック工法は、工程を減らせるメリットはありますが、コスト削減にどのくらい貢献できるのかは管理者はわかりません。ただ、私鉄などで採用例が多く、特に問題といった問題もなさそうなので、短期間で投入するのであれば、こちらの方が適しているのかもしれませんね。

10863: by ナナッシー on 2021/10/21 at 21:37:50

こんばんは
今月に入り733系が試運転で室蘭本線(苫小牧〜東室蘭)に入線しているのは既にご存知かと思いますが、考えられるのは札幌圏での運用削減(減便)に伴い苫小牧〜東室蘭にも定期列車として運転するのでは無いのでしょうか。
キハ143の老朽化はキハ40と同じ位に著しく外観からも見て取れます。
しかもあの車体は50系客車からの改造ですので、もし大型車と接触したら脱線だけではすまないと思います。

10868: by 管理人 on 2021/10/21 at 22:56:10

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

苫小牧~東室蘭間にやはりワンマンではない3両編成の普通列車は必要です。

通勤・通学時間帯を中心に、現行のワンマン運転に利用者の不満があるようです。理由は、3両から2両に減車されたこと、ワンマン運転によって1番前の扉しか開かなくなったことです。

結果的に乗降の際に手間が生じ、また停車時分も長くなり、遅延が発生しやすくなったという報告を受けています。後続にすぐ特急などが控えていれば、後続列車にも遅延が影響するようです。

朝・晩だけでも733系のような車掌が乗務する3両編成の普通列車があれば便利だと思います。

仰るとおり、キハ143形で踏切事故を起こせば、かつての日高本線の踏切事故の二の舞になるでしょう。そのためにも、早期置き換えは必要だと思います。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

10911: by 龍 on 2021/11/18 at 00:34:35 (コメント編集)

JR東日本が釜石線の「SL銀河」(花巻〜釜石間)の運行を終了する方針を固めたようです。理由は客車として使用されているキハ141系気動車の老朽化に伴う修理費用が高額となることなどを挙げています。

元々は2012年の学園都市線の一部電化によって余剰となった車両のうち、JR北海道がJR東日本に譲渡した4両を改造して2014年から使用しています。普通の客車と違って動力付きなので、SLが自力では通れない急勾配区間では補助動力として使用でき、さらに機回しをせずSLを最後尾に連結したまま車両基地と花巻駅の間を回送できるというメリットがありました。

とはいえ、改造種車である50系客車(オハフ51形)は1977年〜1982年製造のため、実質的な経年はキハ40系気動車と同じですから、SLとの協調運転用に搭載している独自のシステムも含めて長続きしないのは必然だったのでしょう。

10915: by 管理人 on 2021/11/22 at 23:00:17

>>「龍」さん、再度コメントありがとうございます。

運行を終了し、後継車両の投入の検討も進めるようです。本州で使用してカウントダウンが始まったので、車体がほぼ同じ形状のキハ143形についてもそろそろ引退した方がいいです。

東日本のようにSLの補助動力の役割程度であればよいですが、元々が客車で車体が軽量です。万が一大型トラックと踏切事故に遭遇した際は大事故につながりかねません。

あと、沿線住民からすると、711系に比べてワンマン運転になって乗降がしづらかったり、主要駅以外は前の扉しか開かないので、それが遅延が発生しやすく、3両から2両に減車されて混雑するようになったりと、あまり好印象の車両ではないようです。安全運行という観点からも北海道でも早期置き換えが必要だと思います。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

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