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3月ダイヤ改正前に廃止された宗谷本線・南美深駅(W53)

今回は予約投稿記事です。

3月ダイヤ改正前に廃止された宗谷本線・南美深駅(W53)についてです。宗谷本線のローカル駅存続問題で、南美深駅と糠南駅はよく話題に上がっていましたね。











1956年に仮乗降場として設置され、3年後には南美深駅に昇格しています。1面1線の棒線駅でした。先日紹介した北星駅と同様、最終の名寄行きだけ当駅を通過していました。







周辺は民家が数軒あるだけで、冬は雪野原です。夏季になると農耕地帯が広がるのでしょう。

南美深駅については、実は2016年頃の時点で廃止の問題が既に出ていたのです。2015年に実施された特定日における1日の乗降人員調査で利用者は平均1人以下となっており、ほぼ使われていない駅でした。しかし、美深町は「南美深は将来有望な地域であり、将来的な活用が想定される」という理由で駅の存続を求めていました。

2017年度の一般会計予算に30万円を盛り込み、JR北海道に対し、維持管理費を一部負担する協定を結びました。これは隣の音威子府村にある筬島駅も同様に存廃問題が出ており、同様に協定が結ばれましたが、この協定は歌内駅などがある中川町にも交渉していたものの、中川町がこれを拒否したため、当面の間、南美深駅を含めてJR北海道が駅を存続することになりました。

その後、2019年12月のアクションプランに基づき、過去5年における乗車人員1日平均3名以下の無人駅について、廃止するか、自治体管理への移行にするかの要請が各自治体に出されました。

美深町については、国道40号線と宗谷本線がほぼ並行しており、バス転換は難しくないとして、南美深駅を含む4駅の廃止の意向が伝えられました。

なので、本来であれば、4年ぐらい前の時点で既に廃止されていたのです。まさかの理由で数年間生き延びた駅でした。

こうしたローカル駅にしても、日高本線の廃止区間にしても、札沼線末端区間にしても、留萌本線にしても、どれも利用実態というのが見えてこないのです。大まかなデータしか公表されません。地元の報道機関でも言葉で「学生利用がある」などと遠まわし表現で実際にどの程度利用があるのかがわからないのです。

自治体側もそのデータを収集することもなければ、利用僅少の駅周辺の住民に対する意見もほとんど聞かないと思います。なぜなら、そうしたデータや意見を示した時点で結果は既にわかりきっていることですからね。

そもそも営業係数や地理的な状況を踏まえただけでも、既にわかりきっていることなんですけどね。


宗谷本線では、3月ダイヤ改正で自治体管理に移行した駅がたくさんあります。一例として釧網本線の南斜里駅の年間の維持管理費が200万円でした。比較的向こうは雪が少ない方なので、豪雪地帯である宗谷本線沿線だと除雪費用で維持管理費はそれよりも多く計上しなければならないはずです。沿線自治体の財政もどこもひっ迫している状況ですから、利用僅少の駅に対して、数百万円の費用負担は莫大ですよね。

自治体管理に移行したことで、利用僅少のローカル駅の維持の大変さがわかってくると思います。自治体管理の移行によって今回は廃止を免れた駅も、おそらくこの先そう長くは続かないと管理者はみています。

北に向かうにつれ、さまざまな発見があった宗谷本線。引き続き廃駅レポートは続きます。













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