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苗穂工場に留置中のキハ183系の中間車がいよいよ解体線へ

苗穂工場に数両留置されているキハ183系。中間車が多いですが、今週末にいよいよ一部車両が解体線まで移動しました。





この光景をみると、今春に解体されそうです。今回は中間車が多いですね。Twitterをみていると、500番台車が解体されるようです。1986年に製造されていますから、今年で車齢35年。北海道という厳しい環境下を35年よく頑張れたな、という感じです。外装も然り、車体やさまざまな機器など、見えない部分では腐食が酷いのかもしれませんね。







3枚目から5枚目の写真は昨年撮影した写真です。昨年は110km/h対応の400番台などの廃車・解体もあり、キハ183系が大量に苗穂工場敷地内に留置され、解体される両数も多かったです。昨年ほどではありませんが、今年も一部が脱落するようです。

理由は、キハ261系5000番台が配備されたことにより、臨時列車用の車両の必要がなくなったことが上げられるでしょう。

今春から従来キハ183系を主に使用してきた臨時の「北斗」などもキハ261系5000番台で運行するようになります。また、宗谷線特急にはまなす編成が加わり、一部日程を除いて所定のキハ261系0番台を予備車両として活用できるようになったこと、さらに、ノースレインボーエクスプレスもおそらくまだ生き残る予定で、それらの予備として活用されることになれば、キハ183系一般車のうち、臨時用として多く車両を残しておく必要はなくなります。

キハ183系の中間車については、臨時列車の充当を除けば、1日に3両しか使いません。現在の配置数だと中間車だけ異様に多いですから、老朽・劣化が激しい車両を淘汰してもさほど問題ではないのです。

そして、昨今コロナの影響で増結も難しい状況ですから、これもキハ183系の車種整理を早めた理由の1つかもしれませんね。





キハ183系を使っていた臨時列車で気になるのはこの2列車。旭川~富良野間の「ふらの・びえい号」と札幌~函館間を函館本線山線経由で結ぶ特急「ニセコ号」です。

前者については、5月に富良野線にラベンダー編成が入線するということで、走らせようと思えばできるでしょう。函館本線山線については、はまなす編成やラベンダー編成は試運転で入線実績はありましたっけ??そこが気になります。

前者については、昨年はコロナの影響で設定されませんでした。今年も設定されるかどうかわかりません。後者は昨年も設定されました。毎年秋に設定されるので今年も設定されるでしょう。キハ183系のまま続投なのか、ノースレインボーエクスプレスやはまなす編成などでの運行になるのか注目したいです。

まだ正式な引退時期は不明ですが、キハ183系はこうして確実に両数を減らしています。記録するなら早めの方がよさそうですね。












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コメント
10427: by ハナ on 2021/04/12 at 21:15:51 (コメント編集)

国鉄最後のダイヤ改正直前に札幌駅の0番ホームで展示会をやった時は大盛況だったのを覚えてます。80系の置き換えも兼ねてた500番台は当時としては最高級の技術とバブル期の車両というのもあり豪華な造り。特にハイデッカーグリーンは憧れでした。
先月憧れのハイデッカーグリーンに40分程でしたが乗車しました。大きなガラスや見下ろす景色は健在。まだまだ走って欲しいグリーン車です。

10431: by 管理人 on 2021/04/12 at 22:46:54

>>「ハナ」さん、コメントありがとうございます。

現在はバリアフリー推進の関係でハイデッカー車の製造は難しいはずです。生き残っている車両のみで堪能するしかありませんね。

国鉄末期で難しい状況ながら、バブル期ということで当時としては豪華に製作されたと思います。このあたりはキハ181系やキハ185系などにはありませんでしたよね。

「スーパー北斗」などの登場で内装もそれに準じたものになっていき、最終的には現在のrニューあるグリーン車で落ち着きました。これが最後の姿となるでしょう。

ただ、昨今の様子だと、全国的にグリーン車は衰退傾向にあると思います。未だにグリーン車を1両まるまる製造しているのは、観光用を除いて在来線だけなら北海道だけじゃないですか?ハイデッカーキロのような中間車ならまだしも先頭車がグリーン車なので、将来的に何かと不安ですよ。

管理者もハイデッカーキロは一度も乗車したことがありません。いつも自由席です。いつかは贅沢して乗ってみようと思います。

10434:解体始まる by 苗穂住民 on 2021/04/14 at 21:38:28

 こんばんは。

 4/12の朝から解体が始まったようです。留置状況は4/12現在で西側からキハ182-507、キハ182-511、解体線にキハ182-509、キハ182-510のようです。キハ182-510が解体中と思われます。その北側にキハ182-7550番台1両(これは検査待ちか)、さらに北側にキハ40 356、キハ40 351となっています。キハ183-8564は工場に取り込まれたようです。キハ40 356は、翌日西側へ移動しています。

 上記のキハ182-500が解体されると、DMLエンジンを載せる車両は残り4両(キハ183-6001を含めると5両)となります。

10437: by 管理人 on 2021/04/15 at 00:00:28

>>「苗穂住民」さん、コメントありがとうございます。

解体始まりましたか。

出火事故と同型のエンジンを搭載していることが理由からか、DMLエンジン搭載車両を中心に廃車が進行している雰囲気です。機関換装車については、部品供給も一部でまだしやすいはずですから、そちらを優先して残しておくことは納得できるものです。

10438: by 南の虎 on 2021/04/15 at 13:27:22

いよいよ500番台(N)も数を減らしてきましたね。寂しい限りです。
NNはまだほとんど廃車がでていないのが救いですが、今となっては、臨時も増結もありませんから、本数実質減となった「オホーツク」「大雪」運用のみなので、30両程度あれば足りるのではないかと思います。
となると、まだまだ数は減っていくのでしょうね。

10442: by 管理人 on 2021/04/15 at 23:13:08

>>「南の虎」さん、コメントありがとうございます。

最終的には、旧「北斗」の機関換装車のみで回すのではないでしょうか?キハ261系5000番台登場で臨時運用もほぼ消滅したと言ってもいいので、最低限使用する分だけ残す方向だと思います。

500番台に関しては、出火事故の車両と同型のエンジンを搭載しているので、対策は実施しているといえど、早期に世代交代させたいのではないかと思います。減り方がここ数年けっこう激しいですよね。

もしかしたら、苗穂運転所裏手にもまだお役御免車両があるのかもしれません。引き続き注目ですね。

10448:一つの時代が終わった気がします by 千葉日台 on 2021/04/17 at 17:49:03

キハ182の500馬力を超えるエンジンを搭載する車両はグリーン車の2両のみになりました。

このグリーン車も乗客動向を考えるとキロ7550と共にそんなに長くはないのかも知れません。

早ければ1年後にオホーツクと大雪からグリーン車廃止=全廃もあるかも知れません。

その時には石北本線系統の特急は3両化もあるかも知れません。

7500番台と130km走行の経験がなくて消耗度合いが少ないNNの1550番台で総勢20両ぐらいあれば何とかなるでしょう。

時代の流れなのでしょうか。

10451: by 管理人 on 2021/04/18 at 00:56:50

>>「千葉日台」さん、コメントありがとうございます。

グリーン車の利用をみていると、コロナ禍でさらに利用が落ち込んでいます。

元々利用が多いわけではありませんでした。特急「大雪」については、乗継しなければならない理由もありますが、普通車を含めて全体的に利用は少ないです。

グリーン車は不要なレベルにまで落ち込んでいると思います。特急「オホーツク」を考慮すると、自由席2両、指定席1両で十分だと思います。

但し、将来的にはおそらくキハ261系に置き換えられます。先頭車にグリーン車がありますから、今度はグリーン車を減車することはできないです。かといって一旦連結を取り止めてキハ261系化でグリーン車を復活させるのはおかしな話ですから、やはり利用がなくてもグリーン車は連結せざるを得ないのかなと思っています。

特急列車の特別快速等への格下げがなければ、グリーン車廃止はあり得ないと思います。

10455:キハ183系 by ぶりの刺身は旨かった on 2021/04/19 at 09:35:00

こんにちは。いつも、貴重な情報ありがとうございます。
私、仕事で毎日、北見へ往復している人間ですが、仕事の傍ら、オホーツク、大雪の
編成を、目を皿のようにして見ておりますが、NN系の他、嬉しいことに、N系の先頭車も未だ見られます。
コロナ過で、乗車率の激減で乗り鉄からすると、今がチャンスと思われますが、オリジナルの500番台中間車に巡り合わせというのも、一つの賭けと思い、なかなか乗り鉄、音鉄の行動に移せません。
あの?12シリンダーのやかましいガリガリ音を是非とも私の音のライブラリーに残したいのですがねぇ。

10460: by 南の虎 on 2021/04/20 at 18:35:12

運行コストと収益との兼ね合いがどうかという問題はあると思うのですが、もはやグリーン車は必要ないかもしれませんね。その分普通車を快適にしてくれたら・・・と思うのですが。どうせガラガラだったら。

あと、261系の投入について、そもそも石北本線自体が廃止になる可能性も十分にあると思っています。昔、川島本でそういうことになる可能性について示唆されていましたが、現実のものになる可能性は十分にありそうです。

10466: by 管理人 on 2021/04/21 at 00:05:56

>>「ぶりの刺身は旨かった」さん、コメントありがとうございます。

Nの先頭車は今は少ないですよね。もう札幌方・網走方しか連結されていないのではないでしょうか?

500番台車も残り少なくなりました。巡り合う可能性が高いのはグリーン車に乗ることですよね。2/5が500番台なので、普通車指定席及び自由席よりも高確率でバッティングします。

あのガリガリ音は今となっては頼りなさそうな感じもしますが、加速すれば速いですよね。当時は2エンジン搭載などを考慮しておらず、いかにエンジン出力を高めてパワーを上げる時代でした。逆にオーバーヒートや冷却対策をしなければなりませんが、現代にはない高出力エンジンならではですよね。

10472: by 管理人 on 2021/04/21 at 23:19:15

>>「南の虎」さん、コメントありがとうございます。

グリーン車を1両まるまる新規製造してるのは、現在は新幹線を除けばキハ261系だけではないでしょうか?全国的にもグリーン車利用は減っていると思います。

普通車で快適性が向上したことも背景にあるのかもしれません。昨今でグリーン車を1両まるまる製造し続けることはリスクがありすぎますよね。

かといって、キハ261系が充当されることになれば、先頭車にグリーン車なので必然的に連結されるようになります。今度はガラガラでも連結せざるを得ないのです。

石北本線廃止は早い段階で話が出てくるかもしれませんね。まずは留萌本線や根室本線でしょうか?そのあとの進展で石北本線や宗谷本線・・・とくるかもしれませんね。

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