7月以降の列車の運転について
その他あれこれ - 2021年06月30日 (水)
緊急事態宣言が解除された北海道。
しかし、引き続きまん延防止等重点措置期間中です。7月以降の列車の運転計画についてお知らせします。
・特急「北斗」
閑散期における曜日運休対象列車は特急「北斗5号」と特急「北斗14号」です。4月、10月、11月で年間30日程度の運休としていました。
その後6月2日(水)から+9日間追加となりましたが、7月以降についても曜日運休を継続します。また、8月以降の水曜日と木曜日についても指定席の発売を見合わせます。

・特急「大雪」
旭川~網走間を結ぶ特急「大雪」は、2往復全ての列車が閑散期における曜日運休対象列車となっています。4月、5月、9月、10月、11月で年間50日程度の運休としていましたが、6月1日(火)から+14日間追加となりました。
7月以降については、8日(木)まで曜日運休を継続しますが、翌9日(金)から通常どおり運転します。

・特急「サロベツ」
旭川~稚内間を結ぶ特急「サロベツ」は、特急「サロベツ4号」と特急「サロベツ3号」が閑散期における曜日運休対象列車となっています。4月、5月、10月、11月で年間30日程度の運休としていましたが、6月1日(火)から+14日間追加となりました。
7月以降については、8日(木)まで曜日運休を継続しますが、翌9日(金)から通常どおり運転します。

・特急「カムイ」
今年3月ダイヤ改正から、特急「カムイ9号」、特急「カムイ29号」、特急「カムイ28号」、特急「カムイ42号」の2往復について、土休日のみの運転に変更されました。新型コロナウィルスの影響により、6月5日から運転取り止めとしていましたが、7月以降も引き続き運転取り止めを継続します。

・快速「エアポート」
今年3月のダイヤ改正から、週末の利用が減少していることに伴い、6本の列車で土休日運休列車が設定されました。そして、新型コロナウィルス感染拡大に歯止めがかからない状況から、6月5日から9時台から18時台の札幌駅発の毎時47分発または49分発、そして10時台から19時台の新千歳空港駅発の毎時42分発の10本ずつ計20本について、土休日運休措置がとられています。
7月以降についても、それら20本について引き続き運休を継続し、8月以降の土休日についても指定席の発売を見合わせます。

今のところ、通常運行に戻るのが旭川~網走間の特急「大雪」と、旭川~稚内間の特急「サロベツ」だけのようです。赤字垂れ流しの路線の列車は早期に復帰させて、本数がある程度維持されている列車については、引き続き運休が継続するという逆転現象が発生しています。
最近は旭川以遠の列車については確認していませんが、おそらくコロナの影響で悲惨になっていることでしょう。わざわざ運行水準を戻す理由というのがよくわかりません。特急「サロベツ」については、今時期は離島観光シーズンであり、本数を戻す理由はある程度把握できます。
このまま運休を継続すれば、来春のダイヤ改正で正式に運転取り止めとなる列車も出てくるかもしれません。特に特急「カムイ」については、運転取り止めの2往復に加え、深夜の最終便を設定する必要があるのか、特急「ライラック」代走になれば運休となる特急「カムイ12号」など、割り切ってしまえば、運用をまるまる1つ減らすことができてしまいます。
かといって、今後利用水準が大きく回復するかと言われれば、それは難しいということは言うまでもありません。いずれにしても、コロナによって曜日運休となった列車、運転取り止めになった列車というのは、来春ダイヤ改正のクビ候補になり得るでしょう。引き続き厳しい状況が続いていきそうです。
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しかし、引き続きまん延防止等重点措置期間中です。7月以降の列車の運転計画についてお知らせします。
・特急「北斗」
閑散期における曜日運休対象列車は特急「北斗5号」と特急「北斗14号」です。4月、10月、11月で年間30日程度の運休としていました。
その後6月2日(水)から+9日間追加となりましたが、7月以降についても曜日運休を継続します。また、8月以降の水曜日と木曜日についても指定席の発売を見合わせます。

・特急「大雪」
旭川~網走間を結ぶ特急「大雪」は、2往復全ての列車が閑散期における曜日運休対象列車となっています。4月、5月、9月、10月、11月で年間50日程度の運休としていましたが、6月1日(火)から+14日間追加となりました。
7月以降については、8日(木)まで曜日運休を継続しますが、翌9日(金)から通常どおり運転します。

・特急「サロベツ」
旭川~稚内間を結ぶ特急「サロベツ」は、特急「サロベツ4号」と特急「サロベツ3号」が閑散期における曜日運休対象列車となっています。4月、5月、10月、11月で年間30日程度の運休としていましたが、6月1日(火)から+14日間追加となりました。
7月以降については、8日(木)まで曜日運休を継続しますが、翌9日(金)から通常どおり運転します。

・特急「カムイ」
今年3月ダイヤ改正から、特急「カムイ9号」、特急「カムイ29号」、特急「カムイ28号」、特急「カムイ42号」の2往復について、土休日のみの運転に変更されました。新型コロナウィルスの影響により、6月5日から運転取り止めとしていましたが、7月以降も引き続き運転取り止めを継続します。

・快速「エアポート」
今年3月のダイヤ改正から、週末の利用が減少していることに伴い、6本の列車で土休日運休列車が設定されました。そして、新型コロナウィルス感染拡大に歯止めがかからない状況から、6月5日から9時台から18時台の札幌駅発の毎時47分発または49分発、そして10時台から19時台の新千歳空港駅発の毎時42分発の10本ずつ計20本について、土休日運休措置がとられています。
7月以降についても、それら20本について引き続き運休を継続し、8月以降の土休日についても指定席の発売を見合わせます。

今のところ、通常運行に戻るのが旭川~網走間の特急「大雪」と、旭川~稚内間の特急「サロベツ」だけのようです。赤字垂れ流しの路線の列車は早期に復帰させて、本数がある程度維持されている列車については、引き続き運休が継続するという逆転現象が発生しています。
最近は旭川以遠の列車については確認していませんが、おそらくコロナの影響で悲惨になっていることでしょう。わざわざ運行水準を戻す理由というのがよくわかりません。特急「サロベツ」については、今時期は離島観光シーズンであり、本数を戻す理由はある程度把握できます。
このまま運休を継続すれば、来春のダイヤ改正で正式に運転取り止めとなる列車も出てくるかもしれません。特に特急「カムイ」については、運転取り止めの2往復に加え、深夜の最終便を設定する必要があるのか、特急「ライラック」代走になれば運休となる特急「カムイ12号」など、割り切ってしまえば、運用をまるまる1つ減らすことができてしまいます。
かといって、今後利用水準が大きく回復するかと言われれば、それは難しいということは言うまでもありません。いずれにしても、コロナによって曜日運休となった列車、運転取り止めになった列車というのは、来春ダイヤ改正のクビ候補になり得るでしょう。引き続き厳しい状況が続いていきそうです。
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