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789系0番台でも簡易運転台の撤去が進む

特急「ライラック」で使用する789系0番台。



その一部中間車には、簡易運転台が設けられています。



サハ789形100番台とモハ789形200番台に簡易運転台が設けられていますが、おそらく重要機器取替工事を機に撤去されていると思われます。





簡易運転台の窓と前照灯の部分が埋められています。


簡易運転台とは、運用の途中や車両基地内で分割運転ができるよう、編成中に運転台の装備、または可搬式簡易運転台に対応した設備が設けられています。







北海道だと、ほかにキハ283系やキハ261系0番台が代表例です。キハ261系1000番台については、簡易運転台は準備工事になっています。キハ261系0番台も需要機器取替工事を機に、簡易運転台が撤去されています。

通常の先頭車両と比べると、最低限の設備しか備わっていないのでかなりシンプルです。

789系0番台の場合、青函連絡時代はユニットごとに運用を組んでいましたが、道央圏に転用されると、ユニットごとに組み替えることはなくなり、6両固定で使用されるようになりました。例えば1枚目の写真のように、HE-206編成の後方はHE-106編成と、ユニットの車番がそれぞれ揃えられているのです。789系0番台の場合はこれが一番の理由だと思います。

重要機器取替工事が30両が対象です。おそらく、2006年3月までに新製配置された車両が対象で、1枚目の写真の東北新幹線が新青森まで延伸開業した際に増備された6両のみ対象外だと思われます。

なので、普段は隠れていますが、同編成だけ簡易運転台が残り続けるのではないでしょうか?

キハ261系0番台も記憶にある限りでは、あと1両撤去すれば簡易運転台は消滅します。キハ283系も廃車が進み、いずれは見られなくなるでしょう。北海道の鉄道車両から簡易運転台は過去のものになりつつあります。

なかなか見ることができない簡易運転台。その撤去後の姿もなかなか見ることができません。見ることができたらラッキーです。主に車両基地などでしか確認することができないので、機会があればぜひ確認してみてくださいね。












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