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自治体管理に移行した駅で来春で早くも脱落する駅が出る!!

今年3月に実施したダイヤ改正で利用僅少の旅客駅を大量に廃止したJR北海道。そのほかに今年度から18駅が自治体管理の駅に移行しました。

参考URL:町管理になってわずか1年で JR宗谷線歌内駅、来春で廃止 中川


その中でも宗谷本線の歌内駅は、先日報道があったとおり、自治体管理の駅に移行して僅か1年で廃止となるようです。「広報ナカガワ9月号」によると、令和4年3月ダイヤ改正を機に廃止とするようです。

今年度から中川町管理の駅に移行しました。JR北海道の見積もりでは、駅を維持するにあたっての年間の費用は約92万円です。

同町では、JR北海道から廃止の提案があったときから、実際に1年後に廃止することは難しいとし、歌内駅については、公共交通との連動性が確保できた際に廃止すると回答していたようです。一時的に存続していたものの、公共交通が確保でき次第、近い将来廃止する予定でした。

そして、今年の7月中旬に歌内駅を今年度いっぱいで廃止する旨をJR北海道に伝え、広報誌及び報道で歌内駅廃止が発表された形となります。実際に廃止となるのは来春のダイヤ改正になったようです。

歌内駅周辺住民に対しては、鉄道の代替として中川町によるハイヤー利用補助の対象を、歌内・国府筑在住で天塩中川駅から宗谷本線を利用する場合に、年齢を問わず利用できるように支援を拡充して対応します。

中川町では、同じく自治体管理駅となった佐久駅があります。歌内駅から2つ名寄・旭川寄りの駅です。この間に「宗谷」・「サロベツ」も停車する天塩中川駅があります。

佐久駅については、ダイヤ改正後も存続していきますが、今後の利用状況の推移等を踏まえ、地域との協議を継続していく予定です。なのでこちらも、将来的に歌内駅のように見通しが立てば廃止となる可能性が高いでしょう。

報道だけを見れば勘違いする方がいるかもしれませんが、代替交通が確保されれば廃止予定だった駅です。例えば、表面上は代替交通の見通しが立ったとし、ホンネは維持費用が莫大で中川町で維持することができなくなったという理由ではないです。

しかしながら、1日に上下合わせて6本しか停車しない小さなローカル駅ですら、年間維持費におよそ100万円かかります。そうした維持費を捻出できるのであれば、中川町、または中川町民に対してそのお金を使った方がいいということは言うまでもありません。利用僅少の駅なのにも関わらず、維持費だけが消えていく・・・。お金をドブに捨てているようなものです。

僅か1年で自治体管理に移行した駅の廃止が出始めました。歌内駅の場合は準備期間が短く、止む無しに自治体管理に移行したという特殊な見方もできますが、今後も代替交通の見通しが立ったことや、維持管理費が高額なことを理由に、廃止となる自治体管理駅が徐々に出てくるでしょう。その維持費はその自治体や町民のために使った方がいいということは言うまでもありませんからね。

とりあえず、来春ダイヤ改正でまた1つ旅客駅が消えるようです。正式なダイヤ改正発表までに旅客駅の廃止は増えるかもしれませんね。










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コメント
10706:これが前例となって続く気がします by 千葉日台 on 2021/08/31 at 21:35:28

日本人的な発想かも知れませんが、他で実例が出来たから、と言って続くことは考えられます。

寧ろ前回のダイヤ改正で廃止になる駅が予想より少ないと思いました。

宗谷本線は名寄以北は特急停車駅以外は廃止になるのではないかと思っています。

過疎化がそこまで進んでいるという事でしょうか。

10710: by 若潮 on 2021/09/01 at 16:32:44 (コメント編集)

前に美幸線の記事にも書かせてもらいましたが、コミュニティバスや乗合タクシーでも割に合わない需要を「せっかくあるのだから」と鉄道に担わせようとする考え方が前時代的ですよね。
利用者が1日1~2人なら、タクシーやハイヤーで5kmを月20日往復するにしても、それに助成金を出したほうが駅存続費用より遥かに安上がりなのは明らかです。
補助金の支出は少し増えるかもしれないが、歌内駅を維持するよりはマシ。その点に気がついた中川町は賢明だと思います。町管理から僅か1年ではありますが、長引くほど傷口が広がります。

10714: by 管理人 on 2021/09/01 at 21:10:49

>>「千葉日台」さん、コメントありがとうございます。

名寄以北で特に廃止を拒んでいる傾向があります。こうした駅は北海道に山ほどあります。

名寄以北では、智恵文駅を除けば、ほぼ特急停車駅のみで十分です。その智恵文駅周辺も将来的にはさらに過疎化していくはずですから、やはり特急停車駅だけで十分になるはずなんですよね。

名寄以南については、北永山、瑞穂、東風連を除けば、全て快速停車駅で今回でほぼ整理できたと思います。北永山に関しては通学需要が多く、東風連も将来的に名寄高校のアクセスに便利な駅として生まれ変わります。名寄以南については、ほぼ整理できたという感じでしょうか?

名寄以北は本当に何もないです。音威子府村なんて1分ぐらいで村を通過できますよ。まずコンビニがあるかないかの世界です。駅前にコンビニがない主要駅も複数ありますからね。

鉄道も何回か利用し、並行する道路も利尻島に行く際に使ったことがありますが、本当に何もないです。グーグルマップのストリートビューなんかで確認してもらうとわかると思いますよ。

10719: by 管理人 on 2021/09/02 at 21:40:02

>>「若潮」さん、コメントありがとうございます。

あるものを有効活用するのはいいですが、問題はそれが適しているかどうかです。やはり利用に対して輸送力がアンバランスなんですよね。

利用があるときにハイヤーを用意して対応した方が駅を存続するよりもはるかに安上がりです。1年前の時点で目処がついたら廃止にするということだったので、早々とその点に気づいたと思います。佐久駅についても今回の歌内駅のハイヤー切替を踏まえ、地元住民と決着がつけば早い段階で廃止になると思います。

10892:廃駅ではないものの… by 龍 on 2021/11/08 at 20:16:54 (コメント編集)

廃駅ではありませんが、函館本線(砂原支線)の渡島沼尻駅では駅舎が老朽化のため2021年11月30日限りで閉鎖され、取り壊されることになりました。信号場兼仮乗降場だった頃からの木造駅舎で、必要の都度補修を行い待合室として使用され続けてきましたが、安全面を考慮した結果、これ以上の継続使用は不可能という判断が下されたようです。

10898: by 管理人 on 2021/11/08 at 22:06:51

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

ついに砂原線にも来春にメスが入れられるようですね。3駅ぐらい廃止候補があったと思います。

管理者も不思議で、なぜ砂原線も駅の廃止などに取り組まないのだろうと思っていました。元はと言えば単独で維持可能な路線なので、それが理由で後回しにしていたのかもしれません。比羅夫駅も廃止してもいい感じですが、同駅も単独で維持可能な区間の駅です。

駅舎が取り壊され、新しく設置される予定もないとすれば、将来的な廃止候補及び、利用が少ないためと判断されたと思います。いずれにしても、将来が不安視される判断ですね。

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