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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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10月の列車の運転について

10月の列車の運転計画が発表されています。




・特急「カムイ」

今年3月ダイヤ改正から、特急「カムイ9号」、特急「カムイ29号」、特急「カムイ28号」、特急「カムイ42号」の2往復について、土休日のみの運転に変更されました。新型コロナウィルスの影響により、6月5日から運転取り止めとしていましたが、9月に続いて10月以降も引き続き運転取り止めを継続します。また、11月以降の指定席についても発売を見合わせます。






・快速「エアポート」

今年3月のダイヤ改正から、週末の利用が減少していることに伴い、6本の列車で土休日運休列車が設定されました。そして、新型コロナウィルス感染拡大に歯止めがかからない状況から、6月5日から9時台から18時台の札幌駅発の毎時47分発または49分発、そして10時台から19時台の新千歳空港駅発の毎時42分発の10本ずつ計20本について、土休日運休措置がとられています。

9月に続いて10月についても、これら20本について引き続き土休日の運休を継続し、11月以降の土休日についても指定席の発売を見合わせます。




先日、来春のダイヤ見直しについて発表がありました。特急「カムイ」については、利用状況に合わせてさらに運転日の縮小を検討するようです。現在のようにコロナの影響によって、運転取り止めが継続されるのかどうかは不明です。

そのほか、特急「ライラック」2本を臨時列車化し、GWやお盆、年末年始に限定して運行する予定です。おそらく、札幌駅・旭川駅発30分台の列車で1往復が該当するでしょう。

特急「ライラック」の場合、一部列車が旭川駅で特急「サロベツ」、特急「大雪」と接続を図ります。接続を図る列車については維持され、接続がなく、且つ札幌駅・旭川駅発30分台の列車1往復が該当するでしょう。

昨年の札幌~旭川間の電車特急減便の際、特急「ライラック」については、編成を差し替えた日中の1本を除いて、夕方以降の特急「ライラック38号」と特急「ライラック39号」が減便対象となりました。なので今回の臨時列車化はこの1往復になると予想しています。

但し、特急「ライラック38号」は、時期によって特急「ライラック旭山動物園号」として運行する場合があります。その際は車両繰りの関係で特急「ライラック39号」も運行させるのか、それとも充当列車を1本繰り下げて特急「ライラック40号」のスジを使って新たに運行させるのか。いずれにしても何かしらの変更を余儀なくされそうです。


また、大増発させた快速「エアポート」について、コロナの影響でその利点が生かされない状況が続いています。ですが、毎時5本運転は維持されるようです。現在のように、こちらも土休日の運休を継続していくのかどうかは不明です。



北海道では、まもなく緊急事態宣言が解除されます。まん延防止等重点措置も適用されません。しかし、一部地域において酒類の提供は引き続き時短要請とします。

緊急事態宣言下でも、自粛するような動きは少なくなり、外出が多く見受けられるようになりました。宣言下でも旅行の計画を立てる方も多く見受けられます。一方で、JRの利用が増えているかというとそうでもなく、昨年からいくらか回復しているものの、引き続き厳しい利用状況であることは言うまでもありません。

こうしたコロナ禍で感染拡大を防ぐため、例えば公共交通機関の利用が落ちて、各々で(例えば自家用車など)移動する機会が増えた等、データなどがあればいいですが、そうしたものは一切発表されていません。

これがコロナ禍が終息した際にどうなるか。

観光などは回復しているものの、鉄道利用が回復しないとなれば、さらにマイカー需要、レンタカー需要が増えていることは言うまでもありません。それが今後恐ろしい部分でもありますよね。

特急「おおぞら」も閑散期は4両へさらに減車する方針のようで、コロナの影響による利用減が引き続き影響している結果だと思います。コロナ終息後に利用水準がどの程度回復するのか不明ですが、いずれにしても、北海道の鉄道の未来はかなり厳しいと言わざるを得ません。

まずは、コロナが終息に向かわなければ何も始まりません。1日でも早い脱コロナに向けて頑張っていきましょう。









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コメント
10805: by ナナッシー on 2021/09/29 at 21:13:26

こんばんは
コロナが仮に無くても道東方面は厳しいと思いますよ。
キハ283系がデビューした1997年は道東自動車道が十勝清水〜音更帯広のみしか開通していません。
2011年10月の段階で千歳恵庭から浦幌まで開通し、今現在は阿寒まで開通しています。
おおぞらの閑散期4両ですが、いずれは通年で4両でも賄えると思います。

来年のダイヤ改正で見直しの対象外になったエアポートの毎時4本の減便と札幌駅終電繰り上げについてもいずれは議論されることでしょうか。

カムイ・ライラックは3往復6本減便になりますが、元々特別乗車率が高くない時間帯ですので問題は無いです。旭川発のライラック旭山動物園号は現在の26号が担当することになりそうです。

北斗はキハ281系・キハ283系7両、キハ183系5両の時代がありましたので、全列車5両でも今の状況であれば問題は無いでしょう。しかも、新函館北斗駅での乗り換え時分大幅短縮は嬉しいポイントです。特に北斗6号→はやぶさ28号は41分も待ち時間があります。

10816: by 管理人 on 2021/10/01 at 21:44:12

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

キハ283系がデビューした1997年は、高速道路も道東方面ではまだあまり普及していなかった時代。運がよかったのもあるかもしれません。

現在は高速道路は伸びるし、JRは所要時間は延びるしで、苦戦を強いられています。

早い段階で5両でも利用が見込めない場合はダイヤ改正を待たずに通年で4両編成になるでしょう。増結車両の転属も最小限で済みそうです。

札幌~旭川間も利用は悲惨なもので、休日の朝の特急「宗谷」ですら、自由席が満席にならないことには驚きました。日中もほとんどおらず、平日夜になれば1車両で2~3人程度ですよね。もっと減便してもよく、特に夜行列車の名残りの素本は運転取り止めでもよいと思っています。

函館方面については、新幹線との接続時分を短縮するということですが、「北斗」で所要時間を短縮するのか、単純に時刻を繰り上げたり、繰り下げたりするのかは不明です。ですが、「北斗」はほとんどの列車で3時間40分~50分前後なので、このあたりは改善してほしいところでもあります。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

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