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今年も運行された「THE ROYAL EXPRESS HOKKAIDO CRUISE TRAIN」

今年も運行された「THE ROYAL EXPRESS HOKKAIDO CRUISE TRAIN」。

新型コロナウィルス感染症の影響で、本来は昨年度だけの運行でしたが、今年度も設定されることになり、加えて昨年中止された分、今年の運行回数を増やすという措置がとられました。

管理者は昨年は道東方面へ行きましたが、今年は運行期間中のほとんどが緊急事態宣言下だったこともあり、近場での撮影だけに終わりました。緊急事態宣言発令で運行がどうなるかと思いましたが、当初の予定どおり、道内の臨時列車とともに運行されました。今後は緊急事態宣言下でも臨時列車は設定されることになるでしょう。

















1枚目と2枚目は本運転開始前の試運転の様子。本来は黄色い専用の牽引機による重連運転ですが、試運転の際はそのうちの1機で原色機が使われるという珍しい事態に。

本運転よりむしろ試運転の方が注目されていたと思います。





今年は動画も撮影してみました。Instagramで先行して投稿しています。よければ閲覧してみてください。


同列車は、北海道胆振東部地震が発生した北海道の観光復興と地域活性化を目的に運行されました。各駅でのイベントもあり、お迎えムード一色で大いに賑わいましたが、反面、やはり結局話題性だけで、喜ぶのは管理者のような鉄道ファンが大半を占めます。

同列車が運行されることで、地方に莫大な収益をもたらすことはなく、逆にお出迎えイベントの際は手間が生じます。そこで金銭が発生するわけではなく、基本的にはボランティアですからね。

JR北海道の収益を上げるための列車ではないですが、北海道胆振東部地震の観光復興の目的だったとしても、甚大な被害を受けたエリアを中心に運行されるわけではありません。それは、同じ目的で運行された「風っこ そうや号」も同じです。観光復興・地域活性化の目的で走らせるのであれば、胆振や日高地方を中心として列車を走らせるべきなのです。

宗谷本線、釧網本線、石北本線等、運行ルートは北海道胆振東部地震で大きく影響を受けたエリアではありません。表向きは地震による観光復興・地域活性化ですが、実際は不採算路線を一時的に元気に・盛り上げるような感じで、北海道胆振東部地震を理由づけの1つとして出さなくても、正直に「不採算路線を一時的に盛り立てる一取り組み」のような感じで運行させた方が適していたと思います。

来年以降も設定されるのかは知りませんが、設定されるのであれば、道東方面で撮影してみたいです。乗るのは高くて無理です。


最後に、過去の記事へコメントありがとうございます。明日以降返信していきますので、よろしくお願いします。









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コメント
10869: by ハナ on 2021/10/21 at 23:30:42 (コメント編集)

狙いとしては九州のななつ星の様な事をイメージしたかったのでしょう。富裕層を取り込んで活性化を図ろうと。
しかしリピーターが無ければ活性化にはなりません。
確かに走行線区の景色や飲食で一時的には活性化されたかも。でも持続するだけのアピールが今一歩だと感じてます。九州が成果を上げてるのはターゲットが東京よりも東海、関西圏を上手く取り込んでる事でしょうね。
地理的条件や人口分布を見ても東京以北より断然有利ですし。

10870: by 管理人 on 2021/10/23 at 18:53:06

>>「ハナ」さん、コメントありがとうございます。

ななつ星は、コンセプトが明確で、外装からして金持ちしか乗れないようなオーラを感じますよね。

コロナ禍ということもあり、盛り上がりもイマイチでしたし、いかんせんななつ星から比べたら外装が安っぽいですよね。牽引機が黄色かったり、電源車が白かったりして。

そして、札幌は新幹線はまだ到達しておらず、札幌と東京もまだまだ飛行機を主に頼らざるを得ない状況です。ななつ星の場合は、九州まである程度新幹線が発達しているし、関西圏からの直通便も多く設定され、利用客を取り込みやすい環境でもありますよね。

こうした点が九州の方が断然有利です。元々北海道の車両ではないので、写真を撮るにも違和感を感じるんですよね。やはり、その場所で活躍する専用の車両を用意した方が写真で撮影するにも画になります。

比較するのも無理があると思いますが、専用の列車で定期的にツアーを組んだ方が認知度が高まります。北海道も九州などを参考に今後もこうした列車の運行を期待したいです。

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