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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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明日から倶知安駅は新ホームへ!!

函館本線の倶知安駅が北海道新幹線関連工事に伴い、ホームを移設して10月31日(日)から営業を開始します。これに伴い、10月30日及び翌31日の早朝・深夜における普通列車、ホーム切替に伴い、一部列車の行き先が変更になります。





管理者が把握している限りでは、行き先が変更になるのは上記の2本です。小樽6時13分発と16時52分発です。本日まで蘭越行きまたは長万部行きとなっていますが、両列車とも倶知安行きに変更されます。

倶知安以遠へ利用する場合、同駅で乗り換えが生じます。

小樽6時13分発の列車については、倶知安駅1番線に到着し、2番線の列車に乗り換える形となります。2番線に停車している列車の蘭越・長万部方の1両へ乗車する形です。小樽方の車両は小樽行きの列車のはずです。

小樽16時52分発の列車については、倶知安駅1番線に到着します。その頃、2番線には長万部から小樽へ向かう普通列車の発着があります。小樽行きの列車の出発後、18時26分頃に2番線に長万部行きの列車が到着し、乗り換える形となります。

かなり複雑になりますが、上記のJR北海道から発表された資料のとおり、ホームは1面2線構造ですが、1番線が長万部方で行き止まりとなっており、倶知安駅を跨いで直通する場合は2番線を使用するしかありません。これらの列車については、長万部方面から小樽へ向かう直通列車の発着を有する時間帯で被ってしまいます。そのため、一方の列車を1番線に到着させて分割した車両や再度列車を入線させて対応するしかないのです。


新ホームが明日から使用を開始するにしても、北海道新幹線が札幌まで延伸した場合、小樽~長万部間を引き続き存続した場合は赤字必須は間違いなく、現時点で将来的に廃止する案も出ています。仮に廃止になった場合、新ホームは短命に終わることになります。

管理者も昨冬以降、様子を確認していないので、近いうちに見に行きたいと思います。この時期の山線は季節の変わり目ということで風景も素晴らしいでしょう。









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コメント
10880: by 龍 on 2021/11/02 at 01:45:13 (コメント編集)

新ホームは旧ホームと比べて幅が結構狭いので、あまり長くホームに留まるのは避けた方がいいかもしれません。連絡通路も含めて本当に仮設という感じの簡素な作りです。そもそも倶知安町が並行在来線の存続に積極的ではないので、新幹線の開通(並行在来線の経営分離)まであと10年もてばいいということなのでしょう。旧ホームはというと、連絡通路が横切っていく部分以外は閉鎖されました。同じく役目を終えた跨線橋と共に2022年内に解体・撤去され、跡地は新幹線の高架駅に生まれ変わります。

国鉄時代の倶知安駅は函館本線と胆振線の接続駅で、特急「北海」や急行「ニセコ」・「らいでん」・「いぶり」をはじめとする優等列車が多数設定されていました。JR北海道になった後も、「C62ニセコ号」(運転区間がニセコ駅まで延長される前)や「SLニセコ号」が運転され、この駅で機関車の給炭・給水・機回しを行っていました。それらの光景ももう二度と見られなくなり、当時の面影も消えていくのでしょう。

10883: by 管理人 on 2021/11/03 at 22:35:03

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

ホームの写真を見ると、けっこう狭いですよね。本当に仮設ホームといったような感じで、列車の発着も多いわけではないので、かつてのような設備は不要で、最低限の設備だけに留められているような感じです。

小樽~長万部間の存廃について、今年度いっぱいまでに結論を出す予定だったはずです。かつては拠点駅として栄えましたが、特急が室蘭本線経由にされ、胆振線なども廃止されたことによって、駅構内がかつての面影を残すだけになってしまいました。

倶知安町も山線存続に意欲的ではありません。存続したところで赤字必須で自治体の負担は大きくなるだけなので、将来的には廃止の可能性が高いでしょう。新設されたホームも短命に終わりそうです。

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