fc2ブログ

プロフィール

管理人

Author:管理人
北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

<公式Facebook>


<公式Twitter>


<公式Instagram>

Amazon.co.jp(鉄道雑誌その他)

RSS

釧路配置のキハ261系1000番台も順次営業運転開始

釧路運輸車両所(釧クシ)にも一部が配置されるようになったキハ261系1000番台。

今年甲種輸送されて釧路入りした新車も順次営業運転を開始しています。







これらの車両は釧路運輸車両所(釧クシ)滞泊の際に組み替えられたのではなく、10月中にST-1120編成+ST-1220編成、ST-1121編成+ST-1221編成がそれぞれ試運転等を兼ねて札幌運転所(札サウ)へ回送されていたはずで、そこで組替えて順次営業運転を開始しているようです。

当初は札幌方ユニットのみ見られましたが、昨日釧路に行った際、特急「おおぞら5号」の釧路方に新車のユニットが連結されていたので撮影することができました。

札幌方ユニットで営業運転を開始した際、特急「おおぞら」のみで使用されるのか気になっていましたが、数日後には2枚目の写真のように、特急「とかち」でも使用されていました。

現行の運用体系では、特急「おおぞら」も特急「とかち」も同じ札幌運転所(札サウ)所属のキハ261系1000番台を使用しますが、原則として運用は特急「おおぞら」と特急「とかち」で分かれており、例えば特急「おおぞら」で2日間運用をこなした後、翌日から特急「とかち」の運用に入ることはありません。

釧路運輸車両所(釧クシ)と関係のない特急「とかち」の運用にも入っていることから、現在は釧路車もほかの札幌車と同様に共通で使用されているようです。但し、管理者は来春のダイヤ見直しを機に、札幌配置の7次車を全て釧路へ転出し、長年にわたって札幌と釧路の相互で運用が分かれていたり、キハ183系時代のように、号車によって札幌車と釧路車を混用させる編成から脱却し、全ての運用を釧路車とすることで、運用の自由度を上げる措置がとられるのではないかとみています。

なので、7次車充当の特急「とかち」も可能な限り撮影しているわけなのですが、果たしてどうなるか気になります。

現段階では、札幌に貸し出し状態の釧路車。理由はさまざまあると思いますが、その1つが先行して使用することで走行距離における車両の検査サイクルの調整があります。今回のように運用に入っているユニットもあれば、ST-1119編成+ST-1219編成のように全く音沙汰のないユニットもあります。こちらは来春のダイヤ見直し以降まで運用に入らないのかもしれませんね。

こうして調整することで、車両の検査時も別の車両で対応することが可能になるわけです。同じタイミングで3つも4つも営業運転を開始してしまえば、車両の検査のタイミングもほとんど一緒で予備車がなくなってしまう可能性がありますからね。


ということで、釧路に配備されたキハ261系1000番台が先行して営業運転に入りました。同じキハ261系1000番台が使用されているように見えても、管理者のような鉄オタからすれば、新車が充当されて、さらにそれに乗る機会があれば嬉しいわけです。自動車でも新車に乗れて気分が悪くなることはほとんどないですよね。

新車は屋根の煤の付着量が少なく、まだまだ綺麗な状態です。特急「おおぞら」・特急「とかち」の乗車する機会のある方は、巡り合えるといいですね。











↓ブログランキングにご協力お願いします↓


にほんブログ村


人気ブログランキング

鉄道コム
関連記事
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
10881:もし札幌7次車全てまで釧路に移したら・・・ by s-kamui on 2021/11/02 at 12:23:42

かえって釧路側が手狭になることも予想されます。中間車両に関してはともかく・・・。

当時としては当方も反対でしたが2017年の札幌5次車(一部3・4次車中間者含む)の大部分の函館転属は183系の一部や789系0台が札幌の各運転所に移管されたからこそ転属は簡単に出来たのでしょう。

来年まで、283置換する分だけ釧路に配置し引き続き札幌と釧路双方で賄うとも予想しますが、もし札幌7次車を釧路に移管するなら釧クシの容量確保、並びに蛇足では有りますが残るであろう1~4・5次車をリニューアルなどするようにして頂きたい物ですわ。

10884: by 管理人 on 2021/11/03 at 23:01:16

>>「s-kamui」さん、コメントありがとうございます。

管理者もそこだけが気になっており、特急用として最大30両強が今まで配置されていたわけですが、札幌の7次車を全て転属させればその時点で30両弱になります。容量を確保するには、「おおぞら」全てを釧路車で回すのは難しい点もあります。

おそらく次回も釧路配置になり、これで「おおぞら」投入分は完了になるはずです。今回は30両投入すると発表されていますよね。

この30両だけになるのか気になりますが、少なくとも増結用中間車は足りないので、札幌から何両かは回されるはずです。「とかち」は増結があまり必要なく、将来的に投入されるであろう石北特急も所定は4両で増結しても1両ぐらいです。

車両のリニューアルは実施されないはずです。キハ283系でさえ、グレードアップ指定席設置に伴って客室の扉の配色を変えたぐらいの小規模なものです。機器更新を除けば、789系やキハ261系の室内は年数を経ても古臭さを感じさせない不思議なもので、管理者はリニューアルは必要ないと思っています。荷だなの張り替えは定期的に行ってほしいぐらいです。

10900:在来車との連結 by 苗穂住民 on 2021/11/10 at 00:22:34

 こんばんは。

 在来車と連結して運転するのは、実際に問題なく運転できるかの確認かと思っていましたが、新製車両が定期運用に入る前なら、適宜定期運用に入れることによって走行距離に差を付けることができますね。検査時期が分散するので、検査が必要となる走行距離を走り切ることができます。

 新製~定期運用開始まで期間が少ない場合や、期間があってもダイヤ改正までは定期運用に投入できない場合は走行距離に差を付けづらいですし、定期運用になれば車両は休ませずに均等に使うでしょうから、これもまた差を付けづらいということになります。それらの場合は(勿体ないですが)前倒しして入場しているようです。検査が必要となる走行距離に達しなくても検査はできるので、前倒し入場によってその後の検査時期が重ならないようにしているようです。

 キハ283系を置き換えるキハ261系の投入は22両と発表されており、内訳は昨年度の4両と今年度の18両(うち8両は製造中)になると思います。先頭車ユニットは5組(20両)、中間車1300番台は2両ですので1300番台を他所から転属させ、釧路車は30両前後になると予想します。

10902: by 管理人 on 2021/11/10 at 21:14:34

>>「苗穂住民」さん、コメントありがとうございます。

走行距離をオーバーさせたりするとダメですが、検査周期の前倒しについては、特段規定はないはずです。

管理者は先行投入に際し、特急「おおぞら」のみで使用されると思っていましたが、特急「とかち」にも使用されており、走行距離で検査周期の分散や、この間に札幌所属車両の検査を実施したりできます。先行投入はさまざまなメリットがあります。

キハ283系の置き換えに際し、30両の追加投入ということがJR北海道から発表されていたはずです。増結用中間車はいずれにしても足りませんから、他部署から転属させて対応すると思います。車齢の差を走行距離で埋めるようなことが可能であれば、新しい車両を中心に釧路配置になると思います。

10930: by 龍 on 2021/11/25 at 00:38:20 (コメント編集)

キハ261系1000番台の8両(ST-1122/ST-1222編成とST-1123/ST-1223編成)が川崎車両(兵庫工場)から釧路運輸車両所へ発送されました。これで、キハ261系1000番台の2021年度の増備車は全て出揃い、2022年3月のダイヤ改正でキハ283系を置き換え、石勝線・根室本線の特急「おおぞら」・「とかち」をキハ261系1000番台に統一するための準備が整います。

また、川崎車両(兵庫工場)にはH100形が6両残っており、これが旭川運転所へ発送されれば2021年度の車両増備は全て終了となります。

10940: by 管理人 on 2021/11/29 at 23:03:26

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

キハ261系1000番台は、あとユニットのみの2編成ずつ計8両で増備が終わったと思います。来春以降で、キハ281系置き換え用として函館配置になると予想しています。今年度はあとはH100形だけですね。

石北本線の旭川~上川間はほとんどがH100形になりますが、そもそも本数が少ないのと、予備車両も現時点で豊富にあるはずなので、今回の投入数は多くないみたいですね。上川駅で線引きしているあたり、H100形が石北峠を越える可能性はしばらくなさそうですね。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

▼このエントリーにコメントを残す