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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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5年もの間、列車が来なくなった根室本線・落合駅

2016年に北海道を襲った台風の影響で根室本線の東鹿越~新得間では列車の運行ができないままです。

複数箇所で線路上に土砂が流入したことにより、それ以降、列車の運行ができずにバスによる代行輸送が続けられています。

列車が来なくなって5年が経過した根室本線の落合駅に先日行ってきました。



列車が来なくなっても駅舎の一部は活用されており、待合室はバスの待合所として残されています。日が暮れても灯りがついており、田舎町にとっては有難い存在の落合駅です。





但し、前回訪問した2年前には、列車が来なくてもホームに入ることができましたが、ホームへの通路及びドアは施錠されており、駅構内に入ることはできなくなっていました。





その代わり、新得方にある跨線橋から駅構内の様子を確認してきました。自然に還りつつありました。



撤去されていないレールは、草に埋もれ、もう何年かすると完全に見えなくなるかもしれませんね。



この先、次の駅は新得駅です。特急「おおぞら」と特急「とかち」が停車する駅につながっているのです。正確には長いトンネル内にある上落合信号場で石勝線と合流します。1日に何往復か新得方面へ向かう直通列車が設定されていたほか、一部は落合駅発着で富良野方面へ折り返す列車もありました。

今のところ、代行バス輸送が続いていますが、減便が実施されており、留萌本線の存廃について決着がつけば、次は根室本線の不通区間になるでしょう。東鹿越まで残すのか、富良野~東鹿越間を含めて存廃問題を協議していくのかは不明です。

廃線のような雰囲気ですが、いまだ現役のJR北海道の根室本線です。かつて石勝線が開通するまでは札幌から富良野を経由し、帯広方面を結ぶ主要ルートでしたが、石勝線が開業すると、ほぼ普通列車しか走らないローカル線然とした姿に変わりました。

JR北海道も以前まで地域振興等を兼ねて南富良野エリアにもさまざまな臨時列車を走らせてきましたが、結局不発に終わっています。金山~幾寅、落合~新得と、いわゆる県境のようなエリアが2ヶ所ありますから、景色は良くてもただ列車に乗って旅を楽しむ目的のためだけに列車を設定するには非常に難しいです。昨今はやはり、目的地にもある程度楽しめる観光地でなければ利用客獲得は原則として難しいですよね。

記憶にある限りでは、かつてノロッコ号も設定したことがあったはずですが、それですら不発に終わっていたはずです。上記の理由のほかにも、やはり険しい峠を越えて向こうの新得まで行くという抵抗感も少なからずあると思います。もちろん富良野側へ帰って来れるダイヤになっていますが、やはり帰って来れなくなる抵抗感みたいなものは管理者でも感じますよ。

そうした路線でも、かつては主要ルートだったからこそ、経由せざるを得ない理由から、そうした状況でも列車が不通前に比べて多く行き来していたわけなんですけどね。

紅葉は綺麗でしたが、列車が来ない分、寂しさを感じる駅でした。皆さんも機会があったら行ってみてくださいね。













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コメント
10886: by ナナッシー on 2021/11/05 at 21:13:44

こんばんは
上落合信号場は今現在2番線の信号機にバツ印が示されているので、根室本線富良野〜上落合信号場が廃止になれば交換設備及び信号機が撤去されると思われます。
上落合信号場の前後に串内信号場と新狩勝信号場がありますので問題は無いでしょう。

10888: by 龍 on 2021/11/05 at 23:46:05 (コメント編集)

実はこの周辺地域にも地域高規格道路の計画があります。「旭川十勝道路」という名称で、旭川市で道央自動車道から分岐し、東神楽町・美瑛町・上富良野町・中富良野町・富良野市・南富良野町を経由して占冠村で道東自動車道に合流する、というものです。つまり、事実上富良野線(旭川〜富良野間)と根室本線(富良野〜上落合信号場〜新得間)に並行して建設されます。

このうち、富良野市内の区間が「富良野道路」として2018年に開通しており、現在も旭川市〜東神楽町間が「旭川東神楽道路」、中富良野町〜富良野市間が「富良野北道路」として着工されています。旭川市側の起点は、道央自動車道の旭川北ICです。

10889:「ほっぽや号」で・・。 by 天寧 on 2021/11/06 at 11:56:43 (コメント編集)

こんにちは。
落合駅には1999年7月に「ほっぽや号」で来たことがあります。
キハ12風に改造したキハ40、あれはいただけなかった。
折り返しだったので3番線に入線しました。
貴重な体験だったかも・・。

それにしても自然に還ってますねぇ。
士幌線の末端部分を思い出してしまいます。

落合~上落合信号場間に乗ったのはいつだったかと振り返ってみましたが、1995年1月でした。
もう二度と乗れないでしょうねぇ。

10891: by スーパー白鳥98号 on 2021/11/07 at 15:08:26

私もノロッコ号で根室本線の不通区間が不通になる前に来たことがあり、幾寅駅までしか行かなかったのですが、鉄道員仕様のヨンマルを見ることができて嬉しかったのを覚えています。もう一度今度は普通列車でまた幾寅駅を訪れようと思ったのですが、不通になってしまい、行けていないです。バスも本数が非常に少なく、不通になる前よりも富良野~新得の本数が削減されたために不通区間に列車で行くのは難しくなったようにも思えます。写真を見るとかつてキハ82がそこを通っていたのかも疑問に思う程自然に戻りつつある状況です。路線が減っていくのはただただ寂しさを感じます。

10893: by 管理人 on 2021/11/08 at 21:17:04

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

情報ありがとうございます。

上落合信号場は、石勝線や根室本線でも数少ないトンネル内に設けられている信号場です。石勝線と根室本線との分岐点ですよね。

管理者も記憶にある限りではかつても交換列車は少なく、例えば、富良野方面から合流する際の待避や、減速前の特急「スーパーおおぞら12号」と特急「スーパーとかち7号」が交換を実施していたぐらいです。元々信号場の設置も多くてそれが分散されていますが、交換設備としての使用頻度は少なかったと思います。

富良野~上落合信号場間が廃止されれば、前後にも信号場があるので廃止しても問題はなさそうです。メンテナンス等のために長いトンネル内を移動したりする手間を考えれば廃止はやむを得ないと思います。

10894: by 管理人 on 2021/11/08 at 21:29:27

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

富良野道路は、記憶にある限り現在は南は布部あたりまで開通しているはずです。北は北の峰でしたっけ??将来的に旭川から占冠まで開通するのかどうか知りませんが、開通したら根室本線はさらに不要になってしまいそうです。

現在は無料通行区間として開通しており、富良野市街地から少し離れていますが、それでもバイパス効果は大きく、所要時間短縮に大きく貢献しています。富良野から南は金山あたりまでが車の往来が比較的多いですから、無料通行区間ということもあって移動に大きく貢献しそうです。

これ以降の延伸については管理者は知りませんが、高速道路を推進している状況下では、鉄道の衰退は待ったなしです。いずれこうやって鉄道がさらに窮地に追いやられていくのだと思います。

10895: by 管理人 on 2021/11/08 at 21:35:00

>>「天寧」さん、コメントありがとうございます。

狩勝峠を越えて通勤・通学する人間はほとんどいないでしょう。利用の主軸は観光客で、それで長年支えられてきたのだと思います。数時間に1本のローカル気動車でれば、車内はほぼ満席だったようです。

士幌線も末端は復活することなく廃止されたようですね。管理者の生まれる前です。Wikipediaでは、十勝三股もそこまで過疎化している様子ではないのですが、現在グーグルマップのストリートビューを見たら納得します。現在はノースライナーみくに号が十勝三股・層雲峡経由でその代替を担っているようです。1日1往復で代替が利くとは何とも寂しい限りです。

10897: by 管理人 on 2021/11/08 at 21:56:05

>>「スーパー白鳥98号」さん、コメントありがとうございます。

今年の3月のダイヤ見直しでさらにバスの本数が減っていたはずです。列車の本数も減っていたと思います。峠を越えて通勤・通学する人間は基本的におらず、専ら旅行者が主な利用者なんですよね。

後日紹介しますが、ぽっぽや号も中に入ることができ、カットボディで展示されているのが少々残念です。できれば、1両まるまる保存してほしかったです。車体は少々劣化が進んでいました。

北海道の場合、鉄道は産業とともに発展し、路線によっては、短絡を目的として途中専ら閑散とした区間をゆく路線もあるので、廃止がやむを得ない場合もありますよね。

10903: by 幾品川 on 2021/11/13 at 17:47:11

7枚目の写真を見て、左側へ別れる旧線跡に視線が向かってしまう世代の者です。
2016年の台風では旧線跡も路盤流出や橋梁崩壊などの大打撃を受けました。
旧線時代に十勝方面へ向かう列車は、ここで後補機を連結し、狩勝峠へ挑んでいたことを昨日のことのように思い出すのですが、すでに50数年経っているのですね。

10906: by 管理人 on 2021/11/17 at 22:28:14

>>「幾品川」さん、コメントありがとうございます。

昔は狩勝峠に挑むため、機関車を連結する駅だったと聞いています。なので、それなりに規模が大きく、旅客営業以外でも大きな役割を果たしていた拠点だったようですね。

2016年の台風で大打撃を受けました。ネット上で画像を探していると、不通区間の踏切もほぼ撤去されている箇所もあるようで、現役路線ながら、復旧は困難な状況です。留萌本線の存廃問題に決着がつけば、次は根室本線の不通区間だと思います。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

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