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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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映画のロケ地として使用された幾寅駅とぽっぽや号の今

先日、南富良野へ行ってきました。

その拠点でもあり、ぽっぽや号が保存されている幾寅駅へ。映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地としても名高い場所です。









駅前は映画のセットがずらりと並んでいます。駅舎も「幾寅駅」ではなく、「幌舞駅」となっているのもポイント。







駅舎内は高倉健ワールドです!!思わず「健さーん!!」って叫びたくなります。





観光効果というか、先日紹介した1つ隣の落合駅に比べて、駅ホームが雑草で埋もれることはなく、今にも列車がやってきそうな雰囲気が維持されていました。定期的に管理されているのかは不明です。









映画のロケで実際に使用されたぽっぽや号。「キハ40‐764」です。

映画撮影終了後は旭川運転所(旭アサ)に配置されました。元々改造前は釧路運輸車両所(釧クシ)に所属していたようです。「ぽっぽや号」として観光目的で臨時列車として使用され、晩年は石北本線のローカル運用でも使用されたようです。後に保留車となり、2005年に廃車され、廃車後は車体を切断し、その半分が幾寅駅前に保存されています。

比較的綺麗な状態を維持していましたが、だるま食堂セット側は少しお疲れ気味でした。







実は車内にも入ることができ、映画「鉄道員」の出演者のサイン色紙などが展示されています。

幾寅駅は、現在は2016年に道内を襲った台風の影響で長期間不通で、列車が通らない旅客駅として存続しています。長期不通になるまでは、南富良野町の中核駅であり、普通列車はもちろん、快速「狩勝」も停車していました。かつては急行「狩勝」の停車駅でもあったようです。根室本線の富良野~新得間では、一番規模の大きな駅だと思います。

仮に、長期不通区間で復旧を断念しても、映画のロケ地として名高い幾寅駅については、線路などが撤去されるだけで、駅舎や駅周辺の施設のそのほとんどが残ると思われます。ここまで長期不通が続いていると、もはや復旧するのは奇跡に近いと思いますが、春夏秋冬で大自然の風景が楽しめる南富良野へ行く際は、ぜひ一度寄ってみてくださいね。











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コメント
11048:復旧断念が事実上決定 by 龍 on 2022/01/28 at 23:15:15 (コメント編集)

2022年1月28日、富良野市・南富良野町・占冠村・新得町が根室本線の東鹿越駅〜上落合信号場間の復旧断念と富良野駅〜新得駅間のバス転換の受け入れを事実上決定しました。2月から各市町村で住民説明会を開催する予定です。

11056: by 管理人 on 2022/01/29 at 22:50:19

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

そうなることはわかっていましたよね。まん延防止終了後に住民説明会を開く予定のようですね。

おそらく上落合信号場も信号場としての機能を廃止するのではないかと予想しています。

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